205_川畑

今日これからのテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日これからのテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、日足の一目均衡表の転換線をサポートとして反発。目先は雲の上限を突破できるか注目です。


(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは12/8の14:20現在)


○上値目処について
冒頭で触れた日足の一目均衡表の雲上限(113.376円)を突破すると、調整一巡との見方から反発局面入りとなる可能性が高まります。ボリンジャーバンド+2シグマ(113.887円)を押し上げる陽線が出現するようならば、今年春以降のレンジ上限である114円台半ば-後半突破が次のテーマとなるでしょう。

○下値目処について
日足の一目均衡表の基準線(112.787円)や転換線(112.159円)を割るようならば、先月に続いて雲下限(110.883円)割れを試す事となりそうです。なお、すぐ下には110円ちょうどの心理的節目や、9/8安値107.318円-1/6高値114.732円の上げ幅61.8%押し(110.150円)もあり、こちらも注目です。

○上値目処
113.376円(日足の一目均衡表の雲上限)
113.887円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.732円(11/6高値)
115.503円(3/10高値)
115.977円(16年1月安値)
116.094円(月足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
112.956円(10/31安値)
112.787円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
112.647円(6日線)
112.598円(13週線)
112.352円(20日線)
112.334円(52週線)
112.308円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.159円(日足の一目均衡表の転換線)
112.109円(75日線)
111.668円(200日線)
111.657円(26週線)
111.274円(月足の一目均衡表の基準線)
111.068円(11/23安値)
111.025円(月足の一目均衡表の転換線、週足の一目均衡表の基準線)
110.883円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.817円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.150円(9/8安値107.318円-1/6高値114.732円の上げ幅61.8%押し)

今夜から明朝の注目材料は? ブログ

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、111.30-60円レベルでもみ合いとなりました。北朝鮮が「新ミサイルは米国の全体が射程」などと発言しましたが、日経平均が堅調に推移した事もあり、反応は限定的でした。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/29(水)
18:30  10月英消費者信用残高
19:00  11月ユーロ圏消費者信頼感・確報
19:00  コンスタンシオECB副総裁、講演
22:00☆11月独消費者物価指数・速報
22:30  米7-9月期GDP・改定
22:30  ダドリー米NY連銀総裁、講演
23:00  カーニーBOE総裁、講演
23:45  ラムスデンBOE副総裁、講演
24:00  10月米中古住宅販売保留件数指数
24:00  イエレン米FRB議長、議会証言
24:30  米EIA週間原油在庫統計
26:00  バイトマン独連銀総裁、講演
27:50  ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
28:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)

11/30(木)
09:30  豪10月住宅建設許可
10:00☆中国11月製造業PMI
10:00  中国11月非製造業PMI
※☆は特に注目の材料

本日は複数の経済イベントがあるものの、米税制改革案の上院での採決が早ければ明日にも行われる見通しである事から、この後は動きづらい展開が見込まれます。ただし、北朝鮮がミサイル発射を強行した事に対する米政府の反応には要注意です。

なお、ドイツで11月消費者物価指数・速報が発表されます。市場予想は前年比+1.7%と前月(+1.6%)より伸びが加速する見通しです。明日ユーロ圏で発表されるインフレ指標の前哨戦として注目です。
 
今日のテクニカル見通し:ポンド/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ポンド/円

ポンド/円相場は、本稿執筆時点では、8月と11月高値を天井とするレジスタンスと、10月と11月安値を結ぶサポートで、三角もち合いを形成しているように見えます。上下の線が交差するアペックスに至るまであと半年近くあります。教科書的には三角もち合いの3/4を過ぎるとアペックスに向かうとされていますので、それまでブレイクするか注目です。

さて、「どちらにブレイクしそうか」という点で考えると、もち合いはトレンド休止のサインと考えるならば、上方向へのブレイクに分がありそうです。ただ、三角形は下抜けを示唆する「ディセンディング・トライアングル」であるため、上下ブレイクを待ってから動いても遅くはなさそうです。


(上記ポンド/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは11/29の11:12現在)

○上値目処について
ボリンジャーバンドの上下の幅が狭くなる中、バンド+2シグマ(150.078円)を押し上げる陽線が出現するようならば、上昇トレンド発生の可能性があります。その際は三角もち合い上限(151.10円台)突破に期待が掛かりそうです。

○下値目処について
ボリンジャーバンド-2シグマ(147.800円)も気になりますが、焦点は三角もち合い下限(146.90円台)でしょう。割り込むようならば下落トレンド入りの可能性が高まります。

○上値目処
149.410円(週足の一目均衡表の転換線)
149.442円(日足の一目均衡表の基準線)
149.735円(日足の一目均衡表の雲上限)
150.078円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
150.731円(15年6月高値195.883-16年10月安値122.821円の下げ幅38.2%戻し)
151.10円台(三角もち合い上限)
151.920円(11/1高値)
152.857円(9/21高値)

○下値目処
148.939円(20日線)
148.794円(13週線)
148.431円(6日線)
148.168円(日足の一目均衡表の転換線)
147.800円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
147.451円(75日線)
146.964円(11/28安値)
146.90円台(三角もち合い下限)
146.119円(26週線)
146.085円(日足の一目均衡表の雲下限)
今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

前回11月16日のときは、ネックライン下抜けでH&Sの完成が間近と見ていましたが、その後は1.15ドル台半ばで下げ渋り。直近高値(10/12に付けた1.18796ドル)や日足の一目均衡表の雲上限を突破すると、27日に1.1960ドル台まで再び上昇している事から、H&Sは完成する事無くフェードアウトしそうです。目先は上値試し再開となるか、27日高値を巡る攻防の行方に注目です。


(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは11/28の10:43現在)


○上値目処について
冒頭で触れた11/27高値(1.19610ドル)を突破すると、8月から9月にかけて上値を抑えた1.21ドル台乗せを再び試す事となりそうです。なお、その間は主だった目標値が見当らないため、心理的節目の1.20ドルちょうどが機能するか注目です。


○下値目処について
6日線(1.18568ドル)を割り込み、線の向きが下向に変わるようならば、上値模索の動きはいったん終了する可能性があります。週足の一目均衡表の転換線や日足の一目均衡表の基準線(共に1.17576ドル)、20日線(1.17330ドル)が位置する1.17ドル台前半-半ばを割るようならば、先月の下押し局面でサポートとなった週足の一目均衡表の基準線(1.16055ドル)のサポート力が再び試されそうです。

○上値目処
1.19560ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.19610ドル(11/27高値)
1.20922ドル(9/8高値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)

○下値目処
1.18796ドル(10/12高値)
1.18772ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.18596ドル(11/15安値)
1.18568ドル(6日線)
1.18371ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.18260ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.18136ドル(13週線)
1.18050ドル(75日線)
1.17576ドル(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
1.17330ドル(20日線)
1.16922ドル(26週線)
1.16577ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.16055ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.15737ドル(10/27安値)
1.15541ドル(11/7安値)
1.15100ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は失速となりました。朝方に111.60円台まで値を上げるも、その後は日経平均が軟調に推移する中で111.30円台まで押し戻されています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/27(月)
24:00  10月米新築住宅販売件数
25:30  米2年債入札(260億ドル)
27:00  米5年債入札(340億ドル)
※☆は特に注目の材料

前週末の米株式市場は、米年末商戦への期待を背景に堅調に推移しました。本日も目玉となる材料が見当らない中、欧米市場でも株価を眺める事となりそうです。その他、本日より審議が再開される、米上院での税制改革議論の進展の度合いにも注目です。
今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

前週のドル/円は週足の一目均衡表の基準線で下げ渋りました。日足・週足共に雲の中に位置しており、ちょうど攻防の分岐点に立っていると考えられます。こうした中で反発基調に持ち込めるか、移動平均線が複数集まる111.70円レベルや、週足の一目均衡表の雲上限をクリアできるか注目です。


(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは11/27の11:10現在)

○下値目処について
冒頭で触れた週足の一目均衡表の基準線(111.025円)に注目です。すぐ下にボリンジャーバンド-2シグマ(110.969円)もあり、割り込むようならば下押し再開の公算です。その場合、110円ちょうどの心理的節目に近い、9/8安値107.318円-1/6高値114.732円の上げ幅61.8%押し(110.150円)水準が機能するか注目です。

○上値目処について
111.70円台に200日線(111.708円)や6日線(111.735円)、75日線(111.770円)があり、密集しています。まずはこの辺りをクリアできるかが鍵です。次は週足の一目均衡表の雲上限(112.323円)であり、この辺りを超えられれば調整一服との見方が浮上して日足の一目均衡表の雲上限(112.713円)突破に期待が掛かりそうです。

○下値目処
111.410円(月足の一目均衡表の転換線)
111.274円(月足の一目均衡表の基準線)
111.068円(11/23安値)
111.025円(週足の一目均衡表の基準線)
110.969円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.709円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.150円(9/8安値107.318円-1/6高値114.732円の上げ幅61.8%押し)
109.541円(9/15安値)
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)

○上値目処
111.512円(26週線)
111.708円(200日線)
111.735円(6日線)
111.770円(75日線)
112.116円(13週線)
112.281円(日足の一目均衡表の転換線)
112.323円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.356円(52週線)
112.713円(日足の一目均衡表の雲上限)
112.900円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
112.956円(10/31安値)
112.999円(20日線)
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均がプラス圏を回復する中で111.50円台まで持ち直したとはいえ、値幅はわずか30銭程度に留まりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/24(金)
18:00  独11月Ifo景況感指数
21:30  コンスタンシオECB副総裁、講演
27:15  クーレECB理事、講演
未 定☆S&P、ムーディーズによる南ア格付け見直し
※☆は特に注目の材料

週末である上に米国が感謝祭明けである事から、突発的な材料が出ない限りドル/円は引き続きこう着した展開が見込まれます。

また、格付け会社S&Pとムーディーズが南アフリカの格付けを見直す予定です。今年4月にフィッチが同国債の格付けを投機的水準に引き下げており、両社が追随するか焦点です。仮に両社が格下げすると、世界国債インデックス(WGBI)から除外される事となります。それにより機関投資家からの南ア国債売りが出て一段のランド安を招く可能性があり、注意が必要です。
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は112.10円前後まで小幅安となりました。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の発言がややハト派的と受け止められた事や、本邦祝日前のポジション調整などが重しとなった様子です。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/22(水)
22:30☆米10月耐久財受注
22:30☆米新規失業保険申請件数
24:00  ユーロ圏11月消費者信頼感・速報
24:00  米11月ミシガン大消費者信頼感指数・確報
28:00☆米FOMC議事録(10月31-11月1日分)
※☆は特に注目の材料

本日は複数の経済イベントがあるものの、米感謝祭前という事もあり、事前予想から大きくかい離しない限り相場を動かす材料になりにくいかもしれません。ロンドンフィキシング(25時)を通過すると、こう着した展開となる事も考えられます。
今日これからのテクニカル見通し:ランド/円 ブログ

今日これからのテクニカル見通し:ランド/円

ランド/円は今月13日に7.70円台の安値を見た後で自立反発するも、日足の一目均衡表の基準線を前に伸び悩み。転換線を再び割ってしまうようならば、下値模索が再開する可能性があります。


(上記ランド/円週足のG.comチャートは11/22の13:06現在)


(上記ランド/円日足の外貨ネクストネオのチャートは11/22の13:02現在)

○下値目処について
16年4月高値(7.770円)が下値支持となっていますが。、割ると雲下限(7.617円)が視野に入りそうです。ちょうど、この水準は16年安値-17年高値の1/2押しの水準でもあり、下げ止まらないようならば61.8%押しの水準(7.299円)に向けた一段安も考えられます。

○上値目処について
日足の一目均衡表の基準線(8.082円)がポイントです。突破すると、以前の三角もち合いの下限が(8.20円手前)が見えてきます。超えることが出来れば、目先の下値模索の動きが一服することが予想され、8.30円前後にある雲上限に向けた続伸もあるでしょう。
今夜から明朝の注目材料は? ブログ

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、方向感が定まりませんでした。独連立協議の決裂によるユーロ/円の下げに連れて111.80円台まで下押した後、仲値公示に絡んだドル買いにより112.20円前後まで切り返すも、いずれも一時的でした。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/20(月)
20:45  ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
21:15  ラウテンシュレーガーECB理事、講演
23:00  ドラギECB総裁、講演
23:15  コンスタンシオECB副総裁、講演
24:00  10月米景気先行指数
--:--  NAFTA再交渉の第5回会合(-21日)

11/21(火)
09:30  RBA議事録
※☆は特に注目の材料本日も米国で目玉となる材料が見当りません。また、前週末に材料視されたロシア関連疑惑(ロシアゲート)や米税制法案の上院通過は困難との見方についても、今に始まったことではないため、材料としてやや新味に欠けます。こうした中、ドル/円は米長期金利や欧米株価などを眺めつつ方向感を模索する事となりそうです。

なおユーロについては、独連立協議の決裂に対する欧州勢の反応に注目です。