昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/20 水)
----------9/19ドル円相場概況--------------------- OP 111.455HI 111.882LO 111.202CL 111.598 東京市場は、衆院解散・総選挙の思惑もあって円売りが先行。日経平均の上げ幅が400円を超えた午後には111.882円まで上値を伸ばして7月26日以来の高値を付けた。欧州市場に入ると、米長期金利が低下する中、111円台前半へと軟化。NY市場に入りトランプ大統領の過激発言が伝わると111.202円までげらくした。しかし、減税への期待などから米国株が値上がりする中、米長期金利も上昇。つれてドル円も111.80円台に値を戻した。とはいえ、FOMCを前に一方的なドル買いに傾く事もなく、買い一巡後は111.50円前後に落ち着いた。 -----------9/19主な出来事----------------------------10:30 RBA議事録・家計債務の高リスクと低インフレのバランスをとる必要がある・豪ドルの上昇は米ドル安が背景・雇用は堅調な伸びを見込む・豪ドルのさらなる上昇は経済成長やインフレを鈍化させる・金利据え置き、成長・インフレ目標に整合的・中国の経済は予想以上に力強いが、高債務は脅威・鉱業以外の投資見込みも改善。公共インフラ投資は力強い 18:00 (独) 9月ZEW景気期待指数 17.0前回10.0 予想12.0 18:00 (ユーロ圏) 9月ZEW景気期待指数 31.7前回29.3 18:00 (ユーロ圏) 7月建設支出 (前月比) +0.2%前回-0.5%→+0.2% 21:30 (米) 8月住宅着工件数 118.0万件 前回115.5万件→119.0万件予想117.4万件 21:30 (米) 8月建設許可件数 130.0万件前回122.3万件→123.0万件予想122.0万件 21:30 (米) 4-6月期経常収支 -1231億USD 前回-1168億USD→-1135億USD予想-1160億USD 21:30 (米) 8月輸入物価指数 (前月比) +0.6%前回+0.1%→-0.1%予想+0.4% 23:08 トランプ米大統領・北朝鮮が挑発をやめなければ「完全に破壊」せざるを得なくなる可能性も・『ロケットマン(金正恩氏)』は、自身および自身の体制に対する自爆任務に就いている ------------9/19株式・債券・商品---------------------- ------------9/20きょうの注目材料---------------------- <国内>08:50 8月貿易統計 <海外>07:45 4-6月期NZ経常収支15:00 8月独生産者物価指数17:00 8月南アフリカ消費者物価指数17:30 8月英小売売上高指数23:00 8月米中古住宅販売件数23:30 EIA週間在庫統計27:00 米FOMC政策金利発表27:00 FOMC、経済・金利見通し発表27:30 イエレン米FRB議長、会見 ------------9/20きょうのひとこと---------------------- いよいよきょうはFOMCです。B/S縮小はほぼ確定的であり、焦点は12月利上げという事になりそうです。12月利上げの可能性を巡っては、インフレ見通しもさることながら、金利見通し(政策金利予測分布)が本命でしょう。現状、12月の利上げ確率は5-6割で、市場はいわば「半信半疑」の状態です。それだけに、どちらに転んでも(12月利上げあり/なし)、大きな相場変動に見舞われる可能性が高いのかもしれません。 本日もよろしくお願いいたします。