203_神田

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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/20 水)

WS001101.JPG  
 
----------9/19ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.455
HI 111.882
LO 111.202
CL 111.598
 
東京市場は、衆院解散・総選挙の思惑もあって円売りが先行。日経平均の上げ幅が400円を超えた午後には111.882円まで上値を伸ばして7月26日以来の高値を付けた。欧州市場に入ると、米長期金利が低下する中、111円台前半へと軟化。NY市場に入りトランプ大統領の過激発言が伝わると111.202円までげらくした。しかし、減税への期待などから米国株が値上がりする中、米長期金利も上昇。つれてドル円も111.80円台に値を戻した。とはいえ、FOMCを前に一方的なドル買いに傾く事もなく、買い一巡後は111.50円前後に落ち着いた。
 
-----------9/19主な出来事----------------------------
10:30 RBA議事録
・家計債務の高リスクと低インフレのバランスをとる必要がある
・豪ドルの上昇は米ドル安が背景
・雇用は堅調な伸びを見込む
・豪ドルのさらなる上昇は経済成長やインフレを鈍化させる
・金利据え置き、成長・インフレ目標に整合的
・中国の経済は予想以上に力強いが、高債務は脅威
・鉱業以外の投資見込みも改善。公共インフラ投資は力強い
 
18:00 (独) 9月ZEW景気期待指数 17.0
前回10.0 
予想12.0
  
18:00 (ユーロ圏) 9月ZEW景気期待指数 31.7
前回29.3   
 
18:00 (ユーロ圏) 7月建設支出 (前月比) +0.2%
前回-0.5%→+0.2%
 
21:30 (米) 8月住宅着工件数 118.0万件 
前回115.5万件→119.0万件
予想117.4万件 
 
21:30 (米) 8月建設許可件数 130.0万件
前回122.3万件→123.0万件
予想122.0万件  
 
21:30 (米) 4-6月期経常収支 -1231億USD 
前回-1168億USD→-1135億USD
予想-1160億USD 
 
21:30 (米) 8月輸入物価指数 (前月比)  +0.6%
前回+0.1%→-0.1%
予想+0.4% 
 
23:08 トランプ米大統領
・北朝鮮が挑発をやめなければ「完全に破壊」せざるを得なくなる可能性も
・『ロケットマン(金正恩氏)』は、自身および自身の体制に対する自爆任務に就いている
 
 
------------9/19株式・債券・商品----------------------
WS001100.JPG 
------------9/20きょうの注目材料----------------------
 
<国内>
08:50    8月貿易統計
 
<海外>
07:45    4-6月期NZ経常収支
15:00    8月独生産者物価指数
17:00    8月南アフリカ消費者物価指数
17:30    8月英小売売上高指数
23:00    8月米中古住宅販売件数
23:30    EIA週間在庫統計
27:00    米FOMC政策金利発表
27:00    FOMC、経済・金利見通し発表
27:30    イエレン米FRB議長、会見
 
------------9/20きょうのひとこと----------------------
 
いよいよきょうはFOMCです。B/S縮小はほぼ確定的であり、焦点は12月利上げという事になりそうです。12月利上げの可能性を巡っては、インフレ見通しもさることながら、金利見通し(政策金利予測分布)が本命でしょう。現状、12月の利上げ確率は5-6割で、市場はいわば「半信半疑」の状態です。それだけに、どちらに転んでも(12月利上げあり/なし)、大きな相場変動に見舞われる可能性が高いのかもしれません。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
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今夜から明朝の注目材料は?9/19

 東京市場のドル/円は先週来の上昇基調が継続。日経平均が400円前後の大幅高となる中、111.80円台まで上昇して7月26日以来の高値を付けました。欧米市場の展開が気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
 
9/19(火)
17:00   ユーロ圏7月経常収支
18:00   ユーロ圏7月建設支出
18:00☆ 独9月ZEW景況感指数
18:00   ユーロ圏9月ZEW景況感指数
21:30   カナダ7月製造業出荷
21:30   米4-6月期経常収支
21:30☆ 米8月住宅着工件数
21:30   米8月建設許可件数
21:30   米8月輸入物価指数
未定  NZフォンテラ乳製品電子入札
 
9/20(水)
07:45  NZ4-6月期経常収支
08:50  日本8月貿易収支 
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜の米経済指標は、格落ち感が否めません。もっともそれは、足元のドル高の流れを遮る手掛りにもなりにくいという事でしょう。明日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策発表を行う事もあって、このまま一方的に上昇する展開は考えにくいものの、欧米株式市場が崩れなければ、底堅さは維持する公算です。
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/19 火)

WS001092.JPG  
 ----------9/18ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.123
HI 111.661
LO 110.999
CL 111.577
 
東京市場は、敬老の日で休場とあってやや動意を欠いたが、オープンから111円台を回復するなど堅調に推移した。安倍首相が28日の臨時国会冒頭にも衆院を解散する方針を固めたとの報道が(自民圧勝観測による)円売りを誘ったとの見方も。欧州市場は英長期金利の上昇につれて米長期金利も上昇したため111.40円台へと続伸。NY市場では、株高・債券安(金利上昇)の流れに乗って111.661円まで上値を伸ばした。FOMCがタカ派化するとの観測もあった模様。
 
-----------9/18主な出来事----------------------------
 
18:00 (ユーロ圏) 8月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5%
前回+1.5%→+1.3%
予想+1.5%  
 
21:30 (加) 7月国際証券取引高 +239.5億CAD
前回-9.2億CAD→-8.6億CAD
 
23:00 (米) 9月NAHB住宅市場指数 64
前回68→67
予想67  
 
24:00 カーニーBOE総裁
「BOEは今後数カ月でいくぶん引き締めが必要になる公算」「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう」「見通しに著しいリスクがある」
 
29:00 (米) 7月対米証券投資 +13億USD 
前回+344億USD 
 
------------9/18株式・債券・商品----------------------
WS001091.JPG 
------------9/19きょうの注目材料----------------------
<国内>
特になし
 
<海外>
10:30    4-6月期豪住宅価格指数
10:30    9月RBA理事会議事要旨
17:00    7月ユーロ圏経常収支
18:00    7月ユーロ圏建設支出
18:00    9月独ZEW景況感指数
18:00    9月ユーロ圏ZEW景況感指数
21:30    7月カナダ製造業出荷
21:30    4?6月期米経常収支
21:30    8月米住宅着工件数
21:30    8月米建設許可件数
21:30    8月米輸入物価指数
 
------------9/19きょうのひとこと----------------------
 
きょうから明日にかけて行われるFOMCを前に12月利上げの確率が上昇しています(織り込み度合いは1週間前の41.3%から56.9%まで上昇)。今回のFOMCでは、バランスシートの縮小を正式に発表した上で、12月利上げの見通しを維持するとの見方がじわりと優勢になってきたようです。先週発表された米8月消費者物価指数の上ブレも影響している模様です。もっとも、明日の正式発表を前に利上げ確率がボーダーラインの6割を超えて続伸する事は考えにくく、金融市場には次第に「FOMC待ち」のムードが広がりそうです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
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15日のドル円相場ときょうのひとこと(9/18 月)

0915.PNG  
 
 ----------9/15ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.234
HI 111.334
LO 109.541
CL 110.842
 
東京市場は、北朝鮮のミサイル発射を受けて109.541まで急落したが、前回と同じくコース(のちに飛行距離が前回より長かったことが判明したが)であった事などから深刻視されず、条件反射的なドル売り円買いが一巡すると早々に発射前の水準に持ち直した。午後に入ると株高の流れに乗って110.70円台まで上昇した。欧州市場でも、ロンドンの地下鉄テロ騒動には動じる事なく続伸。ブリハ英MPC委員のタカ派発言を受けてポンド円が急伸した事もあって111.334円まで円売り主導で上昇した。NY市場では小売売上高が予想外に減少した事で111円台を割り込み110.60円前後まで反落。その後も鉱工業生産が予想に反して減少したが、指標の悪化はハリケーンによる一時的ものとの見方もあってドル売りは続かなかった。その後は、米国株が上昇する中、111円台に戻したが、週末らしく買い戻しも続かず110.80円台で取引を終えた。
 
-----------9/15主な出来事----------------------------
 
07:01 北朝鮮がミサイルを発射-NHK
 
16:44 ロンドン西部の地下鉄で爆発
 
17:50 ブリハ英MPC委員
「今後数カ月以内に利上げが必要となる可能性」
 
18:00(ユーロ圏) 7月貿易収支(季調前)+232億EUR
前回+266億EUR
 
21:30(米) 9月NY連銀製造業景況指数24.40
前回25.20
予想18.00
 
21:30(米) 8月小売売上高 (前月比)-0.2%
前回+0.6%→+0.3%
予想+0.1%
 
(米) 8月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%
前回+0.5%→+0.4%
予想+0.5%
 
 
22:15(米) 8月鉱工業生産 (前月比)-0.9%
前回+0.2%→+0.4%
予想+0.1%
 
22:15(米) 8月設備稼働率76.1%
前回76.7%→76.9%
予想76.7%
 
23:00(米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報95.3
前回96.8
予想95.0
 
23:00(米) 7月企業在庫 (前月比)+0.2%
前回+0.5%
予想+0.2%
 
------------9/15株式・債券・商品----------------------
 
日経平均 19909.50 +102.06
英FT100  7215.47  -79.92  
独DAX   12518.81  -21.64  
NYダウ  22268.34 +64.86
 
日10年債利回り:0.015%  -0.020
独10年債利回り:0.433% +0.020
英10年債利回り:1.309% +0.079
米 2年債利回り:1.380% +0.019
米10年債利回り:2.202% +0.018
 
NY原油 49.89ドル ±0.00
NY金 1325.20ドル -4.10
 
------------9/18きょうの注目材料---------------------
 
 <国内>
敬老の日の祝日で休場
 
<海外>
08:01    英9月ライトムーブ住宅価格
18:00    ユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)改定値
21:30    カナダ7月国際証券取引高
23:00    米9月NAHB住宅市場指数
23:30    ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演
24:00    カーニーBOE総裁、講演
29:00    米7月証券投資動向
 
------------9/18きょうのひとこと----------------------
 
北朝鮮のミサイル発射や英地下鉄テロに市場が動じる様子は見られませんでした。15日早朝のミサイル発射を受けた円買いはアルゴリズムによる文字通りの「機械的」な動きだった模様です。北朝鮮の行為はあくまでも挑発に過ぎず米国が先制攻撃に動かない限り大事には至らないというのが「人間的」な見方のようです。こうした市場の動きには心強さを感じます。ただし、市場を暗転させるのは、いつの世も「人間的」な意味での「慣れ」であるという点も忘れてはいけないのでしょう。
 
本日もよろしくお願いいたします。
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今夜の注目材料は?9/15

 東京市場のドル/円は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射すると109.50円台まで急落しましたが、売りが一巡すると110円台を回復。午後には、日経平均株価が上げ幅を拡大する中、110円台半ばまで反発しています。欧米市場の展開が気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
 
9/15(金)
17:15   ラウテンシュレーガーECB理事、講演
17:50   ブリハ英MPC委員、講演
18:00   ユーロ圏7月貿易収支
21:30☆ 米9月ニューヨーク連銀製造業景況指数
21:30☆ 米8月小売売上高
22:15☆ 米8月鉱工業生産指数
22:15   米8月設備稼働率
23:00☆ 米9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
23:00   米7月企業在庫
-----   ユーロ圏財務相会合
-----   EU非公式財務相会合
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜は、米重要統計の発表が続きます。中でも注目度が高い8月小売売上高は、総合指数こそ前月比+0.1
%に伸びが減速(前回+0.6%)する見通しですが、変動が激しい自動車売上げを除いた指数は前回に続き
+0.5%の高い伸びが見込まれています。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて、米8月小売
売上高をはじめとする重要統計の結果が、北朝鮮のミサイル発射よりも市場に強いインパクトを与える事
になるでしょう。
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/15 金)

WS001077.JPG  
 
 
----------9/14ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.462
HI 111.039
LO 110.066
CL 110.267
 
東京市場は、110.70円台まで買いが先行するも、北朝鮮がミサイル発射準備との報道を受けて失速。午後は110.40-50円台でもみ合った。欧州市場は110.30円台まで小緩んだが、英中銀の早期利上げ観測が浮上すると、低金利の円を売る動きが強まり110.60円台に持ち直した。NY市場に入りCPIが上ブレすると111.039円まで上昇して月初来高値を更新。しかし、CPIを受けて2.22%台まで上昇していた米10年債利回りが、北朝鮮のミサイル発射準備の(再)報道を受けて急低下すると、ドル円も失速。引けにかけても、北朝鮮リスクを避けようと断続的にドル売り円買いが出て110.20円台へと反落して取引を終えた。
 
-----------9/14主な出来事----------------------------
 
 
10:30 (豪) 8月就業者数 +5.42万人 
前回+2.79万人→+2.93万人
予想+2.00万人 
 
10:30 (豪) 8月失業率 5.6% 
前回5.6% 
予想5.6%
 
11:00 (中国) 8月鉱工業生産 (前年比) +6.0%
前回+6.4% 
予想+6.6%  
 
11:00 (中国) 8月小売売上高 (前年比)  +10.1%
前回+10.4% 
予想+10.5% 
 
16:30 (スイス) スイス中銀政策金利を-0.75% に維持
 
20:00 (英) BOE政策金利を0.25% 二維持
 (英) BOE議事録
・政策金利は7対2で据え置き
・サンダース氏、マカファーティー氏が利上げを主張
・経済が引き続き成長し、インフレ圧力が上昇し続ければ、今後数カ月以内に利上げを実施する必要
 
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00%に維持
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 28.4万件
前回29.8万件 
予想30.0万件  
 
21:30 (米) 8月消費者物価指数 (前月比) +0.4%
前回+0.1% 
予想+0.3%  
(米) 8月消費者物価指数 (前年比) +1.9%
前回+1.7% 
予想+1.8%  
(米) 8月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7%
前回+1.7% 
予想+1.6%  
 
21:30 (加) 7月新築住宅価格指数 (前月比) +0.4% 
前回+0.2% 
予想+0.4% 
 
24:30 カーニーBOE総裁「自分も向こう数カ月で金融緩和縮小を見込んだ1人」
 
------------9/14株式・債券・商品----------------------
 
WS001078.JPG 
 
------------9/15きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
特になし
 
<海外>
16:00   ビスコ・イタリア中銀総裁、講演
17:15   ラウテンシュレーガーECB理事、講演
17:50   ブリハ英MPC委員、講演
18:00   ユーロ圏7月貿易収支
21:30   米9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30   米8月小売売上高
22:15   米8月鉱工業生産指数
22:15   米8月設備稼働率(予想:76.7%)
23:00   米9月消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:95.0)
23:00   米7月企業在庫(予想:前月比0.2%)
-----   ユーロ圏財務相会合(タリン)
-----   欧州連合(EU)財務相理事会(タリン、16日まで)
 
------------9/15きょうのひとこと----------------------
 
今朝7時前後にまたしても北朝鮮が東北・北海道方面に向けてミサイルを発射しました。これを受けてドル円は一時109.50円台に差し込みましたが、5・10日の仲値買いの力も借りて、発射前の水準である110.20円台に戻しています。1.昨日来の報道で発射がある程度想定されていた、2.規模やスケールが前回並み、3.実際の被害は出ていない様子、などが下げ渋りの背景と思われます。
 
本日もよろしくお願いいたします。
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今夜の注目材料は?9/14

東京市場のドル/円は、一時110.70円台まで上昇して月初来高値を更新しましたが、その後は伸び悩んでいます。北朝鮮が日本列島を核爆弾で海に沈めるなどと威嚇したと事から、リスク選好ムードが弱まり、日経平均がマイナス圏に沈む中、110.40円前後まで押し戻されました。欧米市場の展開を読む上で、注目材料を確認しておきましょう。
 
9/14(木)
16:30☆ スイス中銀(SNB)政策金利発表
17:00   4-6月期南アフリカ経常収支
20:00☆ BOE政策金利発表
20:00☆ BOE議事録
20:00☆ トルコ中銀政策金利発表
21:30   カナダ7月新築住宅価格指数
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
21:30☆ 米8月消費者物価指数
24:30   バイトマン独連銀総裁、講演
25:00   メルシュECB理事、講演
 
※☆は特に注目の材料
 
米連邦公開市場委員会(FOMC)が次の利上げ時期を模索する中、今夜の米8月消費者物価指数に注目が集まっています。インフレ率の上昇が加速すれば、12月利上げ観測が高まりドル高に振れる公算ですが、反対にもし減速してしまうと米国債利回りの低下とともにドル安が進む事になるでしょう。なお、市場予想は前月比+0.3%、前年比+1.8%、コア前年比+1.6%(前回:+0.1%、+1.7%、+1.7%)となっています。
 
また、今夜は英中銀(BOE)が金融政策発表を行います。政策は据え置きの見込みですが、8月のインフレ上ブレの評価とともに、利上げ支持票の数(据え置き反対票、前回は2票)などが焦点となりそうで、同時発表の議事録に関心が集まっています。
 
その他、本日はスイス中銀(SNB)とトルコ中銀(TCMB)も政策金利を発表する予定であり、いずれも現状維持が見込まれています。 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/1 金)

WS001018.JPG 
 
----------8/31ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.226
HI 110.670
LO 109.881
CL 109.967
 
 
東京市場は、前日NY市場でドルが買われた流れを引き継いで買いが先行。月末仲値公示で売られる場面もあったが総じて堅調を維持し、110.60円台へと上昇。欧州市場も底堅く推移。米長期金利の上昇と歩調を合わせて110.670円の高値を示現。NY市場に入ると、冴えないコアPCEデフレーター(1年7カ月ぶりの低い伸び)を受けて長期金利が低下するとドル売りに傾いた。ムニューシン財務長官のドル安歓迎発言もあって110円台を割り込むと、終盤には109.881円の安値を付けた。
 
-----------8/31主な出来事----------------------------
 
08:50 (日) 7月鉱工業生産・速報 (前月比) -0.8% 
前回+2.2% 
予想-0.3% 
10:00 (中国) 8月製造業PMI 51.7
前回51.4 
予想51.3  
10:00 (中国) 8月非製造業PMI 53.4
前回54.5   
 
15:00 (独) 7月小売売上高指数 (前月比) -1.2%
前回+1.1%→+1.3%
予想-0.6%  
 
16:55 (独) 8月失業者数 -0.5万人
前回-0.9万人→-0.8万人
予想-0.6万人  
(独) 8月失業率 5.7% 
前回5.7% 
予想5.7% 
 
18:00 (ユーロ圏) 7月失業率 9.1%
前回9.1% 
予想9.1%  
 
18:00 (ユーロ圏) 8月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比) +1.5% 
前回+1.3% 
予想+1.4% 
 
20:30 (米) 8月チャレンジャー人員削減予定数 (前年比) +5.1%
前回-37.6% 
 
21:30 (加) 6月GDP (前月比) +0.3%
前回+0.6% 
予想+0.1%  
 (加) 4-6月期GDP (前期比年率)  +4.5% 
前回+3.7%
予想 +3.7%
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 23.6万件 
前回23.4万件→23.5万件
予想23.8万件 
 
21:30 (米) 7月個人消費支出 (前月比) +0.3%
前回+0.1%→+0.2%
予想+0.4%  
 
 
(米) 7月コアPCEデフレーター (前年比) +1.5% +1.4% +1.4% 
 
22:45 (米) 8月シカゴ購買部協会景気指数 58.9 58.5 58.9 
23:00 (米) 7月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) +1.5%
(+1.3%) +0.3% -0.8% 
 
19:00 ECB関係筋
「2017年末までを期限としている量的緩和に関する討議は始まったばかりで、9月7日の次回理事会で何らかの決定をする可能性は非常に低い」「ユーロ高がインフレを抑制し、輸出への影響から成長を阻害することを懸念する一部当局者から、資産買い入れペース縮小を急速なものではなく緩慢なペースで行うことを求める圧力が高まっている」
 
24:40 ムニューシン米財務長官
「トランプ陣営は詳細な税制改革の計画を準備している」「依然として年末までの税制改革実現に向けた過程にある」「議会との話し合いで、債務上限の引き上げを確信している」「ドル安が米貿易にとって有利な点はある」「長期的にみたドル高は米信頼感の表れ」
 
-----------8/31株式・債券・商品-----------------------
 
WS001019.JPG
 
---------9/1きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    4-6月期法人企業統計調査(法人季報、ソフトウェアを含む設備投資額)
 
<海外>
10:45    8月財新中国製造業PMI
15:30    ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
16:15    7月スイス小売売上高
16:30    8月スイスSVME購買部協会景気指数
16:50    8月仏製造業PMI改定値
16:55    8月独製造業PMI改定値
17:00    8月ユーロ圏製造業PMI改定値
17:30    8月英製造業PMI
18:15    コンスタンシオECB副総裁、講演
21:30    8月米雇用統計
23:00    8月米ISM製造業景気指数
23:00    7月米建設支出
23:00    8月米ミシガン大消費者態度指数・確報値
 
--------9/1きょうのひとこと-------------------------
 
早いものできょうから9月。今年もすでに3分の2が終わった事になります。さて、今年のドル円は月初の第1営業日に上昇する傾向が見られます。1-8月のうち、第1営業日の日足が陰線だったのは、ロシア・サンクトペテルブルクで地下鉄爆発事故が起きた4月3日だけです。まあ、今月は米8月雇用統計次第ということでしょう。
 
今月もよろしくお願いいたします。
 
 
 
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今夜の注目材料は?8/31

 東京市場のドル/円は、前日NY市場のドル高の流れを引き継いで堅調に推移。月末の仲値公示前後にやや弱含む場面もありましたが、日本株が上昇する中で下値は堅く一時110.60円台まで上昇しました。それでは、欧米市場のイベントを確認しておきましょう。
 
8/31(木)
16:25   サンダース英MPC委員、講演
16:55☆ 独8月雇用統計
18:00☆ ユーロ圏7月失業率
18:00☆ ユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)速報値
18:30   南ア7月生産者物価指数
20:30   米8月チャレンジャー人員削減数
21:00   南ア7月貿易収支
21:30   カナダ6月GDP
21:30☆ カナダ4-6月期GDP
21:30☆ 米7月個人消費支出(PCE)
21:30   米7月個人所得
21:30☆ 米7月PCEデフレータ
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
22:45   米8月シカゴ購買部協会景気指数
23:00   米7月住宅販売保留指数
 
※☆は特に注目の材料
 
個人消費支出(PCE)デフレーターは、米連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ目標の対象としている物価指数です。市場予想は、総合指数、コア指数とともに前年比+1.4%となっています。足元のドル高の流れが続くためには、年内の追加利上げ期待復活が欠かせないと見られるだけに、米7月PCEデフレーターの結果に注目です。その他、明日の米8月雇用統計を前に、チャレンジャー人員削減数や新規失業保険申請件数などの雇用指標も気になるところです。
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/31 木)

 WS001006.JPG
----------8/30ドル円相場概況---------------------
 
OP 109.641
HI 110.439
LO 109.543
CL 110.275
 
 
東京市場は、北朝鮮ショックの余波が薄らぐ中、109円台後半で底堅く推移。15時過ぎに110円台に乗せると110.10円台へ上昇した。欧州市場は、109.70円台に押し戻される場面もあったがドル買いは根強くNY市場を前に110円台を回復。NY市場ではADPの好結果に110.20円台へ、GDPの好結果で110.40円台へと上昇した。その後も底堅い展開が続き、午後には110.439円の高値を付ける場面もあった。
 
-----------8/30主な出来事----------------------------
 
07:45 (NZ) 7月住宅建設許可 (前月比) -0.7% 
前回-1.0%→-1.3%
 
10:30 (豪) 7月住宅建設許可 (前月比) -1.7%
前回+10.9%→+11.7%
予想-5.0%  
 
21:00 (独) 8月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.8%
前回+1.7% 
予想+1.8%  
 
21:15 (米) 8月ADP全国雇用者数 +23.7万人
前回+17.8万人→+20.1万人
予想+18.5万人  
 
21:30 (米) 4-6月期GDP・改定 (前期比年率) +3.0%
前回+2.6% 
予想+2.7%  
(米) 4-6月期個人消費・改定 (前期比年率) +3.3%
前回+2.8% 
予想+3.0%  
 
21:30 (加) 4-6月期経常収支 -163.2億CAD
前回-140.5億CAD→-129.2億CAD
予想-174.0億CAD  
 
28:00 トランプ米大統領
・GDP、3%より高い水準の達成が可能
・法人税を15%へ引き下げたい
・海外に滞留する数兆ドルを回帰させたい
 
-----------8/30株式・債券・商品-----------------------

WS001005.JPG
 
---------8/31きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
08:50    7月鉱工業生産速報
10:30    政井日銀審議委員、あいさつ
14:00    7月新設住宅着工戸数
19:00    外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
-----  日英首脳会談
 
<海外>
08:01    8月英Gfk消費者信頼感指数
10:00    8月中国製造業PMI
10:30    4-6月期豪民間設備投資
15:00    7月独小売売上高指数
15:45    8月仏消費者物価指数・速報値
15:45    7月仏生産者物価指数
16:25    サンダース英MPC委員、講演
16:55    8月独雇用統計
18:00    7月ユーロ圏失業率
18:00    8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
18:30    7月南アフリカ生産者物価指数
20:30    8月米チャレンジャー人員削減数
21:00    7月南アフリカ貿易収支
21:30    6月カナダGDP
21:30    4-6月期カナダGDP
21:30    7月米個人消費支出(PCE)
21:30    7月米個人所得
21:30    7月米PCEコアデフレータ
21:30    米新規失業保険申請件数
22:45    8月米シカゴ購買部協会景気指数
23:00    7月米住宅販売保留指数
 
 
--------8/31きょうのひとこと-------------------------
 
北朝鮮という『ワイルドカード』はあるものの、月末接近にともないドルに見直し買いが入っています。昨日の米8月ADP雇用報告や4-6月期GDP・改定値の好結果もさる事ながら、8月の米景気指標は良好なものが多く、原点の米ファンダメンタルズに照らせば(現時点では)ドルは売られすぎという評価もあるのでしょう。この流れを確実なものにするには、明日の米8月雇用統計がカギとなりそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。