昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/14 金)
-------------2/13ドル円相場------------------------- 中国で新型ウイルス感染が急増し日本でも初の死者が出るなど、感染拡大への懸念が再燃する中、109.619まで軟化。リスク回避の「ドル買い」などで下げ渋るも上値は重かった。 OP110.067 HI110.086 LO109.619 CL109.825 -----------2/13主な出来事--------------------------- 08:48 中国・湖北省「新型ウイルス感染症例12日に14840件増」「ウイルス感染症例巡り診断基準を変更」「死者は計1310人(242人増加)」 16:00 ドイツ1月消費者物価指数・改定値(前年比) +1.7% 前回+1.7% 予想+1.7% 20:50 英国のジャビド財務相が辞任 22:30 アメリカ1月消費者物価指数(前月比)+0.1% 前回+0.2% 予想+0.2% アメリカ1月消費者物価指数(前年比)+2.5% 前回+2.3% 予想+2.4% アメリカ1月消費者物価指数・コア(前年比) +2.3% 前回+2.3% 予想+2.2% 22:30 アメリカ新規失業保険申請件数 20.5万件 前回20.2万件(20.3万件) 予想21.0万件 --------2/13株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23827.73▼33.48豪ASX 7103.228 △15.028上海総合 2906.073▼20.826英FT 7452.03▼82.34独DAX 13745.43▼4.35NYダウ 29423.31▼128.11 日10年債利回り -0.0340%±0.0000豪10年債利回り 1.042%▼0.020英10年債利回り 0.652%△0.041独10年債利回り -0.386%▼0.008米02年債利回り 1.4438%△0.0001米10年債利回り 1.6173%▼0.0161 NY原油 51.42 △0.25NY金 1578.80△7.20 ------------2/14注目材料---------------------------- <国内>08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)19:00 雨宮日銀副総裁、講演 <海外>07:30 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演16:00 12月トルコ経常収支16:00 1月独卸売物価指数)16:00 10-12月期独GDP速報値19:00 12月ユーロ圏貿易収支19:00 10-12月期ユーロ圏GDP改定値22:30 1月米輸入物価指数22:30 1月米小売売上高23:15 1月米鉱工業生産23:15 1月米設備稼働率24:00 12月米企業在庫24:00 2月米ミシガン大消費者態度指数・速報値25:45 メスター米クリーブランド連銀総裁講演 ------------2/14きょうのひとこと-------------------- 昨日は、日本国内でも新型コロナウイルスによる初の死者が出てしまいました。心よりご冥福をお祈りいたします。さてそうなると、週末を前に市場はさらなる感染拡大のリスクを意識せずにはいられないところでしょう。本来なら円売りに傾いてもおかしくない材料ですが、「リスク回避の円買い」は、日本が世界一の対外債権国であるという特殊事情から、市場に完全に刷り込まれています。それだけに「ドル選好」によって下値リスクをどこまで抑え込めるかがきょうのドル円の見どころとなりそうです。ドルの強さを診断する上では、米1月小売売上高や米1月鉱工業生産の結果にも注目です。 本日もよろしくお願いいたします。