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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 月) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 月)

 
----------7/21ドル円相場概況--------------------- OP 111.880HI 112.077LO 110.010CL 111.143 東京市場は、仲値公示に向けた買いなどで上昇するも112円台に乗せると失速。午後は112.077円の高値を付けた後に111.70円台に反落するなど上値が重い展開。欧州市場でも、株安と独長期金利の低下で米長期金利も低下する中、111.50円を割り込んで続落。NY市場に入っても、原油安が重しとなり米朝金利が低下したため、一時110.010円まで下値を切り下げた。 -----------7/21主な出来事---------------------------- 11:16 ジョイスNZ財務相・NZドルは強いNZ経済を反映している・NZ企業は現行水準のNZドルに上手く対応している 11:43 デベルRBA副総裁・海外の利上げの動きに自動的に追随する理由ない・豪ドルの上昇は豪経済の支援とならず・世界の成長による恩恵を通貨高が阻害 17:30 (英) 6月財政収支 -63億GBP前回-60億GBP→-64億GBP予想 -42億GBP   21:30 (加) 6月消費者物価指数 (前月比) -0.1% 前回+0.1% 予想-0.1% (加) 6月消費者物価指数 (前年比) +1.0% 前回+1.3% 予想+1.1%  21:30 (加) 5月小売売上高 (前月比)+0.6%前回 +0.8%→+0.7%予想+0.3%   25:00 スパイサー米大統領報道官、辞任へ -----------7/21株式・債券・商品----------------------
  ---------7/24きょうの注目材料------------------------- <国内>14:00    5月景気動向指数改定値 <海外>16:00    7月仏製造業PMI・速報値16:00    7月仏サービス業PMI・速報値16:30    7月独製造業PMI・速報値16:30    7月独サービス業PMI・速報値17:00    7月ユーロ圏製造業PMI・速報値17:00    7月ユーロ圏サービス業PMI速報値21:30    5月カナダ卸売売上高23:00    6月米中古住宅販売件数25:00    スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演 --------7/24きょうのひとこと------------------------- 今朝も早々にドル円が111円台を割り込むなどドル安の流れが続いています。ただ、ロイター社の集計によるとシカゴIMMのポジションがドルショートに転じたらしく、ドル安の第1ステージは終了が近いのではないかとも感じています。米FRBが利上げ+B/S縮小の方針を転換した訳でもないのにドルショートがブーム化する可能性は低いのではないでしょうか。25-26日のFOMCでFRBの方針が再確認されればドル買戻しのきっかけになりそうです(可能性は低いと見ますが、もしFRBがスタンスを弱気化させた場合はドル安第2ステージ入りです)。 今週もよろしくお願いいたします。   
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/21 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/21 金)

  ----------7/20ドル円相場概況--------------------- OP 111.904HI 112.420LO 111.477CL 111.868 東京市場は、111.80円前後で下げ渋ると、株高の流れに乗って112円台を回復。日銀が物価目標達成時期の見通しを先送りした事もあって午後には112.20円台へと上昇した。欧州市場ではECB理事会を控えてユーロに調整が入るとドルが上昇したため112.420円まで上値を伸ばしたが他力本願型の上昇は続かず。ECBの政策据え置き後はユーロの変動に惑わされて112円台前半で右往左往。NY市場も対ユーロでのドルの動きに翻弄されて112.00-30円台を上下したが、ロシアゲート疑惑に絡む報道が流れるとドル売りに傾いた。米長期金利の低下もあって111.477円まで急落したが、株価が底堅く推移した事で金利もドルも持ち直すと午後には112円前後まで反発するなど、最後まで方向感が定まらなかった。 -----------7/20主な出来事---------------------------- 08:50 (日) 6月貿易収支 +4399億円 前回-2034億円→-2042億円予想 +4880億円  10:30 (豪) 6月就業者数 +1.40万人前回+4.20万人→+3.80万人予想+1.50万人  10:30 (豪) 6月失業率 5.5%(5.6%) 5.6% 5.6% 12:10 (日) 日銀金融政策決定会合・マイナス金利0.1%維持・7対2で金融政策の現状維持を決定・長期国債の買い入れ額は概ね現状程度(年間80兆円増)  12:30 (日) 日銀展望レポート・物価2%達成、2019年度ごろになる可能性が高い 15:00 (独) 6月生産者物価指数 (前年比) +2.4%前回+2.8% 予想+2.3%  15:30 黒田日銀総裁・経済・物価ともに下振れリスクの方が大きい・2%目標に向けモメンタム力強さ欠け注意深く点検必要・経済物価・金融踏まえモメンタム維持に必要な政策調整・現時点でさらなる総括検証が必要とは考えていない・現時点で追加緩和が必要だとは考えていな・ETF購入が副作用生んでいるとも思わない 17:30 (英) 6月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +0.6%前回-1.2%→-1.1%予想+0.4%   20:45 ECB、政策金利を 0.00%に据え置き 21:30 ドラギECB総裁・月額600億ユーロの資産買入を少なくとも今年12月まで実施。必要なら継続・最近のデータは強い経済を確認・基調的なインフレ圧力はまだ弱い・景気の一層の上振れに向けて勢いは増している・今後数カ月にわたり現行水準程度のインフレ率を見込む・委員会は秋に決定を下す」・ECBはインフレ率が次第に目標に到達することに自信・ついにしっかりした回復を経験しつつある・テーパリングのシナリオは議論されていない・9月会合で何が起きるか議論しなかった 21:30 (米) 新規失業保険申請件数 23.3万件前回24.7万件→24.8万件予想 24.5万件   21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業指数 19.5前回27.6 予想23.0  22:20 (南ア) SARB政策金利を 6.75% に引き下げ 23:00 (ユーロ圏) 7月消費者信頼感・速報 -1.7前回-1.3 予想-1.2   23:30 (ロシアゲート疑惑に絡んで)モラー特別検察官、トランプ米大統領のビジネスに捜査範囲を拡大したようだ-関係者 -----------7/20株式・債券・商品----------------------
   ---------7/21きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) <海外>11:40 デベルRBA副総裁、講演21:30   6月カナダ消費者物価指数21:30   5月カナダ小売売上高 --------7/21きょうのひとこと------------------------- ドラギ総裁の昨日の発言内容を振り返ると、強気と弱気のミックスで、テーパリングに関しても明確な手掛りは示さなかったと思うのですが、それでもユーロは大きく上昇しました。ドイツの長期金利が低下しているところを見ると、債券市場はドラギ会見をどちらかと言えば「ハト派的」と受け止めた模様で、為替市場の受け止め方と食い違いが見られます。日銀の緩和維持で円は買えない、ドルもだらしない、ポンドも買いにくいという中でユーロに上昇圧力がかかっているのかもしれませんが、ちょっと違和感を感じるユーロ高でした。 本日もよろしくお願いいたします。   
今夜の注目材料は?7/20 ブログ

今夜の注目材料は?7/20

 東京市場のドル/円は、112円台を回復するなど堅調に推移しました。日銀がインフレ目標達成時期の見通しを先延ばしにした事で円売りが強まる場面もありました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。 7/20(木)17:00   ユーロ圏5月経常収支17:30   英6月小売売上高指数20:45☆ ECB政策金利発表21:30☆ ドラギECB総裁、会見21:30☆ 米新規失業保険申請件数21:30   米7月フィラデルフィア連銀製造業指数23:00   ユーロ圏7月消費者信頼感・速報値23:00   米6月景気先行指数未定    南ア中銀政策金利発表 ※☆は特に注目の材料
 日銀は、予想通りに大規模緩和の維持を決定。黒田日銀総裁の会見がこれから始まりますが、大きな波乱を呼ぶ可能性は低く、市場の関心は欧州中銀(ECB)に向かいそうです。ECBについても政策変更の可能性はほぼゼロと見られていますが、量的緩和(QE)縮小に向けたヒントが出るか注目が集まっています。ドラギ総裁の会見などを通じてECBの政策スタンスが市場に「タカ派的」と受け止められれば、ユーロ/円経由でドル/円にも上昇圧力がかかる可能性もあります。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20 木)

  ----------7/19ドル円相場概況--------------------- OP 112.076HI 112.228LO 111.548CL 111.874 東京市場は、小動きに終始。112円ちょうどを挟んでもみ合った。欧州市場も手掛り薄く、ほぼ同じ水準でもみ合いが継続。NY市場では米長期金利の低下につれて111.548円まで下落して6月27日以来の安値を示現。円ショートの投げが出たとの観測もあり、米住宅着工件数の好結果は支えにならなかった。ただ、原油が在庫統計後に反発すると米株と米長期金利の持ち直しにつれてドル円も反発。引けにかけて111.90円前後まで緩やかに買い戻された。 -----------7/19主な出来事---------------------------- 18:00 (ユーロ圏) 5月建設支出 (前月比) -0.7% 前回+0.3%  21:30 (米) 6月住宅着工件数 121.5万件前回109.2万件→112.2万件予想116.0万件  (米) 6月建設許可件数 125.4万件前回116.8万件 予想120.1万件   -----------7/19株式・債券・商品---------------------- ---------7/20きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    6月貿易統計(通関ベース)未定    日銀金融政策決定会未定    経済・物価情勢の展望(7月、基本的見解)15:30    黒田日銀総裁、定例記者会見 <海外>10:30    6月豪雇用統計15:00    6月スイス貿易収支15:00    6月独生産者物価指数17:00    5月ユーロ圏経常収支17:30    6月英小売売上高指数17:30    6月香港消費者物価指数20:45    ECB政策金利発表21:30    ドラギECB総裁、定例記者会見21:30    前週分の米新規失業保険申請件数21:30    7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数23:00    7月ユーロ圏消費者信頼感指数23:00    6月米景気先行指標総合指数未定     南アSARB政策金利発表 --------7/20きょうのひとこと------------------------- きょうは日銀とECBの政策発表が行われます。一時は市場のメインテーマとなったものの、このところややピンボケ感が出始めた「金融政策の温度差」に再び焦点が当たるのか、両総裁の発言が注目されるところです。発言内容によって、来週26日のFOMCに対する注目度合いも変わってきそうです。 本日もよろしくお願いいたします。   
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 水)

 ----------7/18ドル円相場概況--------------------- OP 112.614HI 112.678LO 111.686CL 112.077 東京市場は、米ヘルスケア法案の可決が困難になった事を受けてドル売りが再燃。日本株の下落も相まって一時112円台を割り込んで下落した。欧州市場は、112.30円台に小戻す場面もあったが、米10年債利回りが2.3%を割り込んで低下する中で上値は重く、再び112円台を割り込む軟調推移。NY市場に入っても米長期金利の低下が続き、111.686円まで下値を切り下げた。ただ、その後は米株が下げ幅を縮小した事が支えとなり112円台を回復するなど下げ渋った。 -----------7/18主な出来事---------------------------- 07:45 (NZ) 4-6月期消費者物価指数 (前年比) +1.7%前回+2.2% 予想+1.9% 09:45 米共和党上院議員でさらに2人がヘルスケア法案に反対(与党造反4名となり可決は困難に)  10:30 (豪) RBA議事録・第2四半期の経済指標は概ね好調・金利の据え置きは持続的成長・インフレ目標と合致している・国内の労働市場や住宅市場は注意深く見守る必要・豪ドル高は、豪経済のリバランスを複雑にする・第2四半期のGDP伸び率は上向き、家計消費が回復・2017-18年度の財政政策は以前の予想より積極的・中立実質金利は1%前後に低下、中立名目金利は3.5%・雇用の指標は良好であり、労働市場の改善を裏付け  17:30 (英) 6月消費者物価指数 (前年比) +2.6%前回+2.9% 予想+2.9%  (英) 6月小売物価指数 (前年比) +3.5%前回+3.7% 予想+3.6%  (英) 6月生産者物価指数 (前年比) +3.3%前回+3.6% 予想+3.4%   18:00 (独) 7月ZEW景気期待指数 17.5前回18.6 予想18.0   (ユーロ圏) 7月ZEW景気期待指数 35.6前回37.7   21:30 (米) 6月輸入物価指数 (前月比) -0.2%前回-0.3%→-0.1%予想-0.2%  23:00 (米) 7月NAHB住宅市場指数 64前回 67→66予想 67  29:00 (米) 5月対内証券投資 +919億USD 前回+18億USD→+97億USD ------------7/18株式・債券・商品----------------------

  ---------7/19きょうの注目材料------------------------- <国内>未定    7月月例経済報告 <海外>17:00    南アフリカ6月消費者物価指数18:00    ユーロ圏5月建設支出20:00    モルガン・スタンレー第2四半期決算20:00    南アフリカ5月小売売上高21:30    カナダ5月製造業出荷21:30    米6月住宅着工件数21:30    米6月建設許可件数23:30    米EIA週間原油在庫統計 --------7/19きょうのひとこと------------------------- 経済と政治の両面からドルに下落圧力がかかっており、ドル円は3週間ぶりに111.60円台まで下落しました。ただ、この111.60円台は6-7月の上げ幅の半値押し(フィボナッチ50%押し)という象徴的な水準です。多少「贔屓目」に見れば、安値示現後に200日線を回復した動きと相まって底入れの兆しと言えなくもありません。下げが先行していた米ハイテク株が切り返して、ナスダックが高値を更新したのも心強い動きです。 本日もよろしくお願いいたします。   
今夜の注目材料は?7/18 ブログ

今夜の注目材料は?7/18

 東京市場のドル/円は、一時112円台を割り込んで下落。追加利上げ期待が後退しているのに加え、米議会でヘルスケア法案に対する反対票が増加したと報じられた事も重しとなったようです。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 7/18(火)17:30☆ 英6月消費者物価指数17:30☆ 英6月小売物価指数17:30☆ 英6月生産者物価指数18:00☆ 独7月ZEW景気期待指数18:00   ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45   米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30   米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30   米6月輸入物価指数未定  NZフォンテラ社乳製品電子入札23:00   米7月NAHB住宅市場指数29:00   米5月対内証券投資29:00   米IBM第2四半期決算 ※☆は特に注目の材料 米議会でヘルスケア(オバマケア代替)法案の合意に手間取れば、市場が期待を寄せる「歴史的な減税」の実施も後ずれする公算が大きくなります。市場の関心が再び政治に向かうきっかけとなる可能性もあるため、米ヘルスケア法案絡みの続報に注意です。なお、本日は米経済指標もいくつか発表予定ですが、重要統計は見当たらずドル相場への影響は限られそうです。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火)

 ----------7/17ドル円相場概況--------------------- OP 112.477HI 112.863LO 112.325CL 112.624 東京市場は、海の日の祝日につき動意限定。前週末の米CPI&小売ショックの余韻が残り小緩む場面もあったが、中国GDPの好結果などもあって午後には112.70円台へ持ち直した。欧州市場は欧州国債利回りが低下する中、ユーロ円やポンド円の下落が重しとなり112.30円台へと弱含んだ。NY市場に入ると、112.325円の安値を付けたのち、ロンドンフィキシングに絡んだ円売り観測などで112.863円の高値まで急反発。ただ、フィキシングタイム通過後は、米長期金利の低下や米国株の弱含みが重しとなり、112.50円台に押し戻されるなど上値が重かった。 -----------7/17主な出来事---------------------------- 11:00 (中国) 6月鉱工業生産 (前年比) +7.6%前回+6.5% 予想+6.5%   11:00 (中国) 4-6月期GDP (前年比) +6.9% 前回+6.9% 予想+6.8%  11:00 (中国) 6月小売売上高 (前年比) +11.0%前回+10.7% 予想+10.6%   16:00 (トルコ) 4月失業率 10.5%前回11.7% 予想11.0%   18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.3% 前回+1.3% 予想+1.3%  21:30 (米) 7月NY連銀製造業景況指数 9.80前回19.80 予想15.00  21:30 (加) 5月国際証券取引高 +294.6億CAD 前回+106.0億CAD→+106.1億CAD ------------7/17株式・債券・商品----------------------
   ---------7/18きょうの注目材料------------------------- <国内>なし <海外>07:45    4-6月期NZ消費者物価指数10:30    RBA議事録17:30    英6月消費者物価指数17:30    英6月小売物価指数17:30    英6月生産者物価指数18:00    独7月ZEW景気期待指数18:00    ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45    米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30    米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30    米6月輸入物価指数23:00    米7月NAHB住宅市場指数29:00    米5月対内証券投資29:00    米IBM第2四半期決算 --------7/18きょうのひとこと------------------------- 米ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが、昨年9月以来の水準に下落しています。トランプラリーによる上げ幅をそっくり吐き出しただけでなく、そこからさらに下落している事になります。ユーロが強い事もドルインデックス下落の背景ですが、ちょっとやりすぎな気もします。ここからのドルの動きは要注目です。  本日もよろしくお願いいたします。   
14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17 月) ブログ

14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17 月)

   
----------7/14ドル円相場概況--------------------- OP 113.286HI 113.574LO 112.259CL 112.520 東京市場は、3連休前の実質5・10日とあって実需のドル買いが先行すると113.574円まで上昇。しかし、仲値公示後はじり安の展開となり、午後には113.20円前後まで弱含んだ。欧州市場は米長期金利が低下する中、113.00円前後まで続落。NY市場に入ると、米6月消費者物価指数と米6月小売売上高のダブルパンチを浴びて5分で50銭の急落を演じた。その後も米長期金利が低下幅を拡大する中、ドル売り圧力は収まらず112.259円まで下値を切り下げた。その後は、米国株の上昇に支えられて買い戻しが入ったが、長期金利の巻き戻しにもかかわらず112.70円台で頭打ちになると112.50円付近に押し戻されてクローズした。 -----------7/14主な出来事---------------------------- 18:00 (ユーロ圏) 5月貿易収支(季調前)+214億EUR前回+179億EUR 21:30 (米) 6月消費者物価指数 (前月比)0.0%前回-0.1%予想+0.1%(米) 6月消費者物価指数 (前年比)+1.6%前回+1.9%予想+1.7%(米) 6月消費者物価指数 (コア:前年比)+1.7%前回+1.7%予想+1.7% 21:30 (米) 6月小売売上高 (前月比)-0.2%前回-0.3%→-0.1%予想+0.1%(米) 6月小売売上高 (前月比:除自動車)-0.2%前回-0.3%予想+0.2% 22:15 (米) 6月鉱工業生産 (前月比)+0.4%前回0.0%→+0.1%予想+0.3%(米) 6月設備稼働率76.6%前回76.6%→76.4%予想76.8% 23:00 (米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報93.1前回95.1予想95.0 23:00 (米) 5月企業在庫 (前月比)+0.3%前回-0.2%予想+0.3% ------------7/14株式・債券・商品---------------------- 日経平均 20118.86(△19.05)上海総合3222.42(△4.25) 英FT 7242.13(▼15.16)独DAX12733.41(▼60.59) NYダウ21637.74 (△84.65) 日10年債0.078% (▼0.001) 豪10年債2.718% (△0.031)英10年債1.310% (△0.008)独10年債0.597% (▼0.006)米2年債 1.356% (▼0.007)米10年債2.332% (▼0.013) NY原油 46.54(△0.46)NY金 1227.50(△10.20) --------7/17きょうの注目材料------------------------- <国内>海の日の祝日で休場 <海外>11:00    中国6月鉱工業生産11:00    中国6月小売売上高11:00    中国4-6月期GDP16:00  トルコ4月失業率18:00    ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・改定値21:30    カナダ5月国際証券投資21:30    米7月NY連銀製造業景気指数 --------7/17きょうのひとこと------------------------ 米6月消費者物価指数は、たしかに期待外れでしたが、コア指数が前年比+1.7%と底堅い伸びを示しており低インフレ懸念が高まるほどではないと感じます。それより、米6月小売売上高が除自動車で2カ月連続で減少した事のほうが消費大国アメリカの景気先行きに対する不安を抱かせます。ドル円は200日移動平均線(111.741)や6-7月の上げ幅の半値押し(111.639)のサポートを試す展開がやってきそうです。  今週もよろしくお願いいたします。   
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/14 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/14 金)

----------7/13ドル円相場概況--------------------- OP 113.161HI 113.526LO 112.857CL 113.274 東京市場は、イエレン証言の余韻で上値が重い。113.526円まで謎買いが先行するも早々に息切れすると株価の伸び悩みも相まって112.857円まで反落した。欧州市場にかけても上値が重く113円台を出たり入ったりのもみ合いが続いた。NY市場では、ECB絡みの報道で欧米長期金利が上昇する中、日銀絡みの報道で円安が進行。ただ、113.50円台には乗せきれずに伸び悩むと、113.20円台に押し戻されてクローズした。 -----------7/13主な出来事---------------------------- 08:01 (英) 6月RICS住宅価格 +7%前回+17% 予想+15%   12:22 (中国) 6月貿易収支 +428.0億USD 前回+408.1億USD→+407.9億USD予想+426.0億USD  20:00 ECB、9月会合でQEを段階的に縮小する計画を公表する可能性-WSJ 21:30 (米) 6月生産者物価指数 (前月比) +0.1% 前回0.0% 予想0.0% (米) 6月生産者物価指数 (前年比) +2.0%前回+2.4% 予想+1.9%  (米) 6月生産者物価指数 (コア:前年比) +1.9% 前回+2.1% 予想+2.0%  21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.7万件前回24.8万→25.0万件予想24.5万件   21:30 (加) 5月新築住宅価格指数 (前月比) +0.7%前回+0.8% 予想+0.3%   21:30 日銀、2%物価目標達成時期について先送りを含め議論-ロイター 22:30 イエレンFRB議長、上院で証言・ボルカールールは複雑。負担を軽減する方法を見出せる・インフレを非常に注意深く見守っている・インフレが2%目標を下回っていることを重々承知している・保有資産の縮小期、長期金利はいくらか上昇へ ------------7/13株式・債券・商品----------------------    ---------7/14きょうの注目材料------------------------- <国内>13:30    5月鉱工業生産確報 <海外>17:00   ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演18:00   ユーロ圏5月貿易収支20:00   米JPモルガン・チェース第2四半期決算21:00   米シティ・グループ第2四半期決算21:30☆ 米6月消費者物価指数21:30☆ 米6月小売売上高22:15☆ 米6月鉱工業生産指数22:15   米6月設備稼働率22:30   カプラン米ダラス連銀総裁、講演23:00☆ 米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値23:00   米5月企業在庫 --------7/14きょうのひとこと------------------------- 足元の米インフレ鈍化を巡り、様々な見方が交錯する中、今夜は米6月消費者物価指数(CPI)に注目が集まりそうです。また、同時刻に6月小売売上高、少しおいて6月鉱工業生産、さらに7月ミシガンと、今夜のNYタイムは材料の大盤振る舞い状態です。金曜日(日本は3連休前)とあって、消化不良を起こさないか少し心配になるほどです。  本日もよろしくお願いいたします。   
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/30 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/30 金)

 ----------6/29ドル円相場概況--------------------- OP 112.272HI 112.926LO 111.814CL 112.162 東京市場は 、112.40円台まで買いが先行するも戻り売りに押されて伸び悩んだ。それでも112.10円台は維持するなど下値も堅かった。欧州市場は欧州債利回りの上昇に触発されて米債利回りも上昇する中、低金利の円を売る動きが再燃。112.50円の抵抗を突破して112.70円台まで上昇した。NY市場でもGDPの上方修正を受けて112.926円まで上値を伸ばしたが、小高く始まった米国株が下落に転じるとムードが一変。NYダウが250ドル安まで売り込まれる中、円売りの巻き戻しが活発化して一気に112円を割り込んだ。ストップロスを巻き込みながら111.814円まで下げた後は、株価とともに戻り歩調となり112.10円台で取引を終えた。 -----------6/29主な出来事---------------------------- 18:41 ホールデン英MPC委員「生活費の上昇を抑制するため、利上げの可能性を真剣に検討する必要がある」 21:00 (独) 6月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.6%前回+1.5% 予想+1.4%  21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.4万件前回24.1万件→24.2万件前回24.0万件   21:30 (米) 1-3月期GDP・確報 (前期比年率) +1.4%前回+1.2% 予想+1.2%  (米) 1-3月期個人消費・確報 (前期比年率) +1.1%前回+0.6%予想+0.6%    ------------6/29株式・債券・商品----------------------
  ---------6/30きょうの注目材料------------------------- <国内>08:30    5月完全失業率08:30    5月全国消費者物価指数08:30    6月東京都区部消費者物価指数08:50    5月鉱工業生産速報14:00    5月新設住宅着工戸数19:00    外国為替平衡操作の実施状況(介入実績) <海外>07:45    5月NZ住宅建設許可件数08:01    6月英Gfk消費者信頼感指数10:00    6月中国製造業PMI15:00    5月独小売売上高指数15:00    5月南アフリカマネーサプライM315:45    6月仏消費者物価指数・速報値15:45    5月仏生産者物価指数16:00    6月スイスKOF景気先行指数16:55    6月独雇用統計17:30    1-3月期英GDP確定値17:30    1-3月期英経常収支18:00    6月ユーロ圏消費者物価指数・速報値19:30    ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演21:00    5月南アフリカ貿易収支21:30    5月米個人消費支出(PCE)21:30    5月米個人所得21:30    5月米PCEコアデフレータ21:30    4月カナダGDP21:30    5月カナダ鉱工業製品価格21:30    5月カナダ原料価格指数22:45    6月米シカゴPMI23:00    6月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 --------6/30きょうのひとこと------------------------- 欧米金利の上昇を背景に「円キャリートレード」復活!などと囃されて1ヵ月半ぶりの113円台目前まで上昇したドル円でしたが、欧米株が(金利上昇を嫌気して?)下げると112円割れへと急反落する事になりました。円キャリーに腰が入っていなかったと言えばそれまでですが、リスク許容度の低下に極めて脆いというキャリートレードの弱みが露呈した格好でもあります。アゲアゲモードが一服したきょうの動きが重要になりそうです。 本日もよろしくお願いいたします。