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ブログ ドル/円、今年安値に接近
前週末のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を受けてドル売りの流れとなる中、本日早朝に北朝鮮が日本上空を通過するミサイルを発射した事で円買いが強まると、ドル/円は一時108.30円台まで下落して4月に付けた年初来安値(108.134円)に迫りました。
テクニカル面では、既に日足の一目均衡表で三役逆転が点灯している事や、4月や6月の下押し局面で機能した52週移動平均線を割り込んでいる事から、目先は年初来安値更新を試す動きが先行しやすいと見ます。![]()
(上記ドル/円週足の外貨ネクストネオのチャートは8/29の12:42現在)![]()
(上記ドル/円日足の外貨ネクストネオのチャートは8/29の12:42現在)
もし安値更新となるようならば、週足の一目均衡表でも三役逆転が点灯する事となるため、短期のみならず中期的にも下値余地が拡大する公算が大きいでしょう。目先の下値目処として、2016年6月安値(98.798円)?同年12月高値(118.661円)の上げ幅61.8%押し(106.386円)の水準が挙げられます。
ブログ 昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/29 火)
ブログ 今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は朝方にやや値を上げるも一時的となり、日経平均が反落する中で109.00円台まで反落しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
8/28(月)
21:30 米7月卸売在庫
24:30 米2年債入札(260億ドル)
26:00 米5年債入札(340億ドル)
※☆は特に注目の材料
本日は目玉となる経済イベントが見当りません。もっとも、前週末に米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が金融政策について言及しなかった事を背景とするドル売りが続いており、この後の海外市場でも上値の重い展開が見込まれます。
ブログ 8/25に発表されたIMMポジション
以下、ポイントです。
・円
74086枚ショートと、前週比3406枚減。内訳(図3)を見ると、ロング・ショート共に大きな変化は見られなかった事から、相場こう着の中で身動きが取りづらかった様子。
図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)![]()
図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
| 通貨 | 枚数 | 前週比 |
| 円 | 74086枚ショート | 3406枚減 |
| ユーロ | 87976枚ロング | 8709枚増 |
| ポンド | 45900枚ショート | 14040枚増 |
| スイスフラン | 1987枚ショート | 806枚増 |
| カナダドル | 51099枚ロング | 250枚減 |
| 豪ドル | 60484枚ロング | 872枚増 |
| メキシコペソ | 97618枚ロング | 2769枚増 |
| ニュージーランドドル | 21882枚ロング | 2957枚減 |
図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
| 17/08/25 | 17/08/18 | |
| Long | 45,162 | 43,308 |
| Short | 119,248 | 120,800 |
| Net | -74,086 | -77,492 |
ブログ 25日のドル円相場ときょうのひとこと(8/28 月)
ブログ 今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は、日経平均が下げ幅を拡大する中で一時109.20円台まで下落しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
8/18(金)
18:00 ユーロ圏6月建設支出
21:30 加7月消費者物価指数
23:00 米8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
23:15 カプラン米ダラス連銀総裁、講演
--:-- NAFTA再交渉の第1回会合(~20日)
※☆は特に注目の材料
米国で目玉となる経済イベントは見当りません。ただ、昨日スペインで発生したテロの影響に加え、北朝鮮情勢に対する不透明感もあり、市場のセンチメントはリスク回避の動きに傾きやすくなっています。トランプ米大統領の政策遂行能力が懸念されている事も、ドル/円相場の上値を抑えています。これらが引き続き材料視されるか、欧米株価や米長期金利に注目です。
その他、カナダで7月消費者物価指数が発表されます。事前予想は前月比±0.0%、前年比+1.2%となっています。
ブログ 今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は、前日のハト派的内容となった米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録などに反応して売られた流れを引き継いで始まると、一時109.60円台まで続落しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
8/17(木)
17:30☆英7月小売売上高
18:00 ユーロ圏6月貿易収支
18:00 ユーロ圏7月消費者物価指数・確報
20:30☆ECB理事会議事録
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米8月フィラデルフィア連銀製造業指数
21:30 加6月製造業出荷
22:15☆米7月鉱工業生産
22:15 米7月設備稼働率
23:00 米7月景気先行指数
26:00 カプラン米ダラス連銀総裁、講演
--:-- NAFTA再交渉の第1回会合(?20日)
※☆は特に注目の材料
米国で新規失業保険申請件数や7月鉱工業生産など複数の経済指標が発表されます。昨日の米FOMC議事録などを受けて米年内利上げ期待がやや後退する中、予想より弱い結果が相次ぐようならば一段とドルが売られる事も考えられます。
その他、英国で7月小売売上高の発表があり、こちらも注目です。
ブログ 今夜から明朝の注目材料は?
東京市場のドル/円は、夏休みシーズンで市場参加者が少ない中、110.60円を挟んでもみ合う展開となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
8/16(水)
17:30☆英7月雇用統計
18:00 ユーロ圏4-6月期GDP・改定値
20:00 南ア6月小売売上高
21:30 カナダ6月証券投資
21:30☆米7月住宅着工件数
21:30 米7月建設許可件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
27:00☆米FOMC議事録(7月25・26日分)
8/17(木)
07:45 NZ4-6月期生産者物価指数
08:50 日7月貿易収支
10:30☆豪7月雇用統計
※☆は特に注目の材料
前日の米7月小売売上高などを受けて年内利上げ期待が再浮上しました。本日の米FOMC議事録でインフレについて強気な見通しが示されるようならば一段とドルが買われる公算です。インフレ見通しに関してどのような議論がなされたかが焦点です。
その他、明日朝に豪7月雇用統計が発表されます。事前予想は失業率が5.6%、就業者数は2.0万人増となっています。
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