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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/27 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/27 金)

 ------------7/26ドル円相場-------------------------- 日銀が金利上昇容認の思惑で110.591円まで円高に振れるも、ECB理事会後のドル高(ユーロ安)の流れに沿って111円台を回復。 OP111.010 HI111.249 LO110.591 CL111.232 -----------7/26主な出来事--------------------------- 15:00   (独) 8月GFK消費者信頼感調査  10.6  前回10.7   予想10.7     20:45 (ユーロ) ECB政策金利    0.00%   に維持  21:30   (ユーロ) ドラギECB総裁、定例記者会見    「大規模な金融緩和は引き続き必要」 「成長見通しのリスクは概ね均衡している」 「年内のインフレ率は現在の水準近辺で推移すると見込み」 「基礎的インフレ率は年末に向けて持ち直し、中期的にも段階的に上昇する見込み」 「ECBは必要に応じて全ての手段を調整する用意がある」 「為替水準は政策目標ではない」 「ECBは再投資の方針は議論しなかった」 「ECBは現時点でガイダンスの修正は必要ないとの見方」         21:30   (米) 前週分新規失業保険申請件数 21.7万件 前回  20.7万件 (20.8万件) 予想 21.5万件    21:30 (米) 6月耐久財受注(前月比) 1.0% 前回  -0.6% (-0.3%)  予想3.0%  21:30  (米) 6月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) 0.4% 前回  -0.3% (0.3%) 予想 0.5%   23:31 ペンス米副大統領 「牧師が解放されなければ、米国はトルコに制裁措置を取ると警告」  25:13 バルニエEU・ブレグジット交渉官「離脱後の通商条件で英国案の主要部分を拒否」 29:21 トランプ米大統領「GDPの数値はすばらしいものになると思う」 ---------7/26株式・債券・商品--------------------- 日経平均 22614.25△103.77豪ASX 6247.646 ▼18.196上海総合 2903.647 ▼1.915英FT 7658.26▼50.79独DAX 12579.33▼110.06NYダウ 25414.10△172.16 日10年債利回り 0.0740%▼0.0120豪10年債利回り 2.679%▼0.040英10年債利回り 1.274%▼0.002独10年債利回り 0.396%±0.000米2年債利回り 2.6694%△0.0364米10年債利回り 2.9746%△0.0260 NY原油 69.30 △0.78NY金 1241.00△6.40 ------------7/27きょうの注目材料--------------------- <国内> 10:10 日銀オペ <海外> 10:30  4-6月期豪生産者物価指数 14:30  4-6月期仏GDP・速報値 15:00  6月独輸入物価指数21:30  4-6月期米GDP速報値23:00  7月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値-----  BRICS首脳会議(南ア・ヨハネスブルグ、最終日) ------------7/27きょうのひとこと--------------------- 1)来週の日銀金融政策決定会合への不透明感が円高要因(円安抑制要因)、2)今夜の米GDPへの期待がドル高要因(円高抑制要因)、という状況です。1)については10:10のオペタイムに注目です。指値オペなどで0.1%前後で高止まりしている長期金利の上昇をけん制してくるのか注目しましょう。2)については、トランプ大統領は5%近い伸びを期待しているとか。ただし、アトランタ連銀のGDPNOWは+3.8%となっています。円高が強いかドル高が強いか決戦の金曜日です。  ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html   
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/26 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/26 木)

 ------------7/25ドル円相場-------------------------- 日銀絡みの日経報道で勇み足的に一時110.60円台まで下落。ただ、米欧貿易摩擦回避で合意も111円台が重い。 OP111.173 HI111.381 LO110.654 CL110.946 -----------7/25主な出来事--------------------------- 07:45   (NZ) 6月貿易収支   -1.13億NZドル前回 2.94億NZドル (2.08億NZドル)  予想2.00億NZドル    10:30   (豪) 4-6月期四半期消費者物価(前年同期比) +2.1%   前回+1.9%   予想+2.2%    17:00   (独) 7月IFO企業景況感指数  101.7 前回 101.8   予想101.5   23:00   (米) 6月新築住宅販売件数(年率換算件数)   63.1万件前回68.9万件 (66.6万件) 予想 67.0万件    23:45 米政府顧問、外国製自動車2000億ドル相当に25%関税発動予想-米紙 26:45 日銀がETFの購入配分を見直しへ、副作用に配慮-日経 28:42 「トランプ米大統領、貿易戦争へEUの譲歩を確保」「トランプ米大統領とユンケル欧州委員長、貿易緊張の緩和で合意」-報道 ---------7/25株式・債券・商品--------------------- 日経平均 22614.25△103.77豪ASX 6247.646 ▼18.196上海総合 2903.647 ▼1.915英FT 7658.26▼50.79独DAX 12579.33▼110.06NYダウ 25414.10△172.16 日10年債利回り 0.0740%▼0.0120豪10年債利回り 2.679%▼0.040英10年債利回り 1.274%▼0.002独10年債利回り 0.396%±0.000米2年債利回り 2.6694%△0.0364米10年債利回り 2.9746%△0.0260 NY原油 69.30 △0.78NY金 1241.00△6.40 ------------7/26きょうの注目材料--------------------- <国内> 08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)  <海外> 10:30  4-6月期豪輸入物価指数15:00  8月独GFK消費者信頼感指数16:30  6月スウェーデン失業率18:30  6月南アフリカ生産者物価指数 20:45  ECB理事会、政策金利発表21:30  ドラギECB総裁、定例記者会見 21:30  米新規失業保険申請件数21:30  6月米耐久財受注額26:00  米7年債入札 (300億ドル)29:00  インテル第2四半期決算 29:01  アマゾン・ドット・コム第2四半期決算 ----   BRICS首脳会議(南ア・ヨハネスブルク、27日まで) ------------7/26きょうのひとこと--------------------- 「日銀が上場投資信託(ETF)の購入配分を見直しへ」との報道に110.60円台まで円買いで反応したのは市場の勇み足でしょう。6兆円の購入を減額しようというのではなく、あくまでも配分を見直そうという話です。米欧首脳会談の貿易摩擦回避に向けた取り組み合意についても、ユーロ高で反応していますが、勝者はやはり譲歩を引き出したトランプ大統領(ドル)でしょう。ドル売り・円買いは続かないと見ており、110円台後半で値固めを行いつつ、上昇再開のきっかけを探る展開を見込んでいます。 ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html    
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/25 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/25 水)

  ------------7/24ドル円相場-------------------------- 111円台半ばの上値は重かった一方、110円台後半の下値も堅く、小陰線引け。 OP111.319 HI111.511 LO110.961 CL111.201 -----------7/24主な出来事--------------------------- 16:30   (独) 7月製造業PMI速報値     57.3 前回55.9   予想55.5 17:00  (ユーロ) 7月製造業PMI速報値    55.1 前回54.9   予想54.6 17:00   (ユーロ) 7月総合PMI速報値54.3前回 54.9予想 54.8 20:00   トルコ中銀、政策金利    17.75%    20:29 トランプ米大統領「関税は最高にすばらしい」 22:00   (米) 5月住宅価格指数(前月比)  +0.2%  前回 +0.1% (+0.2%)  予想+0.3%   22:45   (米) 7月製造業PMI速報値    55.5 前回55.4   予想55.4  22:50 メイ英首相「私がEUとの交渉を率い、EU離脱担当相を私の補佐に」 23:00   (米) 7月リッチモンド連銀製造業指数  20  前回20 (21)  予想18    ---------7/24株式・債券・商品--------------------- 日経平均 22510.48△113.49豪ASX  6265.842△38.286上海総合 2905.562 △46.020英FT 7709.05△53.26独DAX 12689.39△140.82NYダウ 25241.94△197.65 日10年債利回り 0.0860%±0.0000豪10年債利回り 2.719%△0.049英10年債利回り 1.276%△0.004独10年債利回り 0.397%▼0.010米2年債利回り 2.6331%△0.0043米10年債利回り 2.9541%△0.0610 NY原油 68.52 △0.63NY金 1234.60△0.20 ------------7/25きょうの注目材料--------------------- <国内> 特になし  <海外> 07:45  6月NZ貿易収支10:30  4-6月期豪消費者物価指数15:45  6月仏卸売物価指数17:00  6月ユーロ圏マネーサプライM3 17:00  7月独Ifo企業景況感指数23:00  6月米新築住宅販売件数 23:30  EIA週間在庫統計 26:00  米5年債入札 (360億ドル)----   米EU首脳会談(ワシントン) ----   BRICS首脳会議(南ア・ヨハネスブルク、27日まで) ------------7/25きょうのひとこと--------------------- トランプ米大統領が「欧州連合(EU)は貿易上の敵」と言い切るなど米とEUの溝は深く、本日の米欧首脳通商協議の行方は不透明と言わざるを得ません。ドル/円が112円台に復帰するシナリオは描きづらいところです。もっとも、貿易戦争は「ドル高要因」との見方もあります。また、27日に発表される米4-6月期国内総生産(GDP)が年率5%近い高成長を示すとの期待もあります。ドル/円の110円台後半は引き続きサポートになると見ています。 本日もよろしくお願いいたします。  ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html 
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 火)

 ------------7/23ドル円相場-------------------------- 110.70円台までドル売り・円買いが先行するも、米大統領の批判にもめげず米長期金利が上昇する中、ドルが持ち直すと111.50円台を回復。 OP111.403 HI111.541 LO110.753 CL111.355 -----------7/23主な出来事--------------------------- 21:30  (加) 5月卸売売上高(前月比)  1.2%前回  0.1% (-0.1%)  予想0.6%   23:00   (ユーロ) 7月消費者信頼感(速報値) -0.6前回 -0.5(-0.6)  予想-0.7   23:00  (米) 6月中古住宅販売件数(年率換算件数)  538万件 前回  543万件 (541万件)  予想544万件   ---------7/23株式・債券・商品--------------------- 日経平均 22396.99▼300.89豪ASX  6227.556 ▼58.295上海総合 2859.542 △30.271英FT 7655.79▼23.00独DAX 12548.57▼12.85NYダウ 25044.29▼13.83 日10年債利回り 0.0860%△0.0510豪10年債利回り 2.670%△0.054英10年債利回り 1.272%△0.040独10年債利回り 0.406%△0.037米2年債利回り 2.6287%△0.0356米10年債利回り 2.9541%△0.0610 NY原油 67.89 ▼2.57NY金 1234.40▼6.00 ------------7/24きょうの注目材料--------------------- <国内> 14:00  5月景気動向指数改定値  <海外> 16:00  7月仏製造業PMI速報値 16:00  7月仏サービス業PMI速報値16:30  7月独製造業PMI速報値16:30  7月独サービス業PMI速報値 17:00  7月ユーロ圏製造業PMI速報値17:00  7月ユーロ圏サービス業PMI速報値20:00  トルコ中銀、政策金利発表22:00  5月米住宅価格指数22:45  7月米製造業PMI速報値22:45  7月米サービス業PMI速報値22:45  7月米総合PMI速報値 23:00  7月米リッチモンド連銀製造業景気指数26:00  米2年債入札 (350億ドル) ------------7/24きょうのひとこと--------------------- 昨日の米長期金利上昇とドルの持ち直しについては、「トランプ大統領の利上げやドル高への批判は『的外れ』」という市場の評価ではないでしょうか。減税やインフラ投資で景気のアクセルを吹かしつつ、関税まで強化しておいて、「利上げはするな、ドル高は嫌だ」はさすがにムシが良すぎるということでしょう。 本日もよろしくお願いいたします。  ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html   
20日のドル円相場ときょうのひとこと(7/23 月) ブログ

20日のドル円相場ときょうのひとこと(7/23 月)


------------7/20ドル円相場-------------------------- トランプ米大統領の利上げ&ドル高への苦言で下落圧力高まり11日以来の111.30円台へ軟化。 OP112.422 HI112.624 LO111.381 CL111.447 -----------7/20主な出来事--------------------------- 08:30 (日) 6月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く前年比)+0.8%前回+0.7%
予想+0.8% 15:00 (独) 6月生産者物価指数(前年比) +3.0%
前回+2.7%予想+3.0%

17:00 (ユーロ) 5月経常収支 224億ユーロ前回284億ユーロ(296億ユーロ) 21:30 (加) 5月小売売上高(前月比)+2.0% 前回-1.2%(-0.9%)
予想+1.0% 21:30(加) 6月消費者物価指数(前年比) +2.5% 前回+2.2%
予想+2.3%
 19:21 トランプ米大統領 -CNBC「中国製品に対する5000億ドル相当の輸入関税を課す準備がある」 21:51 トランプ米大統領 -ツイッター「中国、欧州連合(EU)や他国は自国通貨を操作し、政策金利を低く抑えている。一方で米国は金利を上げて、ドルはよりいっそう強くなっている」  23:00 「日銀は次回会合で緩和政策の持続可能性を高める方策を議論」「政策の持続性確保へ長期金利目標などの柔軟化も検討」-ロイター 27:10 トランプ米大統領はFRBが年内にあと2回利上げするのを懸念している-CNBC 29:50 ムニューシン米財務長官 「相場操縦の兆候がないか、最近の人民元安を注意深く監視」 「人民元安は中国に不当な利益を生み出す、次回の為替報告書で慎重に行動を検討する」 「ドル高は米国にとって長期的に重要、短期的なドルの問題にはコメントしない」 「トランプ米大統領はFRBやパウエルFRB議長の独立性を尊重」 ---------7/20株式・債券・商品---------------------日経平均 22697.88▼66.80豪ASX  6285.851△23.151上海総合 2829.271 △56.726英FT 7678.79▼5.18独DAX 12561.42▼124.87NYダウ 25058.12▼6.38 日10年債利回り 0.0350%▼0.0070豪10年債利回り 2.616%▼0.041英10年債利回り 1.232%△0.047独10年債利回り 0.370%△0.040米2年債利回り 2.5931%△0.0024米10年債利回り 2.8931%△0.0551 NY原油 70.46 △1.00NY金 1231.10△7.10------------7/23きょうの注目材料--------------------- <国内> 特になし  <海外> 21:30  5月カナダ卸売売上高 23:00  7月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値23:00  6月米中古住宅販売件数 26:00  ブロードベントBOE副総裁、講演  ------------7/23きょうのひとこと---------------------

トランプ米大統領の度重なる口先介入と日銀緩和の微調整に絡む観測報道で、ドル買い・円売りに傾いたポジションが盛大に「リバース」した格好です。少し前までレジスタンスとして意識され、上抜けたことで上昇に弾みが付いた111円前後が今度はサポートとして機能するか注目しましょう。 本日もよろしくお願いいたします。  ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html -------------------    
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20金)

 ------------7/19ドル円相場-------------------------- 半年ぶり高値更新からのトランプ砲炸裂で失速。 OP112.818 HI113.162 LO112.063 CL112.473 -----------7/19主な出来事------------------------- 08:50  日本6月貿易統計(通関ベース)  7214億円前回  -5783億円 (-5805億円)  予想5312億円    10:30  豪 6月新規雇用者数    5.09万人 前回1.20万人 (1.34万人)  予想1.65万人 豪6月失業率    5.4%  予想 5.4%  前回5.4%  17:30   英6月小売売上高指数(前月比)  -0.5%前回 +1.3% (+1.4%) 予想+ 0.2%    21:30 米前週分新規失業保険申請件数    21.4万件 (21.5万件)  22.0万件  20.7万件  21:30   7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数   25.7前回 19.9   予想22.0   23:00  6月景気先行指標総合指数(前月比)  0.5%前回  0.2% (0.0%) 予想0.4%    26:17 トランプ米大統領「金利の上昇、嬉しくない」「人民元は石のように転げ落ちている」「ドル上昇で米国は不利な立場に」 26:55 ホワイトハウス「大統領はFRBの独立性を尊重」「大統領はFRBの決定に介入していない」 ---------7/19株式・債券・商品--------------------- 日経平均 22764.68▼29.51豪ASX  6262.700△17.589上海総合 2772.545 ▼14.712英FT 7683.97△7.69独DAX 12686.29▼79.65NYダウ 25064.50▼134.79 日10年債利回り 0.0420%▼0.0030豪10年債利回り 2.657%△0.022英10年債利回り 1.185%▼0.041独10年債利回り 0.330%▼0.012米2年債利回り 2.5907%▼0.0185米10年債利回り 2.8380%▼0.0312 NY原油 69.46 △0.70NY金 1224.00▼3.90 ------------7/20きょうの注目材料--------------------- <国内> 08:30 6月全国消費者物価指数 08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) 13:30 5月全産業活動指数 <海外> 15:00 6月独生産者物価指数 17:00 5月ユーロ圏経常収支(季節調整済み) 21:20 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演 21:30 5月カナダ小売売上高21:30 6月カナダ消費者物価指数29:00?ゼネラル・エレクトリック(GE)4-6月期決算  ------------7/20きょうのひとこと--------------------- トランプ米大統領が「利上げは喜ばしくない」と発言した事で市場がザワついています。エルドアン・トルコ大統領とキャラが丸かぶりですね・・・それはともかく、ホワイトハウスが即座にこのお騒がせ発言の火消しに動くと、金利が元に戻りドルも買い戻されたところをみると、市場は大統領が本気で利上げを止めたりドル安に誘導するとは考えていないようです。現時点では、昨日のドルの下落は調整の一環と見るのが妥当でしょう。  本日もよろしくお願いいたします。  ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html 
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 木)

   ------------7/18ドル円相場-------------------------- 半年ぶりに113円乗せも、年初来高値を前に失速気味。 OP112.849 HI113.137 LO112.705 CL112.825 -----------7/18主な出来事------------------------- 17:00   (南ア) 6月消費者物価指数(前年比) +4.6% 前回4.4%   予想4.8%   17:30  (英) 6月消費者物価指数(前月比)  0.0%前回0.4%   予想0.2%(英) 6月消費者物価指数(前年比)  +2.4% 前回2.4%   予想2.6% (英) 6月消費者物価指数(コア前年比)  +1.9% 前回+2.1%予想+2.1%(英) 6月小売物価指数(前年比)  +3.4% 前回3.3%   予想3.5%  (英) 6月卸売物価指数(前年比)  +2.1%前回2.1%   予想2.1%    18:00  (ユーロ) 6月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年比) +2.0%   前回2.0%  予想2.0%  21:30   (米) 6月住宅着工件数(年率換算)   117.3万件前回  135万件 133.7万件予想132.0万件  (米) 6月建設許可件数(年率換算)    127.3万件 前回130.1万件   予想133.0万件   23:00 (米) パウエル米FRB議長「バランスシートが通常へ戻るのに3?4年かかると予想」 「現在、金融バブルは見られない」 「財政政策はある程度の期間、持続不能な軌道になるだろう」 「債務より速いペースで経済を成長させる必要がある」        27:00   (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)   「12地域中10地域で経済活動が緩やかに拡大」 「全ての地域で物価が緩やかに上昇」 「全ての地域で製造業者が関税に懸念を表明」 「全ての地域で労働市場は引き締まった」  ---------7/18株式・債券・商品--------------------- 日経平均 22794.19△96.83豪ASX  6245.111 △41.471上海総合 2787.257 ▼10.869英FT 7676.28△49.95独DAX 12765.94△104.40NYダウ 25199.29△79.40 日10年債利回り 0.0450%△0.0020豪10年債利回り 2.635%▼0.022英10年債利回り 1.226%▼0.032独10年債利回り 0.342%▼0.004米2年債利回り 2.6093%▼0.0061米10年債利回り 2.8692%△0.0092 NY原油 68.76 △0.68NY金 1227.90△0.60 ------------7/19きょうの注目材料--------------------- <国内> 08:50 6月貿易統計(通関ベース) 未定  7月月例経済報告  <海外> 10:30  6月豪雇用統計17:30  6月英小売売上高指数21:30  前週分の米新規失業保険申請件21:30  7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:00  クオールズ米FRB副議長、講演 未定  南ア準備銀行(SARB)政策金利発表23:00  6月米景気先行指標総合指数29:09  マイクロソフト4?6月期決算  ------------7/19きょうのひとこと--------------------- 昨日のドル円は、やや上ヒゲが長い十字線引けとなりました。十字線は気迷い線とも呼ばれ、トレンドの転換点に出現するとされています。それだけに、反落への備えが必要かもしれません。ただ、足元の「米経済1人勝ち」「米ドル1強」の見方に変化がない限り、ドルが売り込まれる公算は小さいのではないでしょうか。そう考えると、ドル円の下値も限られそうです。そうした中、もし昨日高値(113.14円前後)を上抜ければ、年初来高値をあっさり更新する事になるかもしれません。いずれにしても、昨日の十字線の意味を決めるのは、きょうの動きという事になるのでしょう。 本日もよろしくお願いいたします。  ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html  
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 水)

  ------------7/17ドル円相場-------------------------- ドル買い再開。パウエルFRB議長の証言で上昇加速し、1月9日以来の112.90円台へ。 OP112.272 HI112.923 LO112.222 CL112.858 -----------7/17主な出来事--------------------------- 07:45   NZ4-6月期四半期消費者物価(前年比) 1.5%前回1.1%   予想1.6%   
10:30 RBA議事録「短期的に金融政策を調整する強い証拠はない」「経済が予想通り改善すれば、次の行動は利上げ」「しばらく金利を据え置くことが適切」 「豪ドルは下落したが、依然として過去2年間のレンジ」「最近のデータは今年から来年にGDP成長が3%を若干上回るとの予想と一致」「世界成長に対して下方向のリスクが増し、貿易摩擦は有害」   17:30   英6月失業保険申請件数    0.78万件前回 -0.77万件→-0.30万件予想-0.21万件  6月失業率    2.5%      前回2.5% 英3-5月失業率(ILO方式) 4.2% 前回 4.2%   予想4.2% 英3-5月週平均賃金 +2.5%予想+2.5%前回+2.5% 22:15  米6月鉱工業生産(前月比)  0.6%  前回-0.1% (-0.5%)  予想0.6%   6月設備稼働率  78.0%前回  77.9% (77.7%)  予想78.3%    23:00 パウエルFRB議長 、上院銀行員会で証言「当面、漸進的な利上げ継続が最善策」「FOMCは利上げが速過ぎたり、遅過ぎたりするリスクを承知している」「インフレは2%の対照的な目標を上回ったり、下回ったりすることもある」「緩やかな賃金上昇は雇用市場が高インフレを引き起こしていないことを伝えている」「最新の経済データは第2四半期の米成長がかなり強いことを示唆している」「最近のインフレは心強い」「経済に対する全体的なリスクは概ねバランスがとれている」「雇用市場は強く、労働者はより良い状態にある」「賃金上昇は依然としてインフレの傾向を上回る」「保護政策は経済的悪影響をもたらす」「労働参加率の上昇は非常に健全な兆し」「一部の資産価格は高い」「米貿易の不確実性が賃金成長の脅威となる可能性」「イールドカーブの形状は長期金利に関するメッセージ」   23:00  米7月NAHB住宅市場指数    68   前回68 予想 68 

英テレグラフ 「欧州委員会は、英国以外の欧州連合(EU)加盟国に対し、EUとの合意が成立しないまま英国が離脱する事態への備えを強化するよう求める計画だ」 英下院議会が、通商法修正案を否決-メイ首相、面目維持         29:00  5月対米証券投資(短期債除く) 456億ドル 前回  939億ドル (940億ドル)     ---------7/17株式・債券・商品--------------------- 日経平均 22697.36△100.01豪ASX  6203.640 ▼37.878上海総合 2798.126 ▼15.916英FT 7626.33△25.88独DAX 12661.54△100.52NYダウ 25119.89△55.53 日10年債利回り 0.0430%△0.0030豪10年債利回り 2.657%△0.022英10年債利回り 1.258%▼0.022独10年債利回り 0.346%▼0.018米2年債利回り 2.6154%△0.0187米10年債利回り 2.8600%△0.0018 NY原油 68.08 △0.02NY金 1227.30▼12.40 ------------7/18きょうの注目材料---------------------<国内> 特になし  <海外> 09:00  ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演 17:00  6月南アフリカ消費者物価指数 17:30  6月英消費者物価指数17:30   6月英小売物価指数17:30  6月英卸売物価指数18:00  5月ユーロ圏建設支出 18:00  6月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値 20:00  モルガン・スタンレー第2四半期決算 20:00  5月南アフリカ小売売上高21:30  6月米住宅着工件数21:30   6月米建設許可件数 23:00  パウエルFRB議長、米下院金融サービス委員会で証言 23:30  EIA週間在庫統計 27:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック) 29:05  IBM第2四半期決算  ------------7/18きょうのひとこと--------------------- ドル円は、2日間の休養(調整)を挟むという理想的な上昇の展開で113円台に乗せています。誰もが注目する年初来高値の113.40円前後を前に、東京市場では上げ渋っていますが、欧米勢のアニマルスピリットに期待しましょう。 本日もよろしくお願いいたします。 
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20日・21日のドル円相場ときょうのひとこと(3/22 木) ブログ

20日・21日のドル円相場ときょうのひとこと(3/22 木)

 ----------3/20ドル円相場--------------------------

 
FOMCに向けたポジション調整的なドル買いを支えに上昇。雨宮日銀副総裁の発言で押し戻される場面もあったが、堅調地合いを維持。 OP106.000 HI106.604 LO105.930 CL106.529  -----------3/20主な出来事---------------------------  09:30(豪) RBA議事録・低金利、失業率を押し下げとインフレ押し上げに寄与・豪ドル高ならインフレや経済成長の伸びを鈍化させる可能性も・2018年GDP伸び率、潜在成長率を上回る見通し・2018年CPI上昇率、2%をやや上回る見通し・堅調な雇用はしっかりとした賃金伸び率につながっていない・各国が米追加関税に反応すれば、豪や世界経済のリスク高まる 16:00(独) 2月生産者物価指数 (前年比)+1.8%+2.1%予想+2.0% 17:41 若田部日銀副総裁「必要なら躊躇なく緩和する」「金融政策の時期尚早の変化は回避する」 18:09 雨宮日銀副総裁 「現段階では金利調整を検討する段階ではない」「2%達成を前に金利を調整する可能性は排除していない」 18:30(英) 2月消費者物価指数 (前年比)+2.7%前回+3.0%予想+2.8% (英) 2月生産者物価指数 (前年比)+2.6%前回+2.8%予想+2.7% (英) 2月小売物価指数 (前年比)+3.6%前回+4.0%予想+3.7% 19:00(独) 3月ZEW景気期待指数5.1前回17.8予想13.0 19:00(ユーロ圏) 3月ZEW景気期待指数13.4前回29.3 21:30(加) 1月卸売売上高 (前月比)+0.1%前回-0.5%(-0.2%)予想0.0% 24:00(ユーロ圏) 3月消費者信頼感・速報0.1 前回0.1予想0.0 G20声明「我々は、金融環境の予想より早い引締めにより生じる金融上の脆弱性や高まる経済的・地政学的緊張を含む、見通しに対する主要なリスクを議論した。」「強固なファンダメンタルズや健全な政策、強靭な国際通貨システムは、為替レートの安定に不可欠であり、強固で持続可能な成長や投資に貢献する。」「柔軟な為替レートは、場合によっては、ショックを吸収するものになりうる。」「我々はまた、為替レートの過度な変動や無秩序な動きが、経済及び金融の安定に対して悪影響を与え得ることを認識する。」「我々は、通貨の競争的切下げを回避し、競争力のために為替レートを目標としない。」 ------------3/20株式・債券・商品--------------------- 日経平均 21380.97▼99.93豪ASX 5936.383▼23.051上海総合 3290.640△11.388英FT  7061.27△18.34独DAX   12307.33△90.31NYダウ 24727.27△116.36 日10年債利回り 0.043%豪10年債利回り 2.700%英10年債利回り 1.485%独10年債利回り 0.585%米2年債利回り 2.3448%米10年債利回り 2.8959% NY原油 63.40△1.34NY金 1317.60▼0.20 --------------3/21ドル円相場---------------
 FOMC後に乱高下。経済見通し引き上げでドル買い先行もパウエル議長のハト派会見で106円割れへ。 OP106.535 HI106.639 LO105.873 CL106.030 -----------3/21主な出来事--------------------------- 18:30 (英) 2月失業者数 +0.92万人 前回-0.72万人→-0.16万人  (英) 2月失業率 2.4%前回2.3%   (英) 1-3月週平均賃金 前年比+2.8%前回+2.7%予想+2.6% 18:30 (英) 2月財政収支 +3億GBP前回+116億GBP→+117億GBP予想+5億GBP   21:30 (米) 10-12月期経常収支 -1282億USD 前回-1006億USD→-1015億USD予想-1250億USD  23:00 (米) 2月中古住宅販売件数 554万件前回538万件 予想540万件   (米) 2月中古住宅販売件数 (前月比) +3.0% 前回-3.2% 予想+0.4%  27:00 (米) FOMC政策金利を 1.25-1.50%から 1.50-1.75% に引き上げ
声明「経済状況はFF金利のさらなる緩やかな引き上げを正当化すると委員会は予想」「インフレは今後数カ月で上昇へ、2%水準で安定」  27:00 FOMC経済・金利見通しGDP2018 2.7%(2.5%)2019 2.4%(2.1%)2020 2.0%(2.0%)長期 1.8%(1.8%) 失業率 2018 3.8%(3.9%)2019 3.6%(3.9%)2020 3.6%(4.0%)長期 4.5%(4.6%) コアPCE(インフレ率)2018 1.9%(1.9%)2019 2.1%(2.0%)2020 2.1%(2.0%) FF金利2018 2.125% (2.125%) 2019 2.875% (2.688%)2020 3.375% (3.063%) 長期 2.875% (2.750%)   27:30パウエルFRB議長・緩やかな利上げが経済を支援・遅過ぎる利上げは経済にリスクもたらす・金利については中立的な道筋を試みている・インフレ加速の兆候は見られていない・減税が経済に与える影響は極めて不確実・貿易はより見通しに対する顕著なリスクになった 29:00 (NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレートを 1.75% に維持「金融政策はかなりの期間緩和的であり続けるだろう」  ------------3/21株式・債券・商品--------------------- 日経平均 -----豪ASX 5950.270 △13.887上海総合 3280.952 ▼9.688英FT  7038.97▼22.30独DAX   12309.15△1.82NYダウ 24682.31▼44.96 日10年債利回り -----豪10年債利回り 2.698%▼0.002英10年債利回り 1.527%△0.042独10年債利回り 0.592%△0.007米2年債利回り 2.3055%▼0.0393米10年債利回り 2.8830%▼0.0128 NY原油 65.17 △1.77NY金 1327.30△9.70 ------------3/22きょうの注目材料--------------------- <国内> なし <海外> 09:30  2月豪雇用統計16:45  3月仏企業景況感指数17:00  3月仏製造業PMI・速報値17:00  3月仏サービス業PMI・速報値17:30  3月独製造業PMI・速報値17:30  3月独サービス業PMI・速報値18:00  3月ユーロ圏製造業PMI・速報値18:00  3月ユーロ圏サービス業PMI・速報値 18:00  1月ユーロ圏経常収支(季節調整済み) 18:00  3月独Ifo企業景況感指数18:00  3月ECB月報 18:30  2月英小売売上高指数 20:00  1月南アフリカ小売売上高21:00  BOE金融政策委員会(MPC)政策金利発表21:00  英MPC議事要旨 21:30  米新規失業保険申請件数22:00  1月米住宅価格指数23:00  2月米景気先行指数25:30  トランプ米大統領、対中関税文書に署名26:00  ラムスデンBOE副総裁、講演 -----  EU首脳会議(ブリュッセル、23日まで)  ------------3/22きょうのひとこと----------------------  FOMCは経済見通しで来年のインフレ率予測を引上げたほか、政策金利見通しでも来年の予想利上げ回数を2回から3回に引上げました。成長率や失業率の予測も今年と来年分が引上げられており、FOMCが米経済の先行きに自信を深めている様子が見て取れます。それでもドル円が売られたのは、パウエル議長がインフレ加速の兆候なしとの見方を示した事や、貿易戦争への懸念を示した事で米長期金利と米株が低下したからでしょう。貿易戦争といえば、今夜はトランプ大統領が対中関税に関する文書に署名する予定です。ホワイトハウスによると「中国の経済的攻撃に狙いを定めた」大統領覚書との事です。 本日もよろしくお願いいたします。 
パウエルFRB議長がFOMC初登板 ブログ

パウエルFRB議長がFOMC初登板

本日から明日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、米国の堅調な景気状況に鑑みて0.25%のFF金利引き上げが確実視されている。市場の関心も利上げそのものではなく、今後の利上げペースに向かっている。これを見極める上で、以下の3点には特に注目しておきたい。 (1)経済見通しのインフレ予測トランプ米大統領の減税やインフラ投資拡大に加え、労働需給の逼迫などを背景に物価上昇ピッチが早まるとの見方がくすぶる中、FOMCのインフレ見通しに注目が集まっている。なお、前回12月の経済見通しでは2018年末のインフレ率(コアPCEデフレーターの前年比)を1.9%と予測した。もし、年内に目標の2.0%に達するとの見方が示されれば、FOMCタカ派化の印象が強まりそうだ。 (2)金利見通しのFF金利予測いわゆるドットチャートが今回のFOMCで最大の注目を集める事になるだろう。前回、2018年末のFF金利の予測中央値は2.125%(0.25%利上げ×3回)、19年末を2.6875%、20年末を3.0625%、長期見通しは2.750%とした。もし、上方へのスライドがあれば、FOMCが利上げペースをアップさせるというシグナルになる。持続可能な金利水準であり「均衡金利」と解釈できる長期見通しの水準が引上げられるのかにも注目したい。 (3)パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見FRB議長に就任して初めての会見だけに注目が集まろう。イエレン前議長の「緩やかで漸進的な利上げ」路線を継承するとの見方が一般的。ただ、2月末の議会証言では「インフレ率が今年は前年比で上昇し、中期的に2%近辺で安定すると予想」とした上で、「FRBが後手に回り経済が過熱すれば、利上げペースを速める必要が出てくる」などとややタカ派的な発言を行った。 今回のFOMCは、ドル/円が105.50-107.00円のボックス圏を抜けるきっかけになるかという点でも注目を集めている。上記の通り、FOMCはややタカ派色が強めに出る可能性がありそうだ。そうなった場合にはドル買いが見込める一方、長期金利の上昇が株価の値崩れに繋がれば円買いを誘発する可能性もある。FOMCに対する米国株や米国債の反応もドル/円にとって重要なポイントとなりそうだ。