ドイツ人は欧州で最も自国の方向や経済に満足=調査
[ベルリン 6日 ロイター] - ベルテルスマン財団が6日に公表した調査で、ドイツ人は他の国の国民に比べ、自国の方向にはるかに満足しており、政治対立も二極化していないことが分かった。メルケル首相が24日の選挙で再選されるとの見方を強める根拠になるとみられている。
非核三原則の見直しを議論することは考えてない=菅官房長官
[東京 6日 ロイター] - 菅義偉官房長官は6日午後の会見で、政府として非核三原則見直しの議論をすることは考えていないと語った。石破茂元防衛相が報道番組で北朝鮮の核開発への抑止力として、米軍の核兵器の国内配備について議論を始めるべきだとの見方を示したことに関連して述べた。
<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>ドル/円は108円を割込み「売りシグナル」に!? 米金融政策は重要だが雇用統計は価値低下</i>
■米ドル/円は2016年6月の「英国国民投票」を材料に乱高下 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まず、日足チャートをご覧いただきたい。
昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、それまでの安値(105円台ミドル)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。
「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。
ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。
昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
■ボックス相場上抜け後のターゲットを達成したが… 日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降の相場は、レジスタンス・ライン(1)「赤の破線」に従って下落した、と考える。
を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の(10月)初旬の値動きで、米ドル/円が上昇して、このレジスタンス・ライン(1)「赤の破線(細線)」を上に抜けた。「買いシグナル」を発した、と考える。「売り方」(=米ドル売り・円買いのポジション)は、いったん撤退と考える。
ただし、この時点では引き続き、米ドル/円はボックス相場「茶色の破線」を形成中だ。
このボックス相場に着目すれば、上値のメドは108.00円近辺だが、米ドル/円の上値抵抗も強いだろう、と考えていた。
ところが、日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。
ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。
ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。
日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。
■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。
米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。
米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。
米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。
109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。
それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「青の破線(太線)」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は108.00円近辺、と考える。
そして、ボックス相場「青の破線」の内側で、米ドル/円はボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。
ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は108.00近辺、と考える。
このボックス相場「緑の破線」に注目すれば良い、と考える。
つまり、このボックス相場「緑の破線」の上限近くで「売り」、下限近くで「買い」、そして、上限を上に抜ける場合は「買いシグナル」、下限を下に抜ける場合は「売りシグナル」、と考える。
サポート・ライン「ピンクの破線」を…
昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、それまでの安値(105円台ミドル)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。
「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。
ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。
昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
■ボックス相場上抜け後のターゲットを達成したが… 日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降の相場は、レジスタンス・ライン(1)「赤の破線」に従って下落した、と考える。
を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の(10月)初旬の値動きで、米ドル/円が上昇して、このレジスタンス・ライン(1)「赤の破線(細線)」を上に抜けた。「買いシグナル」を発した、と考える。「売り方」(=米ドル売り・円買いのポジション)は、いったん撤退と考える。
ただし、この時点では引き続き、米ドル/円はボックス相場「茶色の破線」を形成中だ。
このボックス相場に着目すれば、上値のメドは108.00円近辺だが、米ドル/円の上値抵抗も強いだろう、と考えていた。
ところが、日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。
ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。
ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。
日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。
■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。
米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。
米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。
米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。
109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。
それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「青の破線(太線)」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は108.00円近辺、と考える。
そして、ボックス相場「青の破線」の内側で、米ドル/円はボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。
ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は108.00近辺、と考える。
このボックス相場「緑の破線」に注目すれば良い、と考える。
つまり、このボックス相場「緑の破線」の上限近くで「売り」、下限近くで「買い」、そして、上限を上に抜ける場合は「買いシグナル」、下限を下に抜ける場合は「売りシグナル」、と考える。
サポート・ライン「ピンクの破線」を…
<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>ドル/円は108円を割込み「売りシグナル」に!? 米金融政策は重要だが雇用統計は価値低下</i>
■米ドル/円は2016年6月の「英国国民投票」を材料に乱高下 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まず、日足チャートをご覧いただきたい。
昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、それまでの安値(105円台ミドル)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。
「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。
ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。
昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
■ボックス相場上抜け後のターゲットを達成したが… 日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降の相場は、レジスタンス・ライン(1)「赤の破線」に従って下落した、と考える。
を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の(10月)初旬の値動きで、米ドル/円が上昇して、このレジスタンス・ライン(1)「赤の破線(細線)」を上に抜けた。「買いシグナル」を発した、と考える。「売り方」(=米ドル売り・円買いのポジション)は、いったん撤退と考える。
ただし、この時点では引き続き、米ドル/円はボックス相場「茶色の破線」を形成中だ。
このボックス相場に着目すれば、上値のメドは108.00円近辺だが、米ドル/円の上値抵抗も強いだろう、と考えていた。
ところが、日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。
ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。
ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。
日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。
■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。
米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。
米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。
米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。
109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。
それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「青の破線(太線)」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は108.00円近辺、と考える。
そして、ボックス相場「青の破線」の内側で、米ドル/円はボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。
ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は108.00近辺、と考える。
このボックス相場「緑の破線」に注目すれば良い、と考える。
つまり、このボックス相場「緑の破線」の上限近くで「売り」、下限近くで「買い」、そして、上限を上に抜ける場合は「買いシグナル」、下限を下に抜ける場合は「売りシグナル」、と考える。
サポート・ライン「ピンクの破線」を…
昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、それまでの安値(105円台ミドル)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。
「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。
ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。
昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
■ボックス相場上抜け後のターゲットを達成したが… 日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降の相場は、レジスタンス・ライン(1)「赤の破線」に従って下落した、と考える。
を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の(10月)初旬の値動きで、米ドル/円が上昇して、このレジスタンス・ライン(1)「赤の破線(細線)」を上に抜けた。「買いシグナル」を発した、と考える。「売り方」(=米ドル売り・円買いのポジション)は、いったん撤退と考える。
ただし、この時点では引き続き、米ドル/円はボックス相場「茶色の破線」を形成中だ。
このボックス相場に着目すれば、上値のメドは108.00円近辺だが、米ドル/円の上値抵抗も強いだろう、と考えていた。
ところが、日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。
ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。
ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。
日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。
■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。
米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。
米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。
米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。
109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。
それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「青の破線(太線)」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は108.00円近辺、と考える。
そして、ボックス相場「青の破線」の内側で、米ドル/円はボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。
ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は108.00近辺、と考える。
このボックス相場「緑の破線」に注目すれば良い、と考える。
つまり、このボックス相場「緑の破線」の上限近くで「売り」、下限近くで「買い」、そして、上限を上に抜ける場合は「買いシグナル」、下限を下に抜ける場合は「売りシグナル」、と考える。
サポート・ライン「ピンクの破線」を…
アングル:ロヒンギャ難民12万人超、高まるスー・チー氏批判
[ダッカ/シャムラプール(バングラデシュ) 5日 ロイター] - イスラム系少数民族ロヒンギャに対する暴力が続くミャンマーでは、この10日余りで約12万5000人が隣国バングラデシュへ避難する事態に発展。沈黙を続けるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相に対し、世界から圧力が高まっている。
英EU離脱、撤回の可能性ある=ヘーゼルタイン元副首相
[ロンドン 6日 ロイター] - 英保守党のマイケル・ヘーゼルタイン元副首相は、ロイターとのインタビューに応じ、欧州連合(EU)離脱の経済的な打撃で世論が変化すれば、離脱の決定が覆される可能性があるとの認識を示した。
日本の「ユニコーン」メルカリに期待感、フリマの手軽さには功罪
[東京 6日 ロイター] - 年内の東証上場を目指すメルカリ。時価総額は今年最大の1000億円超との予想も出るなど、日本の「ユニコーン」(非上場の有望ベンチャー)企業の代表格として期待が高まっている。スマホ上で個人同士の物品売買を仲介するフリーマーケット(フリマ)アプリの将来性が高く評価されているためだが、その手軽さゆえに、悪質な売買が発生するなど課題も少なくない。
ドル/円は方向感欠く、北朝鮮リスク警戒が重し
[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の108.70/72円だった。朝方の取引では、海外市場でのドル売り/円買いの流れを引き継いで一時108.50円まで下落した。株価が下げを縮小したことでいったん持ち直す場面もあったが、午後にかけては方向感を欠き、108円半ばから後半での小動きが続いた。
日経平均は小幅に3日続落、一時4カ月ぶり安値 米国株安・円高が重荷
[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に3日続落した。休場明けの米国株の下落や、一時1ドル108円台半ばまで円高に振れた為替が重荷となり、取引時間中としては5月1日以来、4カ月ぶりの安値を付けた。ただ、中小型株を中心に押し目買いが入ったほか、指数も後場に下げ幅を縮小。TOPIXは切り返し、3日ぶりの小反発となった。