コラム:全人代後に訪れる米中「雪解け」の正念場=斉藤洋二氏 News

コラム:全人代後に訪れる米中「雪解け」の正念場=斉藤洋二氏

[東京 15日] - 中国・北京において5日から15日まで開催された全国人民代表大会(全人代)は、日本のメディアから「国会に相当するもの」とよく言われる。だが、共産党一党独裁下の中国だけに欧米と比べても「議会」の役割は当然、限定的だ。代表約3000人の多くにとって、北京滞在は「物見遊山」だとの指摘はあながち的外れではないのかもしれない。

東芝、東証に管理改善策を再提出 WH見直し明記 News

東芝、東証に管理改善策を再提出 WH見直し明記

[東京 15日 ロイター] - 東芝は15日、管理体制の不備の改善策をまとめた「内部管理体制確認書」を東証などに再提出したと発表した。不正会計の発覚を受けて東証は東芝を「特設注意市場銘柄」に指定、改善を求めてきた。同確認書には、同社に巨額損失をもたらした米原発子会社ウエスチングハウス(WH)のグループでの位置付けを見直したことを新たに盛り込んだ。

中国経済のハードランディングない、米国との貿易戦争望まず=首相 News

中国経済のハードランディングない、米国との貿易戦争望まず=首相

[北京 15日 ロイター] - 中国の李克強首相は15日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕にあたり会見し、中国経済は依然、内外のリスクに見舞われており、今年の経済成長目標6.5%の達成は容易ではないが、ハードランディングを予想すべきではないと述べた。

オランダ下院選、勝者は意外にもキリスト教民主勢力か News

オランダ下院選、勝者は意外にもキリスト教民主勢力か

[アムステルダム 14日 ロイター] - 15日に実施されるオランダ下院選では、ルッテ首相率いる中道右派の自由民主党(VVD)と、移民排斥や反欧州連合(EU)を主張するウィルダース党首の極右自由党(PVV)の対決が焦点となっている。だが世論調査では、キリスト教民主勢力(CDA)が着実に支持を伸ばして首位に迫る勢いだ。

前場の日経平均は続落、売買低調で狭いレンジ内のもみ合いに News

前場の日経平均は続落、売買低調で狭いレンジ内のもみ合いに

[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比57円78銭安の1万9551円72銭となり、続落した。前日の欧米株安を受け、序盤から売り優勢の展開。日中は狭いレンジ内でもみ合いを続けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)やオランダ下院選を前に様子見姿勢が継続。東証1部の午前の売買代金は7256億円と商いは低調だった。

トヨタ、ベア1300円で前年割れ 家族手当含む賃金改善は2400円 News

トヨタ、ベア1300円で前年割れ 家族手当含む賃金改善は2400円

[豊田市 15日 ロイター] - 2017年の春季労使交渉(春闘)で、賃金相場のリード役となるトヨタ自動車は15日、従業員の基本給を底上げするベースアップ(ベア)に相当する改善分は月額1300円で回答した。ベア実施は4年連続だが、昨年実績を200円下回った。