日経平均は反発、円安基調・政策期待が支援 短期過熱感も意識 News

日経平均は反発、円安基調・政策期待が支援 短期過熱感も意識

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。為替が1ドル112円台前半と円安基調が継続する中、経済対策を巡る事前報道が相次いだことが支援材料となった。ただ、短期的な過熱感も意識され、上値追いの姿勢は限定的。9月末配当取り需要は相場の下支え要因となったものの、買い一巡後は利益確定売りに押され、やや上げ幅を縮小した。

ドル112円前半、実需の買い一巡後はじり安 News

ドル112円前半、実需の買い一巡後はじり安

[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の112.22/24円だった。商業決済の集中しやすい五・十日に当たり、仲値公示にかけ、実需筋のドル買いや日本の経済対策への思惑を支えに、112円半ばまで上昇したが、午後にはそれも一巡し、じり安となった。ただ、112円前半では底堅さも意識された。

今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、ゴトー(5・10)日の仲値公示に向けたドル買いのほか、安倍首相の「2兆円規模の経済対策の年内策定を指示」との発言もあり、112.50円台まで値を上げましたが、その後は112.10円台まで下押す場面も見られました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

9/25(月)
17:00☆9月独Ifo景況感指数
18:00☆安倍首相、会見
未 定  メルシュECB理事、講演
21:30☆ダドリー米NY連銀総裁、講演
22:00☆ドラギECB総裁、講演
25:40  エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料

この後安倍首相が会見を行う予定となっており、衆議院を解散する意向を示すとされています。また、米国では今週ライアン米下院議長が税制改革の概要を発表するとされています。日米の政局や政策が材料視されるか、海外勢の反応に注目です。