コラム:元には戻れない米金融政策正常化=井上哲也氏 News

コラム:元には戻れない米金融政策正常化=井上哲也氏

[東京 27日] - 米連邦準備理事会(FRB)は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、バランスシート圧縮を10月から開始することを決めた。FRBが金融危機後に展開したいわゆる「非伝統的金融政策」の解除に関して、量的緩和の停止、利上げの開始に続いてバランスシート圧縮という最終段階に到達したことは、重要な節目として感慨深いものがある。

独の自由民主党幹部、仏大統領のユーロ圏予算構想批判 News

独の自由民主党幹部、仏大統領のユーロ圏予算構想批判

[ベルリン 26日 ロイター] - ドイツの経済重視政党で、メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と連立が見込まれている自由民主党(FDP)幹部は26日、マクロン仏大統領が欧州連合(EU)について行った演説をおおむね歓迎する一方、マクロン氏が提示したユーロ圏合同予算の創設案を批判した。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/27 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/27 水)


----------9/26ドル円相場概況--------------------- OP 111.705HI 112.475LO 111.498CL 112.219 東京市場は、北朝鮮を巡るリスクを意識して弱含む展開となり、111円台後半から111.50円前後へと下落。しかし、欧州市場に入ると持ち直しの動きが強まった。時間外の米債利回りが上昇する中、111円台後半へと反発。NY市場に入ってもこの流れが続き112円台を回復。イエレン議長の講演を受けて乱高下しつつも112.475円の高値を付けた。その後はやや伸び悩んだが112.20円台で取引を終えた。 -----------9/26主な出来事---------------------------- 06:45 (NZ) 8月貿易収支 -12.35億NZD 前回+0.85億NZD→+0.98億NZD予想-8.25億NZD  08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨(7月19-20日開催分)・強力な金融緩和を粘り強く推進していくことが適切・景気は緩やかに拡大している・2%の物価安定目標に向けたモメンタムは維持されている・予想物価上昇率は、弱含みの局面が続いている・2%程度は2019年ごろの可能性が高いとの認識を共有   22:00 (米) 7月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) +5.81%前回+5.65% 予想+5.70%  23:00 (米) 8月新築住宅販売件数 56.0万件前回57.1万件→58.0万件予想58.5万件   23:00 (米) 9月消費者信頼感指数 119.8 前回122.9→120.4予想120.0  23:00 (米) 9月リッチモンド連銀製造業指数 19前回14 予想13   25:35 イエレン米FRB議長「予期せぬインフレ率の低下圧力は存在する」「インフレ目標の2%に到達するまで据え置くのは賢明ではない」「緩和政策の長期化は金融の安定を損なう可能性」  ------------9/26株式・債券・商品----------------------
   ------------9/27きょうの注目材料--------------------- <国内>特になし <海外>15:10    リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演15:45    9月仏消費者信頼感指数17:00    8月ユーロ圏マネーサプライM321:30    8月米耐久財受注額23:00    8月米住宅販売保留指数23:30    EIA週間在庫統計24:45    ポロズBOC総裁、記者会見26:00    米5年債入札(340億ドル)26:30    ブラード米セントルイス連銀総裁、講演27:00    ブレイナード米FRB理事、講演29:00    RBNZ政策金利発表(予想:1.75%で据え置き)-----    トランプ政権と共和党指導部が税制改革案を発表 ------------9/27きょうのひとこと---------------------- 北朝鮮リスクは今回もドル円の「押し目」となったようです。米利上げ(ドル高)VS北朝鮮(円高)はもう勝負アリなのかもしれません。なお、市場の不安心理を表す VIX指数(恐怖指数)は昨日、10台に低下しています。少なくとも米国市場は北朝鮮問題を深刻視していないと言えそうです。  本日もよろしくお願いいたします。 
中国版ベージュブック、第3四半期経済は堅調維持、18年にリスクも News

中国版ベージュブック、第3四半期経済は堅調維持、18年にリスクも

[北京 27日 ロイター] - チャイナ・ベージュブック(CBB)インターナショナルの調査によると、中国経済は第3・四半期に減速したとみられるものの、昨年と比べかなり健全な状態を維持しているという。ただ、2018年には大きなリスクが浮上する可能性がある。