----------10/18ドル円相場概況--------------------- OP 112.159HI 113.048LO 112.135CL 112.929 東京市場のドル円は、112円台で膠着していたが、午後には112.40円前後まで上昇するなどじわりとドル買い・円売りの動き。欧州市場でもドル買いが先行。株高・円売りの流れも相まって112.90円台まで上昇した。NY市場に入っても株高でリスクオンの流れが継続。113円にワンタッチしたが、対ユーロや対ポンドでドルが下落に転じた事から上値が抑えられた。113.048円で頭打ちとなり112.80円台に押し戻される場面もあった。 -----------10/18主な出来事---------------------------- 17:30 (英) 9月失業者数 +0.17万人前回-0.28万人(-0.02万人) (英) 9月失業率 2.3%前回 2.3% (英) 6-8月週平均賃金 前年比+2.2%前回+2.1%→+2.2%予想+2.2% 21:00 ダドリー米NY連銀総裁「インフレの上昇力が弱いのは謎」「FRBは2017年、3回の利上げの道筋に乗って動いている」 21:30 (米) 9月住宅着工件数 112.7万件 前回118.0万件(118.3万件) 予想117.5万件 21:30 (米) 9月建設許可件数 121.5万件前回130.0万件→127.2万件予想124.5万件 21:30 (加) 8月製造業出荷 (前月比) +1.6%前回-2.6% 予想-0.3% 27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済活動は緩慢あるいは緩やかなペースで拡大」「労働市場の逼迫にも関わらず、ほとんどの地区で賃金上昇は緩慢か緩やか」「物価上昇圧力は依然として緩やか」 ------------10/18株式・債券・商品----------------------
------------10/19きょうの注目材料---------------------<国内>08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)08:50 9月貿易統計(通関ベース、季節調整前) <海外>09:30 9月豪雇用統計11:00 9月中国鉱工業生産11:00 9月中国小売売上高11:00 7-9月期中国GDP15:00 9月スイス貿易収支17:30 9月英小売売上高指数21:30 前週分の米新規失業保険申請件数21:30 10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:30 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演23:00 9月米景気先行指標総合指数----- EU首脳会議(ブリュッセル、20日まで) ------------10/19きょうのひとこと---------------------- これまでなびかなかった株価の上昇にようやく反応した格好でドル円は113円台にタッチしました。この流れが続けば米9月雇用統計で付けた月初来高値(113.435円)の更新も視野に入りそうです。ただ、昨日の上昇はもっぱら円売りに頼っており、ドル(インデックス)はむしろ下落しています。ドル円の上昇は言わば「片肺飛行」の状態でした。ドル高エンジンへの点火なくしては「早く・高く・遠く」へ飛ぶのは難しそうです。FRB議長人事やトランプ税制など、ドルの動きでカギを握るのは引き続き「政治」なのでしょう。 本日もよろしくお願いいたします。