前場の日経平均は反発、配当権利取りの動き 政策期待も下支え News

前場の日経平均は反発、配当権利取りの動き 政策期待も下支え

[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比118円48銭高の2万0414円93銭となり、反発した。円安基調を背景に9月期末の配当権利取りの動きに加え、安倍首相が2兆円規模の経済対策を年内に策定するよう指示すると一部で報じられたことを受けて、政策期待が相場の支援材料となった。ただ、買い一巡後は戻り待ちの売りや利益確定売りで上値が重い展開だった。

22日のドル円相場ときょうのひとこと(9/25 月) ブログ

22日のドル円相場ときょうのひとこと(9/25 月)

   ----------9/22ドル円相場概況--------------------- OP 112.472HI 112.556LO 111.652CL 111.982 東京市場は、北朝鮮リスク再燃で112円割れ。北朝鮮外相の水爆実験発言をきっかけに円買いが強まると、断続的にストップロスを巻き込みながら111.652円まで下落した。その後は下げ渋ったが、112円台に戻すと上値が重い。欧州市場は、きっかけ待ちの様相で112円ちょうどを挟んでもみ合った。NY市場に入っても、株や長期金利に大きな動きなく推移。北朝鮮への警戒感はアジア市場ほどには高まらなかったが、FRB要人発言にも耳を貸すことなく小動きが継続。112.00円ちょうどを挟んだもみ合いのままクローズへと向かった。 -----------9/22主な出来事---------------------------- 07:10 キム朝鮮労働党委員長(トランプ米大統領の制裁強化に対して)・史上最高の強硬対抗措置を慎重に検討 09:50 李北朝鮮外相・太平洋で過去最大級のの水爆実験も 16:00(仏) 9月製造業PMI・速報 56.0前回55.8予想55.5(仏) 9月サービス業PMI・速報57.1前回54.9予想54.8 16:30(独) 9月製造業PMI・速報60.6前回59.3予想59.0(独) 9月サービス業PMI・速報55.6前回53.5予想53.7 17:00(ユーロ圏) 9月製造業PMI・速報58.2前回57.4予想57.2(ユーロ圏) 9月サービス業PMI・速報55.6前回54.7予想54.8 20:10 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁・年内にもう一度利上げが行われる可能性はある・FF金利の新たな中立水準は2.5%程度・今後数年間はFF金利が優先的な政策ツールになる 21:30(加) 8月消費者物価指数 (前月比)+0.1%前回0.0%予想+0.2%(加) 8月消費者物価指数 (前年比)+1.4%前回+1.2%予想+1.5% 21:30(加) 7月小売売上高 (前月比)+0.4%前回+0.1%→0.0%予想+0.2%(加) 7月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%前回+0.7%→+0.4%予想+0.4% 22:30 メイ英首相・EUにとって最大の友人かつパートナーになることを模索する・1月に打ち出した英国の目標、変わっていない・離脱交渉、具体的な進展あった・英国は単一市場と関税同盟から離脱する・関税を課す必要はない」・EUに移行期設定を求める・移行期は時間制限があるべきだ」・英国が求める移行期は2年前後 22:43 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁・FRBの見通しはインフレが2%に達する確信を示す コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁22日23:35「ビットコインは一種の投機であり、通貨ではない」 26:48 カプラン米ダラス連銀総裁・ハリケーンハービーから打撃を受けた第3四半期のGDPは、第4四半期に立ち直るだろう・12月の利上げに対して予断を持っていない・インフレ減速、一部は一過性のものではない 29:38ムーディーズ、英格付けを「Aa1」から「Aa2」に引き下げ 見通しは「安定的」 ------------9/22株式・債券・商品----------------------  ------------9/25きょうの注目材料--------------------- <国内>未定    9月月例経済報告14:00    7月景気動向指数改定値14:30    黒田日銀総裁、あいさつ <海外>16:00    コンスタンシオECB副総裁、講演17:00    9月独Ifo景況感指数18:15    メルシュECB理事、講演21:30    ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演22:00    ドラギECB総裁、講演25:40    エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演  ------------9/25きょうのひとこと---------------------- 北朝鮮とアメリカの罵りあいは、いつの間にか殴りあいに変わらないか心配になってくるほどエスカレートしています。それでもリスク回避の円買いに大きく傾かないのは、日米の「金融政策の温度差」や、米減税期待に本邦解散総選挙(後の追加経済対策)などがドル買い・円売りに繋がる材料として意識されているためでしょう。ドル円相場は、強弱双方の材料が混在する中、どちらがより強いか吟味しつつ、方向感を探るタイミングに差し掛かっているようです。 本日もよろしくお願いいたします。