景気「緩やかな回復基調」、5カ月連続据え置き=10月月例経済報告 News

景気「緩やかな回復基調」、5カ月連続据え置き=10月月例経済報告

[東京 25日 ロイター] - 政府は10月の月例経済報告で「景気は緩やかな回復基調が続いている」との判断を据え置いた。この表現は今年6月以来5カ月連続。個人消費、設備投資、輸出など民間需要項目の判断も維持した。 輸入は中国からのスマートフォン輸入の不振が影響し、下方修正した。世界経済についても、全体として「緩やかに回復している」で据え置いた。

国債残高は減少、投融資継続でクレジットは増加=17年度下期・第一生命運用計画 News

国債残高は減少、投融資継続でクレジットは増加=17年度下期・第一生命運用計画

[東京 25日 ロイター] - 第一生命保険は25日、2017年度下期の一般勘定資産運用計画について、国債投資は基本的に行わず、償還等により残高は減少するとの見通しを示した。日銀の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」による低金利環境が続くとみているためだ。オープン外債は円安環境の中、足元で増加方向。今後は為替水準次第で残高をコントロールする。外国株、オルタナティブは上期に続き残高の増加を見込んでいる。不動産についても、海外案件や商業施設などへの投資により残高の増加を見込んでいる。

衆院選後の株価上昇は長くは続かない!? 米ドル/円は114円台半ばにレジスタンス ブログ

衆院選後の株価上昇は長くは続かない!? 米ドル/円は114円台半ばにレジスタンス

■米ドル/円は週足でボックス相場とウェッジを上抜け 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。

 週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

 米ドル/円は急上昇して、その後、大きく乱高下している。この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。

 この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。

 しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。

 結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。

 105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。

 この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。

 この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。

■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。

 この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。

■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。

 ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。

 上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。

 この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。

 しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。

 2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。

 2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。

 しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。 

 2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
日経平均の連騰記録は16日でストップ、利益確定売りに押される News

日経平均の連騰記録は16日でストップ、利益確定売りに押される

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落となった。前日まで続いた連騰の最長記録は16営業日でストップした。朝方には、前日の米ダウが最高値を更新するなど良好な外部環境を追い風に買いが優勢となり、取引時間中の年初来高値を連日で更新。ただ、連騰への警戒感も根強く、後場には利益確定売りが強まってマイナス圏に転落した。