昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/13 水)
------------12/12ドル円相場概況-----------------------
利上げ期待などから1カ月ぶり高値も伸び鈍い OP-112.523 HI-113.747 LO-113.364 CL-113.542 -----------12/12主な出来事---------------------------- 18:30 (英) 11月消費者物価指数 (前年比) +3.1%前回+3.0% 予想+3.0% 18:30 (英) 11月小売物価指数 (前年比) +3.9%前回+4.0% 予想+4.0% 18:30 (英) 11月生産者物価指数 (前年比) +3.0%前回+2.8% 予想+3.0% 19:00 (独) 12月ZEW景気期待指数 17.4前回18.7 予想18.0 22:30 (米) 11月生産者物価指数 (前月比) +0.4%前回+0.4%予想+0.3% (米) 11月生産者物価指数 (前年比) +3.1%前回+2.8% 予想+2.9% (米) 11月生産者物価指数 (コア:前年比) +2.4%前回+2.4% 予想+2.4% ポール米共和党上院議員(ツイッター)「米国の債務を大きく拡大させる法案に賛成はできない」 ------------12/12株式・債券・商品--------------------- ------------12/13きょうの注目材料--------------------- <国内>08:50 10月機械受注18:00 黒田日銀総裁、あいさつ <海外>07:15 ロウRBA総裁、講演16:00 11月独卸売物価指数16:00 11月独消費者物価指数・改定値17:00 11月南アフリカCPI18:30 11月英雇用統計18:30 8-10月英週平均賃金19:00 10月ユーロ圏鉱工業生産20:00 10月南アフリカ小売売上高22:30 11月米消費者物価指数24:30 EIA週間在庫統計28:00 米FOMC、政策金利発表28:00 FOMC、経済・金利見通し発表28:30 イエレン米FRB議長、定例記者会見----- トランプ米大統領、税制改革について演説 ------------12/13きょうのひとこと--------------------- 今夜は今年最後のFOMCです。0.25%利上げの確率は99.3%、残りの0.7%はというとなんと0.50%利上げの確率です。つまり、据え置きの確率は0.0%という事になります。予定調和の利上げであり、マーケットへのインパクトはまずないでしょう。やはり焦点は、インフレ見通しとそれに基づく来年・再来年の利上げペースの見通しという事になります。 本日もよろしくお願いいたします。
利上げ期待などから1カ月ぶり高値も伸び鈍い OP-112.523 HI-113.747 LO-113.364 CL-113.542 -----------12/12主な出来事---------------------------- 18:30 (英) 11月消費者物価指数 (前年比) +3.1%前回+3.0% 予想+3.0% 18:30 (英) 11月小売物価指数 (前年比) +3.9%前回+4.0% 予想+4.0% 18:30 (英) 11月生産者物価指数 (前年比) +3.0%前回+2.8% 予想+3.0% 19:00 (独) 12月ZEW景気期待指数 17.4前回18.7 予想18.0 22:30 (米) 11月生産者物価指数 (前月比) +0.4%前回+0.4%予想+0.3% (米) 11月生産者物価指数 (前年比) +3.1%前回+2.8% 予想+2.9% (米) 11月生産者物価指数 (コア:前年比) +2.4%前回+2.4% 予想+2.4% ポール米共和党上院議員(ツイッター)「米国の債務を大きく拡大させる法案に賛成はできない」 ------------12/12株式・債券・商品--------------------- ------------12/13きょうの注目材料--------------------- <国内>08:50 10月機械受注18:00 黒田日銀総裁、あいさつ <海外>07:15 ロウRBA総裁、講演16:00 11月独卸売物価指数16:00 11月独消費者物価指数・改定値17:00 11月南アフリカCPI18:30 11月英雇用統計18:30 8-10月英週平均賃金19:00 10月ユーロ圏鉱工業生産20:00 10月南アフリカ小売売上高22:30 11月米消費者物価指数24:30 EIA週間在庫統計28:00 米FOMC、政策金利発表28:00 FOMC、経済・金利見通し発表28:30 イエレン米FRB議長、定例記者会見----- トランプ米大統領、税制改革について演説 ------------12/13きょうのひとこと--------------------- 今夜は今年最後のFOMCです。0.25%利上げの確率は99.3%、残りの0.7%はというとなんと0.50%利上げの確率です。つまり、据え置きの確率は0.0%という事になります。予定調和の利上げであり、マーケットへのインパクトはまずないでしょう。やはり焦点は、インフレ見通しとそれに基づく来年・再来年の利上げペースの見通しという事になります。 本日もよろしくお願いいたします。
ロシア大統領のシリアでのIS掃討宣言、米は時期尚早との見方
[ワシントン 12日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領が、過激派組織「イスラム国」(IS)を掃討したとしてシリアからのロシア軍撤退開始を命じたことを巡り、米当局は懐疑的な見方を示し、ISに対する勝利宣言は時期尚早だと指摘している。
焦点:ビットコイン急騰劇、主役担う日本の個人投資家
[東京 13日 ロイター] - 仮想通貨のビットコインが金融史に残る急騰劇を演じている。17世紀のチューリップや1970年代後半の金(ゴールド)に似てきた上昇相場の主役として、躍り出たのが日本の個人投資家だ。まれに見る急騰ぶりにバブル懸念が膨らんでいるものの、将来性やテクニカルなど、投資家はそれぞれの「確信」をもって臨んでおり、簡単には降りそうにもない。
トヨタとパナソニック、車載用角形電池で提携検討 全固体電池も
[東京 13日 ロイター] - トヨタ自動車とパナソニックは13日、車載用角形電池事業について協業の可能性を検討することで合意したと発表した。トヨタだけでなく、広く自動車メーカーの電動車普及を後押しするために、協業内容を検討していく。
ユーロ/円は131円近辺-134円台ミドルで 迷走中、抜けた方に付いていくのがセオリー
■2011年以降のユーロ/円週足を分析 今回はユーロ/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。週足チャートに「94.00円-112.00円のボックス相場」(赤の破線)を表示した。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。
そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。
■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円、と考える。
2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。
ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。
ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。
ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■売りシグナル点灯後、GWの特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。
つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。
週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。
ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。
この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。
ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。
2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。
2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。
ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。
このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。
この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
2016年1月29日(金)の日銀政策決定会合で…
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。
そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。
■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円、と考える。
2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。
ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。
ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。
ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■売りシグナル点灯後、GWの特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。
つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。
週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。
ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。
この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。
ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。
2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。
2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。
ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。
このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。
この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
2016年1月29日(金)の日銀政策決定会合で…
ユーロ/円は131円近辺-134円台ミドルで 迷走中、抜けた方に付いていくのがセオリー
■2011年以降のユーロ/円週足を分析 今回はユーロ/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。週足チャートに「94.00円-112.00円のボックス相場」(赤の破線)を表示した。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。
そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。
■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円、と考える。
2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。
ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。
ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。
ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■売りシグナル点灯後、GWの特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。
つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。
週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。
ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。
この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。
ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。
2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。
2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。
ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。
このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。
この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
2016年1月29日(金)の日銀政策決定会合で…
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。
そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。
■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円、と考える。
2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。
ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。
ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。
ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■売りシグナル点灯後、GWの特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。
つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。
週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。
ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。
この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。
ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。
2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。
2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。
ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。
このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。
この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
2016年1月29日(金)の日銀政策決定会合で…
今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は、米アラバマ州上院補選での民主党候補の勝利を嫌気して113.10円台まで下押すも、その後は113.30円台まで下げ幅を縮小しています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
12/13(水)
18:00☆黒田日銀総裁、あいさつ
18:30☆英11月雇用統計
18:30☆英8-10月週平均賃金
19:00 10月ユーロ圏鉱工業生産
20:00 10月南ア小売売上高
22:30☆11月米消費者物価指数
24:30 米EIA週間原油在庫統計
28:00☆FOMC政策金利発表
28:00☆FOMC金利・経済見通し発表
28:30☆イエレン米FRB議長、会見
--:--☆トランプ米大統領、税制改革について演説
※☆は特に注目の材料
本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げが確実視されており、声明と同時に発表される金利・経済見通しに注目が集まっています。前回9月時点での見通し(インフレ率:2018年が1.9%、19年は2.0%。経済成長率:2018年が2.1%、19年は2.0%)に変化があるかが焦点です。その後に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見にも注目です。
なお、英国では雇用統計が発表されます。市場の関心は8-10月の週平均賃金に集まっており、市場予想(前年比:+2.5%)から乖離した結果となればポンド相場に影響を与えるでしょう。
12/13(水)
18:00☆黒田日銀総裁、あいさつ
18:30☆英11月雇用統計
18:30☆英8-10月週平均賃金
19:00 10月ユーロ圏鉱工業生産
20:00 10月南ア小売売上高
22:30☆11月米消費者物価指数
24:30 米EIA週間原油在庫統計
28:00☆FOMC政策金利発表
28:00☆FOMC金利・経済見通し発表
28:30☆イエレン米FRB議長、会見
--:--☆トランプ米大統領、税制改革について演説
※☆は特に注目の材料
本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げが確実視されており、声明と同時に発表される金利・経済見通しに注目が集まっています。前回9月時点での見通し(インフレ率:2018年が1.9%、19年は2.0%。経済成長率:2018年が2.1%、19年は2.0%)に変化があるかが焦点です。その後に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見にも注目です。
なお、英国では雇用統計が発表されます。市場の関心は8-10月の週平均賃金に集まっており、市場予想(前年比:+2.5%)から乖離した結果となればポンド相場に影響を与えるでしょう。
日経平均は続落、米アラバマ州上院補選の結果受け心理悪化
[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前日の米国市場でダウは最高値を更新。ただ米ハイテク株安が日本株の重しとなった。後場の寄り付き前に、米アラバマ州上院補選で民主党候補が勝利の見込みだと伝わると、米税制改革を巡る投資家の楽観的な見方が後退。下げ幅は一時170円近くとなった。
ドル113円前半、米アラバマ州上院補選で売り強まる
[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の113円前半だった。米アラバマ州上院補選で民主党候補が勝利したと伝わりドル売りが強まったが、その後は下げ渋った。市場の目線は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に向かっている。