コラム:米為替報告書と日米首脳会談後の円相場シナリオ=佐々木融氏 News

コラム:米為替報告書と日米首脳会談後の円相場シナリオ=佐々木融氏

[東京 11日] - 米財務省は毎年2回、原則4月15日と10月15日を期限として半期為替報告書(以下、報告書)を議会に提出することになっている。期限は守られないことも多いが、トランプ政権下での発行は2017年4月14日と同年10月17日の2回。ほぼ順守されており、今回も今週中あるいは来週早々にも提出・公表される可能性が高い。

コラム:米財政赤字膨張で一段と強まる国債市場の逆風 News

コラム:米財政赤字膨張で一段と強まる国債市場の逆風

[ニューヨーク 10日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 膨大(huge)─トランプ米大統領風に発音するならyuge─な財政赤字とはこのことだ。議会予算局(CBO)は、今後数年以内に年間財政赤字が1兆ドルを突破し、債務の対国内総生産(GDP)比が2028年までに100%に迫るとみている。3年物国債入札を翌日に控えた9日に発表されたこうした見通しによって、国債市場に吹く逆風は一段と強まっている。

物価は景気に比べて弱め、強力緩和を粘り強く推進=黒田日銀総裁 News

物価は景気に比べて弱め、強力緩和を粘り強く推進=黒田日銀総裁

[東京 11日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は11日、都内で開かれた信託大会であいさつし、物価情勢について、景気の拡大や労働需給の引き締まりに比べて弱めの動きとの認識を示した。こうした中で金融政策運営は、現在の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の枠組みのもとで、強力な金融緩和を粘り強く進めていくとあらためて表明した。