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来週の日本株は底堅い、日米中銀会合後の為替変動に警戒感も

[東京 11日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、底堅い値動きとなりそうだ。日米の中銀会合を控えて週初は方向感が出にくいものの、米景気の先行き懸念後退と原油価格の底入れにより、投資家の不安心理は消えつつある。中銀イベントを無難に通過すれば、押し目買いや年度末特有の買い需要が相場の支えになるとみられる。一方、中銀イベント終了後に為替が大きく振れた場合は、日本株も再度ボラティリティが拡大するとの警戒感が強い。
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日経平均は続伸、ECB緩和策への評価広がる

[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁による利下げ打ち止め示唆を受けて朝方は売りが優勢だったが、予想を上回る追加緩和策への評価が広がるにつれ、日経平均はプラス圏へと切り返した。原油価格の上昇や円高一服、SQ(特別清算指数)通過に伴う需給改善なども支援材料となった。