11月の米中古住宅仮契約指数低下、市場の勢いに衰え News

11月の米中古住宅仮契約指数低下、市場の勢いに衰え

[ワシントン 30日 ロイター] - 全米リアルタ-協会(NAR)が30日発表した11月の中古住宅販売仮契約指数は前月比0.9%低下の106.9だった。ここ4カ月のうち3カ月は指数が低下しており、住宅市場の勢いが衰えつつあることを示唆している。市場予想は0.5%上昇だった。

年末の資金供給量、過去最大356兆円 年間80兆円増を達成=日銀 News

年末の資金供給量、過去最大356兆円 年間80兆円増を達成=日銀

[東京 30日 ロイター] - 日銀によると、年内最終営業日となる30日のマネタリーベース(資金供給量)の残高は過去最大の356兆円となり、年間約80兆円増加させるとの金融調節目標を達成した。一方、目標に掲げる物価2%の実現は道半ばで、日銀は2016年も大規模な量的・質的金融緩和(QQE)を継続する。

アングル:2016年の米金融市場の悪材料は News

アングル:2016年の米金融市場の悪材料は

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 本来であれば2016年は米国株式市場にとって良い年になるはずだ。米連邦準備理事会(FRB)の利上げは景気に自信があることを示唆するものであり、大統領選挙の年は例年、投資家は恩恵を被る。

複数の投信運用会社、日銀のQQE補完策対応のETF組成を準備 News

複数の投信運用会社、日銀のQQE補完策対応のETF組成を準備

[東京 30日 ロイター] - 複数の投信運用会社が、日銀の量的・質的金融緩和(QQE)の補完策に対応する動きをみせていることがロイターの取材でわかった。日銀は今回、設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業の株式を対象にするETF(株価指数連動型上場投資信託)の買い入れ枠を新たに設定。運用会社は指数プロバイダーと連携し、ETF組成の準備を始めている。

上値重い、海外経済指標を注視=来週の東京株式市場 News

上値重い、海外経済指標を注視=来週の東京株式市場

[東京 30日 ロイター] - 年明けとなる来週の東京株式市場は、上値の重い展開が想定されている。良好な海外経済指標の発表が相次げば、株価の支援材料となる見通し。一方、さらなる円高進行への警戒感もくすぶっている。来週末のオプションSQ(特別清算指数)算出を前にポジション調整売りが広がれば、いったん下値を模索する場面も見られそうだ。

焦点:今年のTOPIX500銘柄、上昇率首位はMonotaRO News

焦点:今年のTOPIX500銘柄、上昇率首位はMonotaRO

[東京 30日 ロイター] - TOPIX500構成銘柄で今年の株価上昇率がトップとなったのは、MonotaROの175%だった。工場用資材をネット販売する独自の事業モデルで業績を拡大させている点が評価された。このほか上位には医薬品や化粧品など内需関連株が並んだ。一方、下落率では業績悪化に苦しむシャープが53%で最大となった。

視点:アベノミクスの弱点=トルーマン元米財務次官補 News

視点:アベノミクスの弱点=トルーマン元米財務次官補

[東京 30日] - アラン・グリーンスパン元議長の右腕として米連邦準備理事会(FRB)の要職を務め、その後、米財務次官補などを歴任したエドウィン・トルーマン氏は、アベノミクスの弱点は構造改革進展の「欠如」であり、競争促進的な政策や移民受け入れ政策などが必要だと指摘する。