イラン、サウジ軍が在イエメン大使館を攻撃と非難 News

イラン、サウジ軍が在イエメン大使館を攻撃と非難

[ドバイ 7日 ロイター] - イランは7日、サウジ軍の戦闘機が、イエメンのイラン大使館を攻撃したと非難した。国営テレビIRIBによると、イラン外務省報道官は「サウジアラビアは、(イエメンのイラン大使館の)建物を損壊させ、一部大使館員を負傷させた」と述べた。

東電が新料金メニュー、ポイント還元や提携先とセット割 News

東電が新料金メニュー、ポイント還元や提携先とセット割

[東京 7日 ロイター] - 東京電力は7日、家庭向けなど電力小売り市場が4月に自由化されることに対応した新しい料金メニューを発表した。新メニューに乗り換えた利用者には、電気代に応じて買い物に使えるポインを付与するほか、提携先の異業種と協力した割引プランを用意した。

日本株「頼みの綱」に不安、来期減益シナリオに現実味 News

日本株「頼みの綱」に不安、来期減益シナリオに現実味

[東京 7日 ロイター] - 日本株の「頼みの綱」に不安が強まっている。中国問題や中東・北朝鮮の地政学リスクの高まりが嫌気されているが、投資家の真の不安は日本企業の業績悪化懸念にある。世界景気が鈍化していることに加え、企業の想定レートを割り込む円高が進行。業績期待は日本株の高いパフォーマンスを支えてきたが、来期の減益シナリオも現実味を帯びてきた。

7&iHD、3―11月期は3期連続で最高益 日米コンビニがけん引 News

7&iHD、3―11月期は3期連続で最高益 日米コンビニがけん引

[東京 7日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングス は7日、2015年3―11月期の連結営業利益が前年同期比4.6%増の2610億円になったと発表した。3期連続で過去最高益を更新する。イトーヨーカ堂は営業赤字となっているものの、主力の日米コンビニ事業がけん引する。16年2月期の通期見通しは据え置いた。

焦点:各国当局の危機対応力に市場は疑念、リーダー不在で対応後手 News

焦点:各国当局の危機対応力に市場は疑念、リーダー不在で対応後手

[東京 7日 ロイター] - 年始から市場の動揺が止まらない。中国不安や中東リスク、北朝鮮の核実験など影響が読み切れない不透明要因が続発しているためだが、不安心理を増幅させている背景には、グローバル危機に対峙できる強いリーダーが世界に見当たらないことがある。危機発生時に各国当局の初動が遅れれば、世界的な株価暴落や円急騰などの混乱に歯止めがかからなくなるおそれもある。

<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>急激な円高は一服か。けれど2016年は強気</i> 相場にならない。1月に日銀追加緩和も… ブログ

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■クリスマスに書いた2016年の相場予想は、円高・株安 みなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、2015年のクリスマスに当コーナーで、2016年の相場予想を書きました。

【参考記事】

●証券会社の上昇予想は話半分で読むべき。日経平均1万5000円、米ドル/円は110円も(2015年12月25日、今井雅人)

 簡単にまとめれば、2016年は原油価格がさらに下落。中国経済は、落ち込む。米国は利上げをしていくものの新興国への影響、ハイイールド債券(※)への影響を考慮しなければならず、利上げペースは鈍る。

 そうした環境のもと、為替は円高、株価は下落する可能性が高い。

 こういうものでした。

(※編集部注:「ハイイールド債」とは、格付けのランクが低く、元本割れリスクが高い代わりに高利回りの債券のこと。ジャンク債などと、ほぼ同じ意味で使われる)

■いきなり予想が的中し、中国でサーキットブレーカー発動 年が明けまして、1月4日(月)から、いきなり予想していたことが起きてしまいました。

 中国の景況指数が予想を下回ったことをきっかけに、取引初日から中国の株価が急落し、中国人民元も急落しています。

中国人民元/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:中国人民元/円 4時間足)

 景況指数が予想を下回ったといっても、48.9の予想に対して、48.2と大した差でもありませんし、そもそも、それほど普段は重要視されていない経済指標です。

 それがこれほどの激しい相場の原因となってしまうというのは、結局、元々何かのきっかけがあれば、崩れそうな環境にあったということなのでしょう。

 上海の総合株式指標は、2016年から1日の変動幅が7%になったら、自動的に取引が停止される、いわゆるサーキットブレーカー制度が採用されています。

中国CSI300指数 1時間足(出所:CQG)

 そして、1日7%下落して制度が適用されてしまうという事態がいきなり2日間も起こるという、信じられないようなことが起きています(※)。


(※編集部注:上海株式市場では1月4日に続き、1月7日もサーキットブレーカーが適用された)

■産油国のチキンレースが起きて、原油価格は下落 原油価格の方も、中国経済の落ち込みで下落をしていますが、これも実はきっかけに過ぎません。

 下のグラフを見ていただけるとわかりますが、今、世界的な景気の低迷で原油の需要が落ち込んでいるにもかかわらず、各国は原油価格の下落分を量産で補おうとするため、供給は逆に増えてしまっています。

(IEA(国際エネルギー機関)公表のデータより、ザイFX!編集部が作成)

 その結果、需要と供給の推移を見ると、ワニの口のように開いていっているのがわかると思います。

 また、産油国のチキンレースが起きてしまっているのです。これでは原油価格が下落するのは当たり前でしょう。

 OPEC(石油輸出国機構)も、今や指導力をまったく失っており、誰もこの需給調整ができない状態に陥っています。であれば、今後は、採算が合わなくなった企業などで倒産、あるいは撤退していくことが連鎖的に起きるまでこの傾向は続いてしまうのではないかと思っています。

 中国がおかしくなっていることを受けて…