コラム:人民元SDR採用は日本の国益か国患か=植野大作氏 News

コラム:人民元SDR採用は日本の国益か国患か=植野大作氏

[東京 1日] - 11月30日、国際通貨基金(IMF)は理事会を開き、特別引き出し権(SDR)の構成通貨として人民元を採用することを決めた。来年10月以降、人民元には10.92%の構成比が与えられ、ドル(41.73%)、ユーロ(30.93%)に次ぐ序列第3位の国際通貨としてデビューする。

IMF、人民元のSDR採用を決定 News

IMF、人民元のSDR採用を決定

[ワシントン/トロント 30日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は30日開いた理事会で、特別引き出し権(SDR)構成通貨に中国人民元を採用することを承認した。35年ぶりの大掛かりな構成通貨の変更となる。人民元のSDR通貨バスケット比率は10.92%と、事前予想並みの水準となった。

日経平均が2万円回復、3カ月超ぶり:識者はこうみる News

日経平均が2万円回復、3カ月超ぶり:識者はこうみる

[東京 1日 ロイター] - 日経平均が8月20日以来、約3カ月ぶりに2万円大台を回復した。欧米中銀会合など12月のイベントを控え、日本株の先高観が強まった。材料次第では年内にも年初来高値2万0952円を更新し19年ぶり高値を目指すとの強気な見通しも出ている。ただ、テクニカル的な過熱感も強い。中国経済や利上げ後の米経済の行方についても不透明感が払しょくされたわけではなく、短期的な調整も警戒されている。

アングル:円債市場の予想物価上昇率が反発、2カ月ぶり水準回復 News

アングル:円債市場の予想物価上昇率が反発、2カ月ぶり水準回復

[東京 1日 ロイター] - 円債市場参加者の物価観(予想物価上昇率)を示すBEI(ブレーク・イーブン・インフレ率)<JP0019BEI=JBTC>が反発している。今年6月以降一貫して低下基調にあったが、11月10日を底に反転。0.83%と約2カ月ぶりの水準に戻した。もっともBEIと連動することが多い原油価格に本格反発の兆しはなく、今後上昇基調に復帰するかは不透明だ。  

アングル:ユーロ/円の反発警戒、ECB理事会での買い戻しも News

アングル:ユーロ/円の反発警戒、ECB理事会での買い戻しも

[東京 1日 ロイター] - ユーロ/円<EURJPY=>が反転上昇の機会をうかがっている。足元は7カ月ぶり安値水準に沈んでいるが、3日の欧州中央銀行(ECB)理事会が期待外れの内容となれば、短期筋によるユーロ買い戻しを予想する声が広がっている。日米欧の中でユーロは中長期的に最も金融緩和的とみられ、売り基調は変わらない見通しだが、一時的なユーロ買い/円売りが進む可能性に対する警戒感が強まっている。