コラム:中国バブルの「ミンスキーモーメント」=竹中正治氏 News

コラム:中国バブルの「ミンスキーモーメント」=竹中正治氏

[東京 25日] - 前回のコラム「新興国通貨の対ドル下落はまだ序の口」で、中国をはじめ主要な新興国が2000年代以降、債務を急増させたことを取り上げた。とりわけ天然資源輸出国やドル建て債務比率の大きな国の通貨が対ドルで大幅下落し、その基調がまだ続く見通しを述べた。

焦点:日銀、インフレ期待低下懸念と需給ギャップ好転を総合判断へ News

焦点:日銀、インフレ期待低下懸念と需給ギャップ好転を総合判断へ

[東京 25日 ロイター] - 日銀内で世界的な株安や原油安を受け、インフレ期待に下押し圧力がかかるリスクについて注目度が高まっている。ただ、エネルギーと生鮮食品を除いた消費者物価(日銀版コアコアCPI)の動向は堅調なほか、需給ギャップは先行きも改善を続ける見通し。このため28、29日の金融政策決定会合では、こうした点を踏まえ物価の基調が影響を受けそうなのか総合的に判断することになりそうだ。