前場の日経平均は5日ぶり反発、中国株にらみ荒い動きに News

前場の日経平均は5日ぶり反発、中国株にらみ荒い動きに

[東京 8日 ロイター] - 前場の日経平均は前営業日比69円56銭高の1万7836円90銭となり、5日ぶりに反発した。欧米株安を受け序盤は売りが優勢だったが、中国人民銀行が発表した人民元の対ドル基準値が9営業日ぶりに元高水準に設定されたことで、いったん不安心理が後退しプラスに転換。前日比で一時200円超高となった。しかし中国株が弱含むと再びマイナスに転じる場面があり、荒い動きとなった。

サウジ・イラン増産競争で原油20ドル前後に=中原・元日銀委員 News

サウジ・イラン増産競争で原油20ドル前後に=中原・元日銀委員

[東京 8日 ロイター] - 元日銀審議委員の中原伸之氏は、サウジアラビアとイランの原油増産競争により原油価格に下落圧力がかかり続け、当面は1バレル20ドル台前後で低迷を続けるとの見通しを示した。ロイターに対し8日にコメントした。米利上げは失敗で、いずれ利下げに追い込まれるとの見解も示した。

家計の先行き物価「上がる」の回答、QQE前に減少=日銀調査 News

家計の先行き物価「上がる」の回答、QQE前に減少=日銀調査

[東京 8日 ロイター] - 日銀が8日発表した昨年12月の「生活意識に関するアンケート調査」(第64回)によると、1年後と5年後の物価について「上がる」との回答割合が前回調査から低下し、量的・質的金融緩和(QQE)導入前の水準となった。原油価格の下落を受けた足元の物価低迷が、家計の物価観に影響を与えている可能性がある。

訂正:東電が新料金メニュー、ポイント還元や提携先とセット割 News

訂正:東電が新料金メニュー、ポイント還元や提携先とセット割

[東京 7日 ロイター] - 東京電力は7日、家庭向けなど電力小売り市場が4月に自由化されることに対応した新しい料金メニューを発表した。新メニューに乗り換えた利用者には、電気代に応じて買い物に使えるポインを付与するほか、提携先の異業種と協力した割引プランを用意した。関西と中部地方の家庭を対象とした料金プランも揃え、将来的に全国での事業拡大を狙う。

補完措置、限界意識されるとの懸念も=12月日銀会合の「主な意見」 News

補完措置、限界意識されるとの懸念も=12月日銀会合の「主な意見」

[東京 8日 ロイター] - 日銀が8日に初めて公表した12月17─18日の金融政策決定会合の「主な意見」によると、同会合で決定した量的・質的金融緩和(QQE)の補完措置導入について、複数の委員がQQEの限界がかえって意識されてしまう可能性や、国債買い入れの安定性を低下させることなどに懸念を表明していた。