来週のドルは引き続き下方リスク、中国問題の再燃警戒 News

来週のドルは引き続き下方リスク、中国問題の再燃警戒

[東京 8日 ロイター] - 来週の外為市場で、ドルは引き続き下方リスクが警戒される。人民元をめぐる混乱や原油安、中東不安などが再び持ち上がれば、円買い圧力が強まるおそれがある。逆に中国懸念が後退し、グローバル株式市場が堅調に推移すればドルは119円台に乗せる可能性もある。

中国株は反発して終了、週間では約10%安 News

中国株は反発して終了、週間では約10%安

[上海 8日 ロイター] - 8日の中国株式市場は反発し、2%高で取引を終了した。相場の急変時に取引を停止する「サーキットブレーカー」制度が投資家のパニックを引き起こしたことから、上海・深センの両証券取引所は8日付で同制度を撤回すると、前日発表した。

FRBの大規模バランスシート、利上げの影響緩和効果に期待 News

FRBの大規模バランスシート、利上げの影響緩和効果に期待

[サンフランシスコ 7日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は先月の利上げの際、FRBが4兆5000億ドルのバランスシートを少なくとも2017年までは維持するということを、投資家に信じさせようと心を砕いていたが、その苦労は報われたようだ。7日公表されたFRBの調査によると、投資家がバランスシートについて、FRBの望み通りの予想をしていることが分かった。

来週の日本株、不安定さ残す 外部環境が落ち着けば自律反発へ News

来週の日本株、不安定さ残す 外部環境が落ち着けば自律反発へ

[東京 8日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、不安定さを残す展開となりそうだ。引き続き人民元や中国株の動向から目が離せない。原油価格の下落や米利上げに伴う資金フローの変調などもリスク要因になる。一方、高水準の東証空売り比率が示す通り、悲観的なシナリオはある程度織り込んだ可能性もある。外部環境が落ち着けば反騰相場入りも予想される。

日経平均は69円安、年初から5日続落は戦後初 News

日経平均は69円安、年初から5日続落は戦後初

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続落した。年初から5日連続で下げるのは、東京証券取引所が戦後再開した1949年以来初めて。欧米株安を受け安寄りした後、中国人民銀行が発表した人民元の対ドル基準値が9営業日ぶりに元高水準に設定されたことでプラスに転換。一時は前日比200円超高となった。だが、後場に入ると、世界景気の先行き不透明感や円高に伴う企業業績への懸念などから上値が重くなりマイナスに転じた。