東電グループのGGGとDEA、シンガポールに合弁会社「Growth Ring Grid」設立

DEAとGGGがシンガポールに合弁会社設立

シンガポール拠点でグローバルにGameFiプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Asset(DEA)が、同じくシンガポール拠点のGreenway Grid Global(GGG)と合弁会社「Growth Ring Grid」を設立したことを4月24日に発表した。

なおGGGは、東京電力パワーグリッドと中部電力、ICMG Partnersの3社がシンガポールに設立した合弁会社である。

これまでDEAとGGGは、参加型社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)〜ぼくとわたしの電柱合戦〜」の共同開発していた。

今回新たに設立された「GRG」では、「市民参加型インフラ点検プラットフォームの開発・運営」、「自治体や企業と連携した社会実装の推進」、「ゲーミフィケーションおよびWeb3技術を活用した市民参加の促進」といった事業を展開予定とのこと。

「GRS」は、「ピクトレ」の社会実装をさらにスケールアップし、市民参加型インフラ点検が当たり前となる未来を目指し、「インフラの民主化」実現に向けて取り組んでいくとのこと。行政や大手企業に依存する従来型のインフラ運用から脱却し、市民によるインフラ保守の新たな可能性を開拓することで、社会課題の持続可能な解決を図るとのことだ。

「ピクトレ」は、ゲーミフィケーションを活用してインフラ企業が抱える課題解決に貢献する参加型社会貢献ゲームだ。同ゲームではこれまで東京都(千代田区、中央区、港区)、栃木県、茨城県、群馬県、秋田県全域、静岡県沼津市で実証試験を実施している。

2024年4月のサービス提供開始から1周年を迎え、この1年間で、アプリは累計2万ダウンロード、参加ユーザー数は2,000人を超え、累計撮影枚数は150万枚に達したとのことだ。 

参考:DEADEA2
画像:iStocks/Alexey-Bezrodny・Lidiia-Moor

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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