マントラCEO、自身保有の1億5,000万OMトークンをバーン|ステーキング報酬改善へ

マントラCEO、自身保有の1億5,000万OMトークンをバーン|ステーキング報酬改善へ(Mantra CEO burns 150 million OM tokens to improve staking rewards)

CEO保有の100億円OMトークンをバーン

L1ブロックチェーンプロジェクト「マントラ(MANTRA/OM)」のCEOであるジョン・マリン氏は2025年4月21日に、自身に割り当てられたOMトークンをバーン(焼却)することを明らかにしました。

マリン氏がバーンを表明した1億5,000万OMは、CoinMarketCapのデータによると、4月22日時点で7,700万ドル(約100億円)に相当します。

これはコミュニティとの信頼関係を再構築するための第一歩ですが、これで終わりではありません。連携を強化するための計画について、近日中に詳細をお知らせします。

公式発表によると、該当のOMは2024年10月のメインネット開始時から、ネットワークセキュリティを確保する目的でステーキングされていました。

現在はステーキング解除が進められており、2025年4月29日に完了する予定です。また、ステーキング解除のプロセスが完了次第、全てのトークンがバーン専用のアドレスに送付されます。

バーンが実行されると、この1億5,000万OMは永久に流通しない状態となり、総供給量が同量分だけ減少します。

マントラのトークンOMは2025年4月14日、数時間で約90%も価格が暴落しました。今回のバーンは、この事態を受けて発表されたものです。

詳細は明らかになっていないものの、現在、主要なエコシステムパートナーと協議が進められており、計画が実現すれば、マリン氏の保有分を含めて最大3億OMがバーンされる見込みです。

ステーキングの利回りが改善される予定

今回のバーンにより、ステーキング対象となるOMは約5億7,180万から約4億2,180万へと減少します。

上記の影響で、ネットワーク上のステーキング比率は約31%から約25%に低下する見込みで、結果としてステーキングの利回りが上昇する予定となっています。

また、今後バーンに関連する一連のプロセスが完了次第、詳細な検証結果が公開される予定とのことです。

バーンやステーキング報酬改善といったポジティブな動きがある一方、OMの価格は依然として低迷しています。CoinMarketCapによると、2025年4月22日時点のOMの価格は0.5ドル(約70円)で、過去24時間で約3.5%下落しました。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=140.2円)

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Source:マントラ発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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