ソラナDEXジュピター、次世代アグリゲーター「Juno」ローンチ|自己学習&修復機能も搭載

ソラナDEXジュピター、次世代アグリゲーター「Juno」ローンチ|自己学習&修復機能も搭載(Jupiter launches “Juno” next generation aggregator|Self-learning function also included.)

ソラナ(Solana/SOL)基盤の分散型取引所(DEX)アグリゲーターであるジュピター(Jupiter/JUP)は2025年4月18日に、従来のルーティングエンジンをさらに進化させて自己学習機能なども加えた次世代アグリゲーターであるJuno(ジュノ)をローンチしたと発表しました。

ジュピター(Jupiter/JUP)は、複数の分散型取引所(DEX)で出されている注文を集約してユーザーに最適な交換レートを提供する「DEXアグリゲーター」と呼ばれる種類のサービスであり、自己管理型ウォレットを接続することによって様々な種類のトークン同士を交換できるようになっています。

Juno(ジュノ)は、分散型金融(DeFi)向けに設計された最先端のルーティングエンジンであり、「Jupiter・hashflow・DFlow」などを含む複数のスワップルーター(*1)やアグリゲーターを統合・最適化することで、より良い価格と効率的な取引ルートを提供することを目的としています。


(*1)スワップルーター:複数のDEXを横断し、最も有利な交換ルート(経路)を自動で選んでくれる仕組み。

ジュピターの次世代アグリゲーター「Juno」がついに始動。

DeFi史上最も強力なルーティングシステム。Junoには以下の機能が搭載されています。

  • Jupiter・hashflow・DFlowを含む複数のルーターを集約
  • Metis v1.5
  • 自己学習機能
  • 新しい実験的アルゴリズム

Metis v1.5は、複雑なスワップに対応した高度な新型ルーティングアルゴリズムであり、より多くのホップ(経由点)やスプリット(分割)に対応することによって、見積もり価格と実際の約定価格の差を平均4.6倍改善していると説明されています。

また、Junoは自己学習&自己修復機能も備えているため、“見積もり価格と約定価格の乖離”などといったユーザー体験を損なう問題を検知すると、それを学習して同じ問題が再発しないように自動で対処するとも説明されています。

Junoの自己学習&自己修復機能はすべての取引をリアルタイムで分析・学習・改善するように設計されていると報告されているため、今後取引が行われることによって取引環境がさらに改善されていくと期待されます。

なお、Junoは現在「Ultra」および「Manual」モードで利用可能で、ジュピターの公式サイトやモバイルアプリにアクセスすることによって、Junoを活用した取引を体験できるとされています。

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source:Jupiter発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Jupiter公式発表から引用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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