インタートレードがAndGoの株式取得、DAMSが機関向けのハードウェアウォレット導入支援

インタートレードがAndGoの株式取得

東証スタンダード上場の金融機関向けソフトウェアハウスであるインタートレードが、暗号資産ウォレット事業およびセキュリティサービスソリューション事業を展開する国内企業AndGoの株式を取得したと4月17日に発表した。

インタートレードは、ANRI3号投資事業有限責任組合が保有するAndGoの株式25%を取得し、持分法適用関連会社化する契約を締結したとのこと。株式譲渡実行日は4月24日が予定されている。なおAndGoの75%の株式は同社代表取締役の原利英氏が保有している。

今回の契約締結に伴い、インタートレードの持分法適用関連会社のデジタルアセットマーケッツ(DAMS)は18日、デジタルアセット事業の一環として、AndGoが提供する国産ハードウェアウォレットのエンタープライズ導入・活用支援を実施することを発表した。

AndGoのウォレットは、国内の暗号資産交換業6社や大手商社で利用されているとのこと。

DAMSによると、デジタルアセット(暗号資産、ステーブルコイン、セキュリティトークン)の普及やセキュリティ需要の高まりから、日本製ウォレットの開発やサービス拡充が期待されているとのことだ。

インタートレードは3月5日、デジタル資産インフラストラクチャプロバイダー米Fireblocks(ファイアブロックス)との戦略的パートナーシップ締結を発表していた。

これにより両社は、インタートレードの持分法適用関連会社のデジタルアセットマーケッツと協力し、日本の金融機関および企業向けにWeb3インフラ構築支援を行うと伝えていた。

参考:インタートレードDAMS
画像:iStocks/champc・Rudzhan-Nagiev

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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