Binance Japan、Launchpoolで「イニシア(INIT)」取扱い開始

Binance LaunchpoolでINIT取扱い開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Binance Japan(バイナンスジャパン)提供のローンチプールサービス「Binance Launchpool」における、暗号資産イニシア(INIT)の取扱い決定が4月18日に発表された。国内における「Binance Launchpool」の取り扱い銘柄としては、INITで6例目となる。

「Binance Launchpool」は、対象となる新規プロジェクト発行のトークンがバイナンスのプラットフォーム上で上場する際、ユーザーが保有するBNBを一定期間ロックすることで費用負担なく報酬が獲得できるサービスだ。

グローバル版バイナンスが提供する「Launchpool」では、対象となる新規プロジェクトの発行トークンが、ユーザーの獲得できる報酬となっている。ただし日本国内向けの同サービスでは、報酬となる新規トークンをバイナンスジャパンが定める時点での市場価格を基に暗号資産ビルドアンドビルド(BNB)に変換し、そのBNBを寄託契約に対する利息として、ユーザーへ配布する仕組みとなっている。

今回のINITでは、2025年4月18日9:00から4月24日8:59の期間中に、バイナンスジャパン提供のレンディングサービス「Simple Earn」を通じてBNBを寄託したユーザーが、報酬(利息)を受け取れる対象者となる。なおINIT/BNB変換価格は、バイナンスジャパンが定める時点での市場価格をBNBに変換するとのことだ。報酬はユーザーの現物ウォレットへ直接配布される。

イニシアは、コスモスSDK(Cosmos SDK)を基盤としたレイヤー1ブロックチェーンで、開発者に柔軟で効率的なインフラを提供するブロックチェーンエコシステムである。具体的には、複数のロールアップの管理・接続を行う中核的な役割を持ち、セキュリティ提供や流動性ハブ、他チェーンとの相互運用などの機能を担っている。

またイニシアの独自トークンであるINITは、ネットワークのステーキング、ガバナンス、流動性提供などに活用される。

国内における「Binance Launchpool」ではこれまで、レッドストーン(RED)、ニリオン(NIL)、ガンズ(GUN)、カーネルDAO(KERNEL)、ウォレットコネクト(WCT)が取り扱われている。

なおバイナンスジャパンでは、「Binance Launchpool」に属するプロダクトとして「HODLer Airdrops」も今年1月24日から提供開始している。

「HODLer Airdrops」は、バイナンスプラットフォーム上で対象となる新規プロジェクトが上場する際に、「過去」の定められた期間にBNBを「Simple Earn」を通じて寄託していたユーザーを対象に、寄託したBNBの割合によって報酬が付与されるサービスとなっている。

参考:バイナンス
画像:PIXTA

関連ニュース

参照元:ニュース – あたらしい経済

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です