レイディウム、ミームコインプラットフォーム「LaunchLab」発表|ソラナでDEX競争激化
レイディウム、Pump.funの競合サービスを立ち上げ
ソラナ(SOL)ベースの大手DEXであるレイディウム(Raydium)は2025年4月16日に、ミームコインプラットフォーム「LaunchLab(ローンチラボ)」の提供を開始しました。
同プラットフォームではミームコインを簡単に発行でき、すぐに取引を開始できる仕組みが整っています。この仕組み自体は、先行するミームコインプラットフォームであるPump.fun(パンプファン)と基本的に同じです。
Introducing LaunchLab, Raydium's all-in-one token launchpad.
Built for Creators, Developers, and the Community
https://t.co/yZVzShVZSJ
More info
pic.twitter.com/r6s1DAegWf
— Raydium (@RaydiumProtocol) April 16, 2025
レイディウムによるオールインワンのトークンランチパッドであるLaunchLabをご紹介します。クリエイター、開発者、コミュニティのために構築されました。
ただし、ローンチラボにはPump.funにはない独自の特徴がいくつか実装されています。
具体的には、レイディウムの流動性プールとの直接的な統合や、取引手数料の25%がネイティブトークンRAYの買い戻しに利用されるなどの特徴があります。
CoinMarketCapによると、同プラットフォームの発表以降、RAYの価格は1日で11%上昇しました。
PumpSwapの取引量が堅調に成長
仮想通貨業界からは、レイディウムとPump.funの競争激化を指摘する声が上がっています。
Pump.funは当初、一定基準を満たしたミームコインの取引にレイディウムの流動性プールを利用しており、この連携はレイディウムの収益に大きく貢献していました。
一方で、Pump.funは2025年3月21日にPumpSwapという独自のDEXを発表しています。これ以降、その後Pump.funは二次流通市場でPumpSwapを使う仕組みに変更したため、レイディウムとの競合関係が生じました。
Introducing PumpSwap, Pump’s new native DEX
beginning NOW all coins that complete their bonding curve will migrate directly to PumpSwap
PumpSwap enables
– instant migrations
– 0 migration fees (down from 6 SOL)
– more liquidity
– creator revenue sharing (coming soon)& more
pic.twitter.com/T9BkmmaVVS
— pump.fun (@pumpdotfun) March 20, 2025
PumpSwapは、Pump.funの新しいネイティブDEXです。今後、一定基準を満たしたミームコインは全てPumpSwapに直接統合されます。
即時の移行、移行手数料の値下げ、流動性の向上が期待できます。
DeFiLlamaのデータによると、2025年4月17日のPumpSwapの取引量は約4億6,000万ドル(約650億円)で、レイディウムの約6億ドル(約850億円)に迫っています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=142.8円)
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Souce:レイディウムX投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:AIによる生成画像