190億円規模のフィッシングサービス「LabHost」開発者に懲役8年半の実刑判決

国際的なフィッシング詐欺ネットワーク「LabHost」の創設者であるザック・コイン被告(23歳)が、英国のサウスワーク刑事裁判所にて懲役8年の判決を言い渡されました。

この事件は、LabHostが提供していたフィッシングツール「LabPanel」により、世界中で被害が広がった大規模なサイバー犯罪の一端として注目されています。

LabHostとは

Lab Host

LabHostは、サイバー犯罪者向けに月額制で提供されていたフィッシングサイトの生成・管理ツールです。被害者の個人情報やクレジットカード情報、2要素認証コード、さらには暗号資産関連の認証情報までもが盗まれ、その総被害額は少なくとも1.3億ドル(約190億円)にのぼるとされています。

このサービスは、犯罪者がわずかな技術知識であっても簡単に偽のログインページなどを作成できるように設計されており、銀行、決済アプリ、配達業者、さらには暗号資産取引所を偽装したページが3万7,000件以上も運用されていたことが判明しています。

特に注目されるのは、LabHostが盗んだ情報をリアルタイムでユーザーに提供する「LabRat」と呼ばれる機能。この機能により、ログインコードなどが即座に悪用され、資金の即時盗難や暗号資産の不正送金が容易になっていたと言います。

国際捜査の末、創設者に実刑判決──暗号資産のリスクにも警鐘

LabHostに関わった関係者は、すでにイギリスを中心に37人が逮捕されており、これは国際的な連携による大規模な捜査の成果とされています。イギリスのメトロポリタン警察は、LabHostの閉鎖により「一つのサイバー犯罪時代の終焉」ともいえる意義深い成果を上げたと述べました。

また、この事件は暗号資産の分野におけるフィッシング詐欺の深刻さを改めて浮き彫りにしています。LabHostによって漏洩した情報の多くは、暗号資産の取引に用いられるウォレットや2段階認証コードに関わるものであり、利用者が資産を失うリスクが極めて高い状況にあったことが明らかになりました。

関係当局は、引き続き詐欺対策とユーザー教育の重要性を強調しており、「自分の情報は自分で守る」という意識が、より一層求められる時代に突入していると言えるでしょう。


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