コインチェック、旧Liskチェーンの「リスク(LSK)」取扱廃止、イーサチェーン版は付与と取扱開始

コインチェックがLSKの取り扱い廃止

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが、旧Liskチェーンで発行される暗号資産リスク(LSK:旧LSK)の取り扱い廃止予定を4月7日に発表した。

なおコインチェックでは昨年5月より旧LSKのサービスを停止していた。これは、Liskブロックチェーンが昨年5月21日にイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2へ移行したことによるもの。

このブロックチェーン移行によりLiskチェーン上のLSKは、イーサリアム上のERC-20規格のLSK(新LSK)となった。コインチェックは新LISKによるサービス再開を、「日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の審査で承認された場合」とし、その時期を未定としていた。

そして今回コインチェックは旧LSKを5月8日に取り扱い廃止するとともに、同日より新LSKを取扱開始することを発表した。

コインチェックにおいては、新LSK取扱にあたり旧LSK保有者にむけ、1:1の同数量で新LSKを付与するとのこと。なお付与対象者は、旧Liskチェーンのブロック高 24,823,618(2024年5月21日23時頃)時点での旧LSK保有者のうち、新LSKの付与時点でCoincheckのサービスを通常どおり利用しているユーザーとのこと。

新LSKの対象サービスは、Coincheck販売所、Coincheck取引所、Coincheck貸暗号資産サービス、Coincheckつみたて、Coincheck(WEB)およびCoincheckアプリでの送金・受取、Coincheck NFTとなっている。

なお現在コインチェックでは旧LSKを含め、合計33銘柄の暗号資産を取り扱っている。

現在取り扱われているのは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リスク(LSK)※新LSKへ移行予定、リップル(XRP)、フレア(FLR)、ネム(XEM)、ジム(XYM)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ザ・サンドボックス(SAND)、ポルカドット(DOT)、フィナンシェトークン(FNCT)、チリーズ(CHZ)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)、ダイ(DAI)、ポリゴン(MATIC/POL)、エイプコイン(APE)、アクシーインフィニティ(AXS)、イミュータブル(IMX)、ラップドビットコイン(WBTC)、シバ(SHIB)、アバランチ(AVAX)、ブリリアンクリプトトークン(BRIL)、ブラッドクリスタル(BC)、ドージコイン(DOGE)だ。 

参考:コインチェック
画像:iStocks/Ninja-Studio

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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