ウィズダムツリー、機関投資家向けトークン化プラットフォーム「WisdomTree Connect」の対応チェーン拡大
WisdomTree Connectの対応チェーン5つに
米資産管理会社ウィズダムツリー(WisdomTree)が、トークン化された現実資産(Real World Assets:RWA)へのアクセスを提供する機関投資家向けプラットフォーム「ウィズダムツリーコネクト(WisdomTree Connect)」の機能強化を4月3日に発表した。
「ウィズダムツリーコネクト」では、米国証券取引委員会(SEC)に登録された13のトークン化ファンドが提供されている。同社によれば、これは現時点で市場に存在する最大規模のトークン化ファンド群になっているという。なお、これら13ファンドのカテゴリーとしては、マネーマーケット、株式インデックス、債券、資産配分がある。
今回のプラットフォーム強化により、「ウィズダムツリーコネクト」はすでに対応していたイーサリアム(Ethereum)に加え、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche)、ベース(Base)、OPメインネット(OP mainnet)に対応ブロックチェーンを拡大した。
これによりユーザーは、これらのブロックチェーン上で「ウィズダムツリーコネクト」のトークン化ファンドを直接保有でき、ウィズダムツリーのステーブルコイン変換サービスを通じて、米ドルまたは米サークル(Circle Internet Financial)発行の米ドルステーブルコインUSDCによる取引も可能となる。
なおトークンは、サードパーティおよびセルフカストディ(自己管理型)ウォレットに保管できるとのこと。「ウィズダムツリーコネクト」は、今後さらに対応ブロックチェーンの拡大を予定しているとのことだ。
参考:プレスリリース
画像:iStock/StationaryTraveller・iam2mai
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参照元:ニュース – あたらしい経済