ハイリキ上のNFTマーケットプレイス「Drip.Trade」とは?特徴や使い方、NFTの購入方法を徹底解説!
2024年11月、史上最大のエアドロップを実施したことで話題の次世代ブロックチェーン「Hyperliquid(通称:ハイリキ)」。
そのハイリキ上で展開される新たなNFTマーケットプレイス「Drip.Trade」が注目を集めています。
本記事では、「Drip.Trade」の基本情報や特徴、使い方、注目プロジェクトまでわかりやすく解説します。
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Drip.Tradeとは?|Hyperliquid上のNFTマーケットプレイス

名称 | Drip.Trade |
決済手段 | 暗号資産(HYPEのみ) |
手数料 | ー |
公式X | https://x.com/drip__trade |
公式サイト | https://drip.trade/ |
Drip.Tradeは、レイヤー1ブロックチェーン「Hyperliquid」上に構築された次世代型NFTマーケットプレイスで、現在はベータ版として提供されています。
「NFT取引をもっと直感的に、もっと快適に」をコンセプトに、経験豊富な開発チームがコレクターとトレーダーの双方にとって使いやすい取引体験を目指して開発されました。
2025年3月時点では、すでに40以上のコレクションが取り扱われており、Hyperliquid市場の拡大とともに、今後さらに注目度が高まることが期待されます。
Drip.Tradeの主な特徴と強み
ここでは、Drip.Tradeの特徴・注目機能を以下の4つに分けて詳しく解説します。
- 高速かつ直感的な取引体験
- 多彩な入札機能
- リアルタイム分析と高度な検索フィルター
- HyperLaunchによる独自のNFTローンチ機能
高速かつ直感的な取引体験
Drip.Tradeでは、ハイリキの特長である1秒未満のブロック生成速度と高い処理能力を活かし、極めて高速なNFT取引を実現しています。
ユーザーはNFTの購入や出品などをストレスなく行えるため、スキャルピング的な短期取引にも対応可能。UIも直感的で、NFT初心者から経験豊富なトレーダーまで、誰でも快適に操作できるでしょう。
多彩な入札機能
Drip.Tradeでは、通常の入札機能(Bids)に加え、コレクション全体に対する入札や、特定の属性を持つNFTに絞った入札が可能です。
これにより、狙ったNFTを効率的に購入できるだけでなく、流動性が高まりマーケット全体の活性化にもつながっています。
リアルタイム分析と高度な検索フィルター
NFT市場において、価格推移や取引量などの情報をリアルタイムで把握することは極めて重要です。
Drip.Tradeでは、フロア価格や出来高、リスト数などを1つの画面で確認できる分析機能が搭載されています。さらに、優れた検索・フィルター機能により、目的のNFTや注目のコレクションをスムーズに探すことが可能です。
HyperLaunchによる独自のNFTローンチ機能

Drip.Tradeは、「HyperLaunch」と呼ばれる独自のNFTローンチパッドを提供しています。
こちらはHyperliquidのEVM環境上で展開され、プロジェクト側はNFTデータやメタデータを用意するだけで、Drip.Trade側が技術的なローンチ設定をすべて担ってくれる仕組みです。
ミントはHYPEトークンで行われ、コレクターが気になるプロジェクトに気軽に参加できる仕組みになっています。プロジェクト側にとっても、スムーズにローンチできる点が魅力です。
Drip.Tradeのネイティブトークン「$JPEG」とは

Drip.Tradeのエコシステムにおいて中核を担うのが、ネイティブトークン「$JPEG」です。
このトークンは、マーケットプレイスやローンチパッドでの利用にとどまらず、報酬やガバナンス、今後の展開にも大きく関わってきます。ここでは、$JPEGの基本情報とその役割について解説します。
$JPEGの概要・役割
$JPEGは、Drip.TradeおよびHyperLaunchにおけるユーティリティトークンです。
NFTの取引やミントだけでなく、ユーザー報酬やガバナンス、限定機能へのアクセスなど、さまざまな用途があります。
現在は、Hyperliquidで取引可能であり、すでに複数のNFTプロジェクトとの連携も進んでいます。
トークンの配布とユーティリティ

$JPEGの総供給量は10億枚、そのうち65%がエコシステムの成長とユーザー還元のために確保されています。
具体的には、初期エアドロップ(10%)やコミュニティ報酬(40%)、エコシステム拡張支援(15%)などに割り当てられており、初期からの参加者やアクティブなユーザーが恩恵を受けやすい設計です。
また、トークンは今後のプロジェクト成長に伴って、さまざまなサービスに統合されていく予定です。
コミュニティ主導のエコシステム設計
Drip.Tradeでは「コミュニティファースト」の理念のもと、$JPEGを活用した分散型ガバナンスの導入も計画されています。
ユーザーが提案や投票を通じて、プロダクトの方向性や報酬分配などに関与できる体制が整いつつあります。これにより、単なる取引所ではなく、参加者全体でエコシステムを育てていく文化が形成されつつあるのです。
Drip.Tradeの使い方
ここからは、Drip.Tradeの使い方を説明します。
事前準備
まずは事前準備として、HYPEトークンの購入からウォレットをDrip.Tradeに接続するまでの手順をご紹介します。
- Hyperliquidで$HYPEを用意
- $HYPEをMetaMaskに送金
- MetaMaskをDrip.Tradeに接続
それぞれ詳しく解説します。
1.Hyperliquidで$HYPEを用意
Drip.TradeでNFTを取引するには、HYPEトークンが必要です。
まずは以下の手順でHYPEトークンを入手しましょう。
- GMOコインなど国内取引所でETHを購入
- 海外取引所にETHを送金しUSDCを購入
- MetaMaskウォレットを作成
- MetaMaskにArbitrumチェーンを追加
- MetaMaskにUSDCを送金
- USDCをHyperliquidにデポジット(入金)
- 入金したUSDCをデリバティブ→スポットアカウントに移動
- USDCで$HYPEを購入
なお、HyperliquidでUSDCを購入する際、ガス代(手数料)としてETHが、HYPEトークンをMetaMaskウォレットに送金する場合はUSDCが、それぞれ数ドル分必要になります。
手持ちのETH・USDCを、全てUSDC・HYPEに変換してしまわないよう注意が必要です。
詳しくはDrip.Tradeのドキュメントをご確認ください。
2.$HYPEをMetaMaskに送金
HYPEトークンを購入できたら、MetaMaskに送金します。
初めに、MetaMaskで以下のネットワーク情報を追加しましょう。

- チェーンID:999
- ネットワーク名:HyperEVM
- デフォルトのRPC URL:https://rpc.hyperliquid.xyz/evm
- 通貨記号:HYPE
追加できたら、Hyperliquidの「Portfolio」を選択。
下記の「Transfer to EVM」という項目があります。

送金する数量を入力し、「Confirm」をクリックすれば送金が完了です。
詳細はこちらをご参照ください。
3.Drip.Tradeにアクセス

MetaMaskにHYPEトークンが着金したら、Drip.Tradeに接続します。
トップ画面右上にある「Connect Wallet」をクリックし、自身の使用するウォレットを選択します。(今回であればMetaMask)
パスワードを入力し、表示されたメッセージに署名すれば事前準備が完了です。
NFTの買い方

続いて、NFTの購入手順を簡単にご紹介します。
(基本的な操作手順は他のマーケットプレイスと変わりません。)
まずは欲しいNFTを探しましょう。
欲しいNFTが決まっている場合は上の検索欄から、決まっていない場合は下にスクロールすると、人気コレクションを確認できます。
- 「Buy Now」または「Bid」で購入または入札
- 承認ボタンをクリックして完了
また、複数のNFTを一括購入したい場合は「Sweep」機能を利用すると便利です。
Drip.Tradeまとめ
Drip.Tradeは、Hyperliquid上で初となるNFTマーケットプレイスです。
ハイリキの技術を活かし、トレーダーもコレクターも満足できる設計で、今後のNFT市場の主役になる可能性も十分にあります。
今のうちにDrip.Tradeと$JPEG、そしてHyperliquidのNFTエコシステムをチェックしておきましょう。
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