イーロン・マスク氏、ジブリ風画像投稿でDOGE価格が急騰
マスク砲でDOGE価格が急騰
イーロン・マスク氏が2025年3月27日、ドージコイン(DOGE)のモチーフである柴犬を抱え上げたジブリ風の画像を、自身のX(Twitter)に投稿し、大きな話題を呼びました。
投稿された画像は、日本のアニメ制作会社スタジオジブリの作風で描かれた柴犬のキャラクター(ドージコインの象徴)で、マスク氏のコメント付きで公開されています。
Theme of the day pic.twitter.com/2ioG0StAxL
— Elon Musk (@elonmusk) March 26, 2025
今日のテーマ
今回の投稿は公開直後から大きな注目を集め、ドージコイン愛好家を中心に拡散されました。この影響で、DOGE価格が一時約18%急騰し、市場におけるマスク氏の影響力が改めて示されました。
マスク氏は以前から仮想通貨ドージコインを支持していることで知られており、SNS上でたびたび関連する投稿をしています。
一時XのアイコンがDOGEロゴに
AI生成ジブリ風画像が拡散
今回マスク氏が投稿した画像は、インターネット・ミームとして有名な柴犬「DOGE」をジブリ映画のような温かみのあるアニメ調に描いたもので、このジブリ風画像投稿の背景には、3月下旬からSNS上で広がっている“ジブリ風AI画像ブーム“があります。
OpenAI社のChatGPTが3月25日に新たな画像生成機能を公開して以降、スタジオジブリのアニメ風に既存の写真や絵を変換するユーザーが急増しています。過去24時間で、イーロン・マスク氏や映画『ロード・オブ・ザ・リング』、ドナルド・トランプ大統領のジブリ風AI画像が次々と共有されています。
OpenAIのサム・アルトマンCEOも自身のXプロフィール画像をジブリ風イラストに変更しており、現在SNSフィードはジブリ風のAIミーム画像であふれている状況です。
マスク氏の投稿もこうした流行に乗ったもので、同氏ならではのユーモアと仮想通貨DOGEへの愛着が表れたものと見られています。マスク氏によるドージコイン関連の発信は市場にも影響を与えることが多く、今回の投稿も仮想通貨コミュニティ全体から大きな反響を呼んでいます。
著名人が語る仮想通貨「DOGE」の魅力
ドージコイン(DOGE)は、インターネット発のジョークコインから時価総額上位の仮想通貨へと成長し、そのユニークさから多くの著名人が言及しています。
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏
ブテリン氏は、ドージコインのコミュニティメンバーであるTESLARAN(テスラララン)氏のインタビューで「ドージコインはビットコインに次ぐ2番目に重要な仮想通貨に値する」との見解を示しました。
この発言は意外な支持表明として注目され、ドージコインの独自文化的影響力の大きさを強調するものとなりました。
米実業家マーク・キューバン氏
米実業家でNBAチームオーナーのマーク・キューバン氏はブルームバーグの取材に対し、ドージコインについて「信じられないほど活気あるオンラインコミュニティに安価に参加する方法だ」と評価しました。
キューバン氏率いるダラス・マーベリックスはグッズ購入などにDOGE決済を受け入れており、同氏は「受け取ったDOGEは売却せず長期保有する(HODL)」とも発言するなど、熱心なDOGE支持者として知られています。
ダラス・マーベリックス「DOGE決済」に対応
イーロン・マスク氏
マスク氏自身もウォールストリートジャーナル主催のイベントで仮想通貨全般に言及し「誰かに仮想通貨を買えと勧めるつもりはないし、全財産を投資するようなことはするな」と注意喚起しました。
その上で「それでもドージコインはお気に入りだ。なぜならユーモアが最高で、犬がいるからだ」と語り、会場の笑いを誘ったことが報じられています。
存在感を放つドージコイン
各国の著名人から支持や注目を集めるドージコインは、ミームコインと呼ばれながらも高速・低コスト決済とコミュニティの熱狂的な支持を背景に、市場で独自の存在感を放ち続けています。
今回のマスク氏によるジブリ風DOGE画像の投稿も、そのユーモアと発信力によって仮想通貨DOGEへの関心を改めて押し上げる出来事となりました。
今後もドージコインに関する発言や動向には、仮想通貨に詳しくない層も含め多くの人々の注目が集まりそうです。
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Souce:イーロン・マスク氏X投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:AIによる生成画像