gumiのシンガポール子会社、Berachainのノード運営開始
gC Games SingaporeがBerachainのノード運営開始
gumi(グミ)の連結子会社gC Games Singapore(gcゲームズシンガポール)が、Berachain(ベラチェーン)のバリデータのノード運営開始を2月21日に発表した。
gC Games Singaporeは、gumiのブロックチェーン事業を展開するシンガポール法人だ。
Berachainは、「コスモスSDK(Cosmos SDK)」で構築された、独自のコンセンサスアルゴリズム「PoL:Proof of Liquidity」を採用するEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンだ。
「PoL」は、ネットワークのインセンティブを調整し、Berachainのバリデータとプロジェクトのエコシステムとの間に強力な相乗効果を生み出すことを目的とした新しいコンセンサスメカニズム。「PoL」ではイーサリアム(Ethereum)の「PoS」とは違い、トークンを「流動性」にロックすることでブロック報酬が得られる仕組みとなっている。この「流動性」は「ベラチェーン」上のDeFiエコシステムへも提供されるため、「PoL」 ではブロック報酬に加え、DEXなどの流動性提供から得られるスワップ手数料などもリワードとして期待できる。
なお今回gC Games Singaporeが参加したバリデータとは、ブロックチェーンのネットワークに接続し、トランザクションが正しいかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運用者のこと。バリデータは、その貢献度等に応じた報酬が得られる仕組みとなっている。
またノード運営とは、ブロックチェーン上での取引承認の合意形成が正常に稼働する状態を担保することだ。
gC Games Singaporeは、先日2月10日にリステーキングプロトコル「EigenLayer(アイゲンレイヤー)」、2024年6月にレイヤー1ブロックチェーン「Injective(インジェクティブ)」、2023年12月にレイヤー1ブロックチェーン「XPLA」、同年11月にレイヤー1ブロックチェーン「Mycel(マイセル)」、同年7月にレイヤー1ブロックチェーンのCosmos Hub(コスモスハブ)、同年6月にはレイヤー1ブロックチェーンSui(スイ)、同年5月にはゲーム特化型ブロックチェーン「WEMIX3.0」のそれぞれのバリデータに参画し、ノード運営を開始している。
参考:gumi
画像:iStocks/StationaryTraveller
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参照元:ニュース – あたらしい経済