SEC、グレースケールのXRP・ドージコインETF申請を受理|240日間の審査へ

SECがグレースケールのXRP・ドージコインETF申請を受理し、240日間の審査へ(SEC accepts Grayscale's XRP and Dogecoin ETF filing for 240-day review)

XRP・Dogecoin ETFが正式に審査へ

SEC(米国証券取引委員会)は2025年2月14日に、資産運用会社グレースケールによるXRP(XRP)およびドージコイン(DOGE)のETF(上場投資信託)の申請を受理したことが明らかになりました。

ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏が、自身のX(Twitter)で「SECが、XRPトラストおよびドージコイントラストに関する19b-4フォームの申請を正式に受理した」と報告しています。

SECが、グレースケールのDogecoin ETF申請を正式に認めました。

SECが、グレースケールとNYSEによるXRP ETFの上場申請(19b-4)を正式に受理しました。

(これはほぼ予想通りでしたが、これにより、正式に審査のカウントダウンが始まり、Dogecoin ETFにも影響を与えることになります。)

この受理というのは、申請されたETFがSECによって正式に認識されたことを意味し、今後240日間の審査期間が設けられる予定です。この期間中にSECは申請の詳細を検討し、最終的な決定を下すことになります。

この審査期間は、申請が連邦官報(Federal Register)に掲載された時点から開始されます。通常、掲載は数日以内に行われるため、ETFの審査期限は2025年10月頃になる可能性が高いとみられています。

ETF承認の可能性と市場への影響

現時点において、グレースケールのXRPおよびドージコインETFが承認されるかどうかは不透明ですが、仮想通貨業界では今回の大きな進展に注目が集まっています。

ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏とエリック・バルチュナス氏は、今月11日に「今週中にも、XRPおよびドージコインETFの申請が受理されるだろう」と述べており、まさにそれが現実のものとなりました。

ただし、XRPに関しては、SECとリップル社の間で進行中の訴訟が影響を与える可能性があり、この法的な問題が解決しない限り、XRPのETF承認は難しいとの見方もあります。

そのため、ドージコインETFはXRPよりも承認の可能性が高いと考えられています。また、SECはライトコイン(LTC)ソラナ(SOL)といった他の仮想通貨ETFの申請も受理しており、仮想通貨市場に対する規制当局の姿勢に変化の兆しが見えはじめているのかもしれません。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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