Ondo FinanceがRWA向けのL1チェーンを発表

RWA（現実世界の資産）関連のサービスを提供するOndo Finance（ONDO）は、2025年2月7日にXを通じて、独自のL1チェーンを発表しました。

発表によると、独自のL1チェーンは「Ondoチェーン（Ondo Chain）」という名称で、RWAに焦点を当てたPoS（Proof of Stake）チェーンとして運用される予定となっています。




当社は、RWA向けに設計された新たなL1チェーンである「Ondoチェーン」を発表できることを嬉しく思います。

チェーンの設計アドバイザーには、Franklin Templeton、Wellington Management、WisdomTree、Google Cloudなど、複数のパートナーが含まれています。




Ondoチェーンの特徴

Ondo Financeはブログの投稿で、現在のDeFiおよびパブリックチェーンでは、金融市場のニーズに対応できないと指摘しました。具体的な問題点として、DeFiと証券の非互換性、クロスチェーン流動性の断片化、変動しやすく高額な手数料、セキュリティと規制リスクといった点を挙げています。

諸問題を解決するためにOndoチェーンは、金融機関ネットワークへの接続、許可制（Permissioned）のバリデーター、ネイティブな複数チェーン間のメッセージおよびブリッジなどに対応しています。

また、他のパブリックチェーンと比較した差別化ポイントとして、RWAに焦点を当てている点、許可されたバリデーターによるフロントランニングの防止、ガス代のRWAによる支払いなどを挙げました。

同投稿では、Ondoチェーンが成功することで「シームレスでコスト効率の高い投資体験が実現できる」ともコメントしています。

RWA向けの開発を進めるOndo Finance

Ondo Financeは、新たなサービスのリリースを加速しています。2025年2月5日には、米国の株式・債券・ETFなどへのオンチェーンエクスポージャーを提供するプラットフォームである「Ondo GM（Ondo Global Markets）」を発表しました。




私たちは株式、債券、ETFへのオンチェーンアクセスを可能にするために設計されたRWAトークン化プラットフォームである「Ondo GM」について初公開できることを嬉しく思います。




Ondoチェーンでは、Ondo GMによって発行されたRWAトークンがネイティブにサポートされる予定となっています。

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Souce：Ondo Finance公式発表
執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル：Ondo Finance公式ブログから引用

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ