【墨汁速報】ブラックロック早ければ2月にヨーロッパでビットコインETP開始準備=リーク

2024年1月に現物型ビットコインETFとなる$IBITをローンチした世界最大手ETF運用会社のブラックロックは、ヨーロッパでも現物型ビットコインETPのローンチを予定しているという。リーク者によると早ければ2月中にビットコインETFをヨーロッパでローンチするという。2025年2月現在、ブラックロックのビットコインETFは577.6億ドル日本円にして8.8兆円相当のビットコイン(BTC)を運用している。

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ブラックロックビットコインETPをヨーロッパでも始動

リークによるとブラックロックはヨーロッパでも現物BTCを運用するビットコインETPのローンチを2月中に予定しているという。ブラックロックは現在現物運用を行うビットコインETFである$IBIT、イーサリアムETFである$ETHEの2つの仮想通貨ETFを運用しており、仮想通貨ETPとしてはヨーロッパで初となる。またブラックロックはこのビットコインETPをスイスを拠点にローンチするとされている。

 

 

ビットコインETFはビットコインETP、つまり「上場取引型金融商品」のうちに含まれる証券取引所などに上場されている金融商品であり、現状ではブラックロックのETPの手数料や詳細内容は判明していない。ビットコインETFは上場投資信託であり、ブラックロックが運用者となっている投資信託を証券取引所に上場している金融商品であり、信託手数料が安いことが大きな特徴となる。一方で仮想通貨ETFは最大で2.5%の手数料となっており、ブラックロックがどのように展開するかでビットコイン相場への影響が大きく変わってくるだろう。

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ブラックロックのビットコイン影響

ブラックロックのビットコインETFは577.6億ドル日本円にして8.8兆円相当のビットコインを運用しており、2位のフィデリティの$FBTCの2倍以上のAUM(運用額)を誇る巨大仮想通貨ETFだ。またイーサリアムETFの運用額は34.4億ドル、日本円にして5239億円となっており老舗仮想通貨ファンドのグレースケール(Grayscale)を追い抜く目前となっており、フィデリティのイーサリアムETFと約3倍近いシェアを持つ。

これはブラックロックがETF世界最大手であり、最も知名度が高いといえることも大きく関係しており、世界中でブラックロックの運用するETFの需要があることを示している。つまりヨーロッパにおけるブラックロックのビットコインETPの手数料ではヨーロッパ市場も席巻することになり、さらにビットコイン現物が買われていくことになるだろう。直近では米ナスダックがブラックロックのビットコインETFをBTC現物で償還/発行をする偏光を米国証券取引委員会(SEC)に申請しており、トランプ政権から新体制となって親仮想通貨派へと推移しているSECからは承認を得られる可能性が高いと考えていると見られる。

これからは仮想通貨相場も仮想通貨取引所からETFの支配力を徐々に上げていくことになると予測されるだろう。

 

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