イーロン・マスク氏、米財務省のブロックチェーン導入を支持
不正対策にブロックチェーン採用を検討か
イーロン・マスク氏は2025年2月3日に、自身のX(Twitter)の投稿で、米国財務省のシステムへのブロックチェーン技術導入を支持する意向を示しました。
著名な実業家兼ジャーナリストであるマリオ・ナウファル氏(@MarioNawfal)が投稿した「財務省をブロックチェーンに移行すべきか」との質問に対し、マスク氏が返信する形で「はい」と答えています。
Yes!
— Elon Musk (@elonmusk) February 2, 2025
【ナウファル氏】
不正が起こらないように、財務省をブロックチェーン上に置くべき?【マスク氏】
はい
この提案は、米財務省の資金管理システムに対する批判が高まる中で行われました。現在、米国政府の支出に関するデータは複数の異なるシステムで管理されており、透明性の欠如が問題視されています。
マスク氏は、財務省職員による不正な支払いを承認する行為に対して「法律を犯している」とXの投稿で強く批判していました。
Career Treasury officials are breaking the law every hour of every day by approving payments that are fraudulent or do not match the funding laws passed by Congress.
This needs to stop NOW!
— Elon Musk (@elonmusk) February 2, 2025
財務省の職員は、議会が可決した法律に違反し、不正な支払いを承認し続けています。彼らは毎時間、毎日、法律を破っています。
この状況を今すぐに止めなければなりません!
ブロックチェーン技術の導入が実現すれば、すべての取引が分散型台帳上で記録され、誰でも検証できるようになります。これにより、財務省の支出の透明性が向上し、不正防止につながると期待されています。
最近では、米政府効率化省(D.O.G.E)が複数のブロックチェーン代表者と協議を進めているとの報道もあり、今後の動向に注目が集まっています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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