スターテイル、投資部門「Startale Ventures」新設、SoneiumとAstarのキラーユースケース創出目的に

スターテイルが投資部門「Startale Ventures」設立

Startale Group(スターテイルグループ)が、投資部門「Startale Ventures(スターテイルベンチャーズ)」の設立を1月14日に発表した。

同部門では、主にAstar(アスター)やSoneium(ソニューム)上のアプリケーションに対して投資を行うという。これにより革新を加速し、キラーユースケースの創出を目指すとのこと。

また同部門の出資先プロジェクトは、Startale Group提供のweb3開発者向けインフラ「Startale Cloud Services」によるRPCノードやAccount Abstraction(アカウント抽象化:AA)などのクラウドインフラが利用できるため、web3開発を大幅に簡素化できるという。

その他にもプロジェクトは、「Startale Ventures」による資金提供や技術支援だけでなく、マーケティング、事業開発、戦略策定の各分野での包括的なサポートを通じた、AstarやSoneiumにおけるプレゼンス拡大が支援されるとのことだ。

Startale GroupのCEOである渡辺創太氏は「今年からはインフラ同士の競争ではなく、アプリの時代になり、エンドユーザーの取り込みが重要になっていきます。Startale Venturesでは、単なる投資ではなく、有意義なビジネスシナジーを生み出し、エコシステムの発展を目指します。特に初期段階ではエンターテイメント分野のプロジェクトは注視して行きます」とコメントしている。

Astarは、渡辺氏がファウンダーとして2022年1月にメインネットローンチしたレイヤー1ブロックチェーン。またSoneiumは1月14日にメインネットローンチした、Sony Block Solutions Labs(ソニーブロックソリューションラボ:Sony BSL)開発のEthereum(イーサリアム)のレイヤー2ブロックチェーン。なおSony BSLはソニーグループとStartale Groupの合弁会社となっている。

Astarから昨年11月に新たなロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」が発表されており、Astarのガバナンストークンである「ASTR」が、Soneiumの主要なコンシューマーアプリケーションや決済ソリューションにおけるエコシステムトークンとしての役割を果たせるよう開発を進めると伝えられている。

参考:スターテイル
画像:iStocks/LuckyStep48

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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