Symbol活用のドキュメントエディター「NFTDriveEditor」アルファ版提供開始

ビジネス文章・契約書など様々な資料作成で活用可能

シンボル(Symbol/XYM)を活用したサービス展開で知られるNFTDriveは2024年10月17日に、Symbolのブロックチェーンを活用したフルオンチェーンドキュメントエディターとなる「NFTDriveEditor(仮称)」アルファ版をリリースしたことを発表しました。

NFTDriveEditor(仮称)は、ビジネス文章・契約書・医療カルテ・遺言などといった様々なドキュメントを作成してブロックチェーンに保存できるサービスであり、「ブロックチェーンを利用した世界初のフルオンチェーンドキュメントエディター」として紹介されています。

フルオンチェーンとは、データなどを含むすべての情報がブロックチェーン上に完全に保存されている状態を指すもので、一部データをオフチェーン(外部サーバーなど)で保存する一般的な方法よりも透明性・信頼性が高い点を特徴としています。

NFTDriveは、フルオンチェーンNFTを発行できる機能なども提供していますが「NFTDriveEditor」はそのような技術をドキュメント作成に活用したものとなっています。

なお、NFTDriveの公式発表では「今回のアルファ版リリースに関する発表資料がEditorで作成されていること」も報告されています。


ドキュメントのデータ改竄は一切不可能

NFTDriveEditor(仮称)の詳細や今後の予定については、NFTDriveのCEOであるボー太郎氏のXアカウント(@Bootarou_0x00)で詳しい説明がなされています。

同氏の説明によると、NFTDriveはSymbolアドレスを1つのデータとしており、NFTDriveEditorでは登記のように1つのアドレスにブロックチェーンのタイムスタンプ通りにデータを保存する仕組みを採用しているとのことです。

このような仕組み上、NFTDriveEditorで作成されたドキュメントでは過去のデータ編集が一切不可能(特許出願中)で、データ編集は新たに追記していく形になると報告されています。


フルオンチェーンブログサイトも準備

また、ボー太郎氏はEditorで作成した記事を投稿できる「フルオンチェーンブログサイト」の準備を進めることも報告しているため、今後はNFTDriveEditorを活用した新たなサービスなどにも注目です。

なお、同氏は18日の投稿で「NFTDriveEditorを用いて収支報告書の雛形をSymbolブロックチェーンに保存する様子」を撮影した動画も公開しています。


NFTDriveのフルオンチェーン技術はすでに活用されていて、最近ではゲームエンジンでアニメを作るハッカソン「アニメ×ゲームジャム in 京都」において”Symbol活用したフルオンチェーンNFT賞状”が採用されたことも報告されているため、今後のさらなる技術活用報告などにも注目です。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾画像を用いて作成

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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