【イベントレポート】NFTでアカペライベントを特別に 金沢を彩るアカペライベント 「金沢アカペラ・タウン2024」
2024年8月24日(土) 、8月25日(日)金沢を彩るアカペライベントである「金沢アカペラ・タウン2024」が石川県金沢市で開催されました。
金沢では風物詩となっている、毎年おこなわれる金沢アカペラ・タウンは、年々盛り上がりを見せています。アカペラをする人やアカペラを知らない人まで楽しむことができ、今年も多くの人が訪れていました。さらに、今年で15周年となる「金沢アカペラ・タウン2024」では特別なイベントとするためにNFTが活用されています。
今回は「金沢アカペラ・タウン2024」の魅力に加え、金沢アカペラ・タウンならではのNFTの活用方法など本イベントの体験レポートをご紹介します。
15周年を迎えた金沢を彩るアカペライベント 「金沢アカペラ・タウン2024」
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金沢アカペラ・タウンは、「金沢のまちをアカペラで活気あふれるまちにしたい」という想いから始まっているイベントで、「すべての人にアカペラを」をテーマに、全国からアカペラグループを募集し、金沢市中心部各所で一斉にアカペラストリートライブをおこないます。
今年で本イベントは15周年を迎え、アカペラによる芸術文化振興と質のさらなる向上を目指しています。
また、金沢アカペラ・タウンは、金沢市と金沢アカペラ・タウン実行委員会が共同主催し、金沢の企業の協賛も得て開催されている大規模かつ歴史のあるアカペライベントとなっています。
本イベントの最大の特徴は、従来のアカペライベントの枠組みを超え、金沢のまち全体を舞台に開催される点にあります。
イベントのマップは以下の通りです。
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ひとつの会場に留まらず、金沢駅に加え、歴史情緒あふれる安江町や観光客で賑わう近江町いちば、香林坊・片町地区など、金沢を代表する合計10箇所以上のエリアが、そのままアカペラのステージとなるのです。金沢駅・安江町・近江町地区や香林坊・片町地区など金沢の観光地に足を運ぶと、アカペラの歌声が聴こえてきます。
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アカペラをしている人はもちろん、アカペラにこれまで触れてこなかった人も、足を止めてアカペラの演奏に聴き入っていて、特に金沢駅前や東別院山門前では、アカペラと共に歴史を感じることができました。
「金沢アカペラ・タウン2024」企画 生声ストリート
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2024年企画として注目されていたのが、生声ストリートです。本企画は、全国から集まった出演者へもっと歌いたい、もっと自分たちの歌声を聴いて欲しいという想いを実現するための企画で、8月24日(土)、25(日)11時〜16時にて開催され、香林坊地下道(香林坊パセオ)で自由に歌うことができました。
例年、出演者が歌声を披露できるのは10分2回のストリートステージのみでしたが、今年は生声ストリートでも歌うことができ、ハーモニーとパフォーマンスで道行く人々を魅了していました。
15周年記念NFTで、アカペライベントを特別に
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本イベントの新企画として、NFTが導入されています。イベント15周年を記念したNFTは、アカペライベントに参加した出演者を対象に無料で配布されました。
この15周年記念NFTは、本イベントに参加したという事実を証明することができることに加え、“来年度エントリーする際にストリートの会場を指定できる権利”の特典を受けることができます。
これまで抽選となっていた、金沢駅・安江町・近江町地区や香林坊・片町地区など金沢の観光地、合計10箇所以上のエリアにまたがるアカペラのステージを指定できるのは出演者にとっても嬉しいものです。毎年参加される出演者も多いため、NFTの有用性がとてもある仕様となっていることがうかがえます。
これは毎年アカペライベントを開催しており、かつ複数の観光地をステージの対象としている金沢アカペラ・タウンならではのNFTユーティリティでありとてもユニークであると感じました。
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本NFTの受け取りにはMetaMaskを活用しておりましたが、NFTがわからない参加者のためにウォレットの作成手順もわかりやすく記載されていました。新技術であるNFTが普及していくためには、このように0からNFTに触れることのできる環境を用意することが非常に重要であると感じました。
おわりに
「金沢アカペラ・タウン2024」は、アカペラとまち、そしてテクノロジーが融合することで、これまでにないイベント体験となっていました。
本NFTの活用は、アカペライベント運営に新たな可能性を示唆しています。
NFTは、参加者への特典付与という形で、イベントへの参加意欲を高めると同時に、そのあとのイベントへの継続的な参加を促進する効果も期待できます。今後、イベント運営のあり方をより良いものに変え、参加者と主催者の双方がより深く繋がり、共にイベントを作り上げていくためのツールとして、その存在感を増していく可能性も考えられます。
もうすでに来年の「金沢アカペラ・タウン2025」が楽しみです。
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