Flare Network初の米ドルステーブルコイン「USDX」登場|保有者には利回りも

100%裏付けの米ドルステーブルコイン「USDX」

フレアネットワーク(Flare Network/FLR)は2024年5月21日に、Flareを基盤とした初の米ドル連動ステーブルコインとなる「USDX」を発表しました。

USDXは、数十億ドル相当の資産を保管しているデジタル資産管理会社「Hex Trust Group」によって提供される1:1で裏付けられた米ドル連動ステーブルコインで、Flare初のネイティブステーブルコインであるとも説明されています。

ステーブルコインの価値は米ドルや現金同等物で100%裏付けられる仕組みで、準備金は主に1~3ヶ月の米国財務省短期証券(T-Bills)で構成され、規制された一級の金融機関によって安全に保管されると説明されています。

また、USDXは分散型金融(DeFi)プラットフォームを展開している「Clearpool」の専用保管庫とともにローンチされるため、USDX保有者は利回りを得ることができるとのことです。

USDXはFlareNetwork上で初となる1:1で裏付けされたネイティブな米ドル連動ステーブルコインとなります。USDXは大手デジタル資産管理会社である「Hex Trust」によって提供されます。

USDXはClearpoolの専用保管庫とともにローンチされ、保有者は現実世界の利回りを得ることができるようになります。

DeFiエコシステムの基盤として機能

USDXは「Flare上で展開されるDeFiやブリッジエコシステムの基盤」としても機能する予定で、貸付&借入プロトコル・永久先物取引所などのアプリケーションで利用されるだけでなく、Clearpoolが提供する利回りを得るための専用Tプールにステーキングすることもできるとされています。

この専用Tプールでは、ユーザーが好きな時にステーキング・ステーキング解除することが可能で、ロックアップ期間なしで利回りとボーナスFLRインセンティブを獲得できるとのことです。

ClearpoolでUSDXをステーキングすると「cUSDX」が返還される仕組みで、cUSDXはFlare LabsのFAssetシステムで担保として利用することが可能、BTCやDOGEなどの非スマートコントラクト資産をFlare上のDeFiで利用できるようになります。

Flare Networkでは既に複数のトークンがリリースされており、Flare基盤の分散型取引所(DEX)などもリリースされているため、Flare上のステーブルコイン誕生は、Flareエコシステム全体の成長にもつながると期待されます。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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