Shiba Inu:UGCプラットフォームの「RSTLSS」と提携|Shibariumの技術活用へ
UGCプラットフォームの「RSTLSS」と提携
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)がリリースした新たなレイヤー2ブロックチェーンである「Shibarium」は2023年10月25日に、ユーザー生成コンテンツ(UGC)のクリエイタープラットフォームを展開している「RSTLSS(レストレス)」と提携したことを発表しました。
RSTLSS(レストレス)とは?
RSTLSS(レストレス)は、デジタルファッションのパイオニアであるチャーリー・コーエン氏によって設立されたUGCクリエイタープラットフォームであり、Web3・ゲーム・ソーシャル・メタバース・現実世界などで使用可能な次世代ウェアラブルを簡単に作成できるプラットフォームを展開しています。
このプラットフォームのユーザーは、NFTを活用した衣類やアクセサリーを作成することが可能で、作成したアイテムはメタバースなどのデジタル空間で利用することができるようになっています。
RSTLSSは「Ubisoft・Epic・Roblox」などといった大手ゲーム開発会社とも提携しているとのことで、公式サイトも興味をそそる独創的なデザインで作成されています。
プラットフォーム強化で「Shibarium」を採用
RSTLSSは今回の提携を通じて、RSTLSSのUGCプラットフォームを強化するために「Shibarium」のブロックチェーンを導入すると報告されています。
RSTLSSはすでに多くのオープンメタバースと相互運用可能な環境を構築しているとのことですが、今回の提携によってRSTLSSは「メタバースでのデザインに基づいた実物の洋服の製作」などといったサービス範囲の拡大時に、Shibariumの堅牢なブロックチェーンの力を最大限に活用できるようになると説明されています。
シバイヌの主任開発者であるShytoshi Kurama氏は、今回の提携について次のように語っています。
【Shiba Inu:Shytoshi Kurama氏】
SHIBとShibariumブロックチェーンにとって、これ以上完璧なパートナーは想像できませんでした。RSTLSSのUGCツールを使用すると「2Dか3Dか」や「アマチュアかプロか」を問わず、あらゆるクリエイターが簡単に自分のブランドを構築することができます。ウェアラブルやアクセサリーなどのような独自のデジタル商品を自分のアバターに組み込んだり、複数のプラットフォームやゲームエンジンで取引することができるのです。
デジタルペット「MareBears」も展開
今回の発表では、SHIBコミュニティメンバーは厳選されたアイテムのドロップに参加することができるとも報告されています。
最初は、RSTLSSで作成されたデジタルペットである「MareBears」のミントにアクセスすることができるとのことで、MareBearsはVRMアバター(キャラクターやアバター専用のファイルフォーマット)に対応していて、デジタルペットとしてスマホで利用することもできると説明されています。
「MareBears」はSHIBプラットフォームとの完全な相互運用性を備えた唯一のデジタルペットでもあるとも説明されており、現在の共同コラボレーターには「Paris Hilton、Ubisoft、Gremplin」が含まれているとも報告されています。
なお、RSTLSSで発行されるアセットは現時点で「ERC-1155」として作成できるとのことで、今後は「ERC-721」や「ERC-6551」もサポートされる予定だと説明されています。