【週間海外NFTニュース】4/3〜4/9 | これだけは押さえておきたいニュース4選

NFTに興味はあるけれど時間がなくて情報をキャッチアップしきれない。ましてや海外で発信されている外国語のニュースなんて追ってられない。そんな方に向けて、本記事では、今週1週間に海外で発信されたニュースの中からNFTメディア編集部が厳選したものをまとめて紹介します。

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OpenSea Proとは?OpenSeaが新たに発表したNFTアグリゲーターを徹底解説!

引用:OpenSea Pro Twitter

大手NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)は、新たなプラットフォーム「OpenSea Pro(オープンシー・プロ)」を発表しました。

OpenSea Proは、プロのNFTトレーダーのニーズに特化して設計されており、従来のOpenSeaよりも強力な取引ツールに加え、NFTベースの取引報酬を提供する独自のプラットフォームです。

OpenSea Proは、2022年4月に買収したNFTマーケットプレイス・アグリゲーターのアップグレード版であるGem V2のリブランディングと拡張版です。

発表によると、OpenSea Proは、Blur、LooksRare、X2Y2など170以上のNFTマーケットプレイスを含むアグリゲーターです。

OpenSeaは、2月にNFTの取引量でOpenSeaを抜いた新興マーケットプレイス「Blur(ブラー)」の台頭を受け、通常2.5%のプラットフォーム手数料の引き下げを実施しました。

さらに、OpenSea Proのリリースに伴い、OpenSeaの標準手数料を復活させると発表し、OpenSea Proでは、トレーダーに対して一時的に手数料を0%にする予定であることがわかりました。

クリエイターのロイヤリティについては、OpenSea ProはOpenSeaの現在のモデルを維持し、オンチェーン・エンフォースメント方式を使用しないプロジェクトについては、最低0.5%のロイヤリティを要求することにしています。

OpenSea Proは、月額プランもしくは年間プランのサブスクリプション形式で提供され、長期契約には割引が適用される方針です。

企業:OpenSea

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Gucciが、BAYCを手がけるYuga Labsと共同でペンダントNFTを発売。実物ネックレスも登場

引用:Gucci Twitter

イタリアのラグジュアリーブランドGucci(グッチ)は、BAYCなどの世界的なNFTコレクションの制作を手がけるYuga Labs社と共同で、「KodaPendant(コダペンダント)」NFTを発表しました。

このNFTコレクションは、GGと刻印されたKodaの形をしたペンダントが装着されているフィジカル版のネックレスと引き換え可能です。

2023年3月27日にGucciは、Yuga Labs社と提携してメタバース関連事業を開始することを発表しており、今回のKodaPendantの発売はその第一弾とのことです。

フィジカル版のネックレスは、シルバー925でできた長さ50cmのチェーンに、GGの刻印が入った幅22mm×長さ24mmのペンダントがついています。

裏面には、KodaPendantのエディションナンバーが刻印されています。

また、商品の発送時期は、2023年の夏頃を予定しています。

3,333個限定で販売され、価格は450 ApeCoin(約25万円)です。

このKodaPendantは、決して誰でも購入できるわけではなく、購入できるのは、Koda NFTまたはVessel NFTを保有している人だけです。

この2つのNFTは、Yuga Labs社が2022年から展開しているメタバースプロジェクト「Otherside(アザーサイド)」上の土地である「Otherdeed(アザーディード)」のホルダーが、取得可能なものです。

加えて、KodaPendantのフィジカル版のネックレスの配送地域は、アメリカ、カナダ、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、日本、ヨーロッパ諸国に限定されており、ユーザーの居住国によってはかなり入手難易度が高いことがうかがえます。

企業:Gucci

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ラルフローレンが店舗での仮想通貨決済の導入をスタート、限定NFTコレクションも発表

引用:BitPay Twitter

アメリカのファッションブランドであるラルフローレンは、仮想通貨(暗号資産)での支払いに対応することを発表しました。

マイアミにある新店舗から導入される予定であり、ラルフローレンとしては初めての取り組みです。

この取り組みは、仮想通貨決済サービスであるBitPay(ビットペイ)との連携により実装され、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)など複数の仮想通貨に対応しています。

さらに、ラルフローレンは、デジタル化を進めるためにWeb3コミュニティPoolsuite(プールスイート)と提携し、NFTコレクション「Ralph Lauren × Poolsuite NFT」をリリースすることを発表しました。

この限定NFTは、すでにPoolsuite NFTを持っているロイヤルカスタマーに配布される予定です。

Ralph Lauren × Poolsuite NFTのホルダーは、限定イベントに参加できるほか、アバター用のラルフローレンの洋服がゲットできるなど、あらゆる特典が受け取れます。

また、新店舗のオープンとWeb3への参入を記念し、2023年4月末に大型イベントの開催を発表しています。

企業:ラルフローレン

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【NFT×不動産】不動産分譲プラットフォームであるHomebaseが、トークン化された住宅を販売

引用:Homebase

トークン化した住宅用不動産を分譲するプラットフォームであるHomebase(ホームベース)が、アメリカのテキサス州にある一戸建ての住宅を完売させたことがわかりました。

今回販売されていた物件の評価額は235,000ドル(約3,105万円)でしたが、HomebaseはNFTに結びついたスマートコントラクトを使ってSolana上でトークン化することで、246,800ドル(約3,262万円)を調達することができました。

Homebaseは、「不動産投資への障壁を下げ、誰もが参入できるものにする」ことを目標に2022年に立ち上げられたプラットフォームです。

ワンクリックでトークン化された一戸建て物件を購入することができるほか、USDCでの取引が可能であることから、システム上で発生する時間やコストを削減できます。

(USDCとは:仮想通貨の一種であり、アメリカドルと紐づいているステーブルコイン。)

Homebaseのプラットフォーム上の各物件は、証券法に基づくセキュリティトークンオファーで発行されるNFTによって分割されています。

そのため、一般の人々がオンラインかつオンチェーンで不動産を利用した資産形成を始めることが、より簡単かつ身近なものになるのです。

しかし、不動産のトークン化のハードルは非常に高く、難しいといいます。

Homebaseの場合、この不動産に関する法律とコンプライアンスの詳細を準備するためだけに7カ月を費やし、最終的に、全体的な取り組みに1年を要したそうです。

企業:Homebase

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最後に

この記事では、1週間の海外ニュースを厳選して紹介しました。

国内の話題も毎週まとめて紹介しているので、国内の動向が知りたい方は是非こちらもご覧ください。

▼週間NFTニュース

参照元:NFT Media

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