【イベントレポート】ゲスの極み乙女×Kollektion
2022年10月19日(水)に、東京下北沢にある本屋B&Bにて「ゲスの極み乙女 x Kollektion 『NFT版かリアル版か?』音楽とNFTの価値を問うオフラインイベント」が開催されました。
本イベントはNFTを通してアーティストとファンを結ぶグローバルなプラットフォーム「Kollektion」(読み:コレクション)を提供するKLKTN Limited(本社:香港、CEO:岩瀬大輔、以下KLKTN)と「ゲスの極み乙女」は、ゲスの極み乙女のNFT作品「Maru」(読み:マル)を利用した、新たなプロジェクトの実施を記念して開催されるものです。
今回は、なぜMaruをリリースしたのか、なぜNFT版かアナログ版を問うようなプロジェクトを実施したのかについて、トークセッションが行われました。
現場の風景を記事を通してお伝えしていきます。
【イベント概要】
日時:2022年10月19日(水)20:00〜20:45
場所:下北沢本屋B&B
住所:世田谷区代田2丁目36−15 BONUS TRACK 2F
ゲスの極み乙女 x Kollektion 会場風景
写真 左:岩瀬氏 中央 : 川谷氏 右 : 増井氏
本会場は、東京下北沢にある本屋B&Bです。
会場では、川谷絵音(ゲスの極み乙女)、増井健仁(ワーナーミュージック・ジャパン エクゼクティブ・チーフプロデューサー)、岩瀬大輔(KLKTN CEO)によるトークセッション、Maruの購入者による質問などが行われました。
トークセッション内容
今回のトークセッションでは以下のことなどが話されました。
- なぜNFT版をリリースしたか
- なぜアナログ版であるレコードもリリースしたのか
- NFTでリリースしていくか
なぜNFT版をリリースしたか
今回のプロジェクトはゲスの極み乙女を好きなファンにはもちろん、世界中の人にどれくらいリーチしたのか、どのような属性の人が購入してくれたのか、認知の拡大も共に期待しリリースしたことが語られました。
購入に至るまでのユーザー間での課題はあるものの、Maruプロジェクトは日本の中でも先進的かつ、インターナショナル的に評価されています。Maruは1203点のリリースですが、この数字の由来は川谷氏の誕生日(12月3日)からきています。
なぜアナログ版であるレコードもリリースしたのか
NFTを制作するにあたって、チームでアナログもリリースしたいと話し合いました。レコードを選んだのは時代的にカセットテープが巡り巡って人気になっている、同様にレコードも価格がヨーロッパでも高くなっているというトレンドがあるからです。まだ、NFT関して所有感の実感が湧かない人がいるという背景もあり、NFTを購入した人はレコードの所有も選択できるようにできればいいと思いました。
これからNFTでリリースしたいか
まだプロジェクトの途中なので分からないが、別の形でも挑戦したいと思っています。また、別の形で挑戦するにしても音楽はビジネスとして行っていませんし、メンバーが面白いと思うことを行っていきたいです。メタバースやエンタメの新しいテクノロジーもワクワクするか、面白いかを考えていい音楽を作りたいと思っています。
最後に
Maru保有者の特典として、新曲「Gut Feeling」のミュージックビデオのデザインの決定にあたり、投票によって意見を出すことができるなど、一部制作に関わることが可能です。また今後は、川谷絵音も参加するホルダー限定のオンライン先行試写会も実施する予定です。
これからNFT×音楽はアーティストとユーザーとの間に新しい体験ができる可能性があります。既存のサブスクリプションや古典的に音楽を楽しむのも一つですが、新しい音楽の体験の一つとしてますます注目されるでしょう。ゲスの極み乙女の本プロジェクトを筆頭として、NFT×音楽の可能性をアーティストだけでなくユーザにも浸透出来ると考えます。
〈Maru 関連リンク〉
公式HP:http://maru.band/ja
公式Twitter:https://twitter.com/MaruOfficialNFT
公式Discord:https://discord.gg/marunft
参照元:NFT Media