Ripple:クリエイターファンド「第2回目の支援対象プロジェクト」を発表
Ripple(リップル)社は2022年10月18日に、XRP Ledger(XRPL)を用いたNFTプロジェクトを支援する「クリエイターファンド」の資金提供先となる第2回目の対象プロジェクトを発表しました。今回の発表では音楽・エンターテインメント関連の合計7つのプロジェクトが発表されています。
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Creator Fund「第2回目の支援対象クリエイター」を発表
Ripple(リップル)社は2022年10月18日に、XRP Ledger(XRPL)を用いたNFTプロジェクトを支援する「クリエイターファンド」の資金提供先となる第2回目の対象クリエイターを発表しました。
「クリエイターファンド」は、XRP Ledger上でNFTを作成するために必要な資金や技術的サポートをクリエイターに提供する2億5,000万ドル(約373億円)規模のクリエイター向けファンドであり、第1回目の支援対象は今年3月に発表されていました。
今回の発表では第2回目の支援対象者として7つのプロジェクトが発表されており、各プロジェクトの概要については以下のように説明されています。
クリエイターファンド:第2回支援対象者の概要
・9LEVEL9
NFTチケットを活用してライブ・バーチャルコンサート・プロダクション・カンファレンス・アワードショーなどのユニークな最前列席を提供するメタバースプロジェクト。
・Anifie
日本のコンテンツクリエイターやアーティストが、ファン基盤やコミュニティを活用してNFTを立ち上げてファンエンゲージメントを実現し、NFT保有者にデジタル体験を提供することを支援するNFTマーケットプレイス。
・Capital Block
世界中のスポーツクラブ向けの主要なWeb3プラットフォーム。ヨーロッパのサッカークラブと提携して、ファンが独占的なコンテンツにアクセスできるNFTメンバーシップを展開し、実際のゲーム体験・Web3特典・報酬を提供している。
・Cross-Metaverse Avatars
クリエイターが複数の特徴と色を備えた独自のNFTアバターをデザインしてミントできるアバターツール。アバター所有者は、ビデオゲームやメタバースプロジェクトで独自のアバターを使用することが可能。
・NFT Master
XRP Ledgerの決済チャネルや発行されたNFTをストリーミングパスとして使用する、クリエイターが動画をアップロードして即座に支払いを受けるための動画配信機能を備えたNFTマーケットプレイス。NFT保有者は広告や購読料を支払うことなく、独占的なビデオを視聴したり、今後のコンテンツのアイデアに投票したりできるようになる。
・SYFR Projects
アーティストに制作・出版・マネジメントサービスを提供する知的財産制作会社。同社は100以上の革新的な音楽・映像の契約をNFT契約としてデジタル化する。
・Thinking Crypto
「暗号資産業界のトップリーダーとの独占インタビューへのアクセス」などの特典を提供するNFTプロジェクト。NFT保有者は独占アクセスと共に「Thinking Crypto」のホストであるTony Edward氏とのプライベートなデジタルミーティングに招待され、暗号資産の将来に関する率直な考えや意見を共有することができる。
クリエイターファンドにはこれまでに5,000件ほどの申請が行われているとも報告されており、2022年内には第3回目の支援対象者も発表される予定だと伝えられているため、これらの動きによって今後はXRPやXRP Ledgerを活用したプロジェクトがさらに活発化し、XRPLのイノベーションが加速すると期待されています。
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