【世界初】Mastercard(マスターカード)がNFTカスタマイズ機能を搭載したデビットカードを発表
決済会社大手の「Mastercard(マスターカード)」は2022年9月26日、保有するNFTでカードのデザインをカスタマイズできるといった新たなサービスを発表しました。
欧州仮想通貨取引サービス「Hi」との提携
今回発表された新サービスは、欧州の仮想通貨取引サービス「Hi」との提携によって行われます。
Hi公式HP:
https://hi.com/ja
Hi公式Twitter:
https://twitter.com/hi_com_official?s=20&t=D_Fh0bzlOGtIPvcn0FtsGg
現段階では、デビットカードのみの提供でありクレジット機能は提供されない予定です。
利用者は、世界9,000万店以上存在するマスターカードの加盟店であれば、どこでもそのカードを使用することができます。
基本的には、「Hi」アカウントに保有するフィアット、ステーブルコイン、暗号通貨を通じて買い物をすることができます。
対象NFT
対象のNFTは以下の通りです
- BAYC
- Moonbirds
- CryptoPunks
- Goblintown
- Azuki
これらのNFTコレクションの所有者は、デビットカードをお好きなようにパーソナルデザインすることができます。
▼【BAYCとは】著名人も保有するNFTプロジェクトBAYCとは。詳細から購入方法までを徹底解説!!
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ヨーロッパから展開スタート
この新たなサービスは対象地域が限定されており、欧州経済圏(EU)とイギリスに住んでいる方々への提供から開始されることになっています。
今後の世界展開についてはまだ未定ですが、対象地域の拡大に期待です。
Web3の採用を拡大し続けるマスターカード
マスターカードは2022年8月に、
- ガスフリーマーケットプレイス:
「Immutable X」・「Candy Digital」 - メタバースゲームタイトル:
「The Sandbox」・「Mintable」・「Spring」・「Nifty Gateway」 - Web3のインフラストラクチャープロバイダー:
「MoonPay」
などを含むさまざまなプラットフォームでNFT取引を有効にすることで、マーケットプレイスでNFTを購入する際に、 最初に暗号通貨を購入するステップを踏む必要がなくなることを発表しました。
▼Mastercardがマーケットオペレーター向けのNFT支払いオプションの追加を発表
この発表時にマスターカードは「Web3の採用を拡大することを継続する」と述べました。
今後もあらゆる角度からWeb3展開を進めていくことが予想されます。
マスターカード公式関連ツイート
元記事:https://nftplazas.com/mastercard-nft-debit-cards/
参照元:NFT Media