【NEN STUDIOとは】概要や特徴、購入方法をわかりやすく解説!!
NEN STUDIOとは
NEN STUDIOは、Vtuber事業を約5年間運営している株式会社PictoriaがスタートさせたNFTプロジェクトです。AIを活用したAI Vtuber「紡ネン」をモチーフに制作されています。今回はそんなNEN STUDIOを以下の視点で解説します。
・概要
・創業者
・ロードマップ
どれもNEN STUDIOを利用するには知っておきたい情報ばかりです。さっそく見ていきましょう。
概要
NEN STUDIOは、Vtuberを企画運営している企業が発案したこともあって、キャラクターに重きを置いています。NEN STUDIOも例外ではなく、コミュニティメンバーと共にSF作品としてアニメ化・ゲーム化などをマイルストーンに置きながら、グローバルな国産IPとして成立することを目指しています。
Vtuberが非常に人気となっている現在の日本において、核心的なNFTプロジェクトと言えるでしょう。特にNEN STUDIOの中心的キャラクターである「紡ネン」は、YouTubeにて登録者数6万人を超えています。
人間でないからこそできる24時間ぶっ通しの生放送で50万人以上を集めたことすらあるほどです。
2022年5月にはクリプト系海外VCなどから1.2億円もの資金調達を実施し、2022年7月には総取引量300ETHを達成しています。
その理由となったのは、3,000点のNFTコレクションを市場の動向と中長期のコミュニティ成長を見越して、有料販売からFreeMintへと切り替えたこと。当初は大きな話題となり、一時はOpenSeaでの取引量ランキングで世界28位にランクインしたほどです。
2022年8月現在では少し落ち着き、比較的購入しやすい金額へと推移しています。
販売時期 | 2022年7月2日 |
販売個数 | 3,000個 |
販売価格 | FreeMint |
現在のフロア価格 | 0.01ETH |
Discordの参加者数 | 約3,700人(2022年9月末地点) |
Twitterフォロワー数 | 約8,600人(2022年9月末地点) |
創業者
NEN STUDIOは、株式会社Pictoriaによって運営されています。その株式会社Pictoriaを創業したのは、明渡隼斗氏。現在は代表取締役CEOを担っています。
明治大学を卒業後、カリフォルニア大学バークレー校への半年の交換留学後、2社でのインターンを経て起業した経緯を持ちます。2019年3月からVTuberのプロデュースを本格始動し、元来のSF好きが高じてAI VTuberの企画・開発を開始し現在に至ります。
NEN STUDIOのバックボーンにあるのはSFの世界観です。そのため創業者の好みが色濃く出ているNFTとも言えるでしょう。しかも1990年代に発展したAIが出てくる日本のSF作品がオマージュ元です。
インターン時代にはWebマーケティングの運用経験、フロントエンドとRailsアプリの開発経験を積んでいます。更に株式会社Pictoriaを企業してからは、アイドルの配信アプリの運営移管や店舗の決済システム改修プロジェクトの立ち上げを行った過去を持っています。
しかし創業者の明渡氏の中にあるのは、かつてワクワクしたSFの世界観です。NEN STUDIOのコミュニティはSF好きが集まる秘密結社とし、NENホルダーが参加できるようにすると明言しています。
単なる投資先としてではなく、かつてSFに心を躍らせた人々が集まって楽しめる場所をも作ろうとしているのです。
ビジネス的な観点はもちろん、遊び心もある創業者と言えるでしょう。
ロードマップ
NEN STUDIOが描いているロードマップで注目したいのは、ホルダーがNFTに紐付いたキャラクターとシナリオの設定権を所有することができるという点です。NFTにキャラクターの情報が記載されていますが、ホルダーは購入後にそのキャラクターのパーソナルな情報を書き換えることができます。
つまり、自由にキャラクターの設定とシナリオを創作できるのです。世界でたった1つの自分だけのオリジナルキャラクターを作れてしまいます。
これに加えて、NEN STUDIOが描いているロードマップで予定しているのは以下のコンテンツがあります。
・YouTube Live
・Game
・アニメ・漫画
・DiscordコミュニティでAIと会話
・イベント
・メタバース
中でもGameに関しては「NFTWars」のゲーム内で、NFTを保有しているユーザーがカードゲームを行えるようになっています。
ゲームをプレイすることでガバナンストークンであるTCGCoinの獲得も可能です。NEN STUDIOはキャラクターを前面に押し出しているからこそ、キャラクタービジネスと非常に相性が良いと言えます。
例えばゲームにおいては、よりキャラクター色が必要なアドベンチャーゲームの制作も予定されています。アドベンチャーゲームはNFT保有者自らがシナリオメイクから参加可能です。
他にも2022年8月現在において、アニメ制作会社とも打ち合わせ中であり、こちらに関してもNFT保有者が決める設定や、コミュニティで生まれた思想をもとに制作されます。
このようにNEN STUDIOのNFTを保有していると、従来は見る・遊ぶしかできない消費者だった人々が、制作者として様々な作品に参加し発信できるようになるのです。
2022年8月現在において作品を発信する場所は様々なものがありますが、NEN STUDIOは単なるNFT販売だけではなく、所有者が自分の作品を発表できる場所の1つとしてロードマップを描いています。
NEN STUDIOの特徴
NEN STUDIOは、運営元である株式会社Pictoriaに所属しているAIVtuber「紡ネン」から取られています。従来、VTuberには中の人(声優)が存在し、その人物を介してインターネット上で配信が行われています。バーチャル世界で美少女(美男子)の肉体を得ることから、バ美肉と呼ばれることも。
しかし、NEN STUDIOの元となった紡ネンはAIによって動くため、機械のようにスイッチをオンにしたら動く性質を持っています。結果、マネジメントコストの削減や人間では到底不可能な24時間運用すら可能となりました。
NEN STUDIOは、その紡ネンを発端にしています。NENというキャラクターが「どういう人間なのか」「どういう人格なのか」を決めることができる質問を設定できる権利を保有しているのが、NFTなのです。つまり、NEN STUDIOはNENというキャラクターを作り上げるための機能として作用しています。
設定を切り替えるのは1回の取引で1度だけ。しかもオンチェーンでの回答となるため、文字数によってはガス代が膨大になることもあります。そのため20文字までと制限がかかっているのも特徴です。
NENの派生によってビジュアルを含めて全て変わっていくため、まさしく保有者たちで作り上げていくVTuberと言えます。要は自分好みのキャラクターを作っていけるのです。
NENを通じて作成された設定を用いて、アニメや漫画、ゲームなどにも派生させていこうという取り組みをNEN STUDIOは目指しています。元来、日本が非常に強いコンテンツに加え、ロードマップにもあるようにメタバースへの進出などNFTを購入する過多のニーズにマッチするように作られているのです。
これらのこともあり、1.2億円もの大きな利金調達を実施し、その中にはVC(スカイランドベンチャーズ)や本田圭佑氏なども名を連ねています。
資金力はもちろん、ファンを取り込むマーケティング力も大きいこともあり、今後の発展に期待できるNFTと言えるでしょう。
NEN STUDIOの購入方法
NEN STUDIOの購入方法は、以下手順の通りです。
- 仮想通貨取引所のアカウント作成
- 仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
- MetaMaskのアカウント作成
- MetaMaskへイーサリアムを送金
- OpenSeaとMetaMuskを接続
- OpenSea内の「NEN STUDIO」公式ページより購入
本記事では、6番以降の手順を紹介いたします。
▼1~5までの詳しい手順はこちらから