上野の森美術館史上初、NFTアート「MAGO Mint」が展示中。【長坂真護展潜入レポ】
こんにちは。NFTMedia編集部です。
今回、あの上野の森美術館に初めてNFTアートが展示されるという情報をキャッチしたため、取材を行おうとしたところ、なんとその記念すべき初NFTアートとは本メディアでも度々取り上げている長坂 真護氏(以下、MAGO氏)率いるMAGO MintのNFTプロジェクト第一弾、Waste St. in NYC(ウェイスト ストリート イン ニューヨーク)でした。
それであればMAGO氏のNFTアートがどのように展示されているのか、上野の森美術館に見に行こう、ということで編集部で潜入調査をしてきました!
NFTプロジェクト「MAGO Mint」とは
NFTプロジェクト「MAGO Mint」やアーティストである長坂 真護氏(以下、MAGO氏)については下記の記事にてご確認ください。
1枚のアートが数千万円。ガーナのスラム街のために絵を描く長坂真護がNFTアートを始める理由
【独占公開】300枚限定、長坂真護氏のNFTプロジェクト「MAGO Mint」第一弾、実際の写真作品を入手
300点のNFTが即日完売、価格も6倍上昇のMAGO Mint、ホルダー限定の原画販売を発表
上野の森美術館に潜入
潜入してみた感想
編集部のメンバー、初の上野の森美術館。JR上野の駅から徒歩3分と近く、道もわかりやすかったのですが、正直こんなに大きい場所だとは思っていませんでした。恐る恐る入場してみると、中にはすでに多くの人、人、人、、、。今回はMAGO氏の「個展開催」のため、当然ですが他の方の作品は一つもありません。にも関わらずこの盛り上がりを見ると、MAGO氏のアーティストとしての注目度が改めて感じられました。
展示についてはMAGO氏を代表する電子機器廃棄物を使用した作品を中心に、およそ200点の作品が展示されており、来場者それぞれが作品を楽しんでいるようでした。
あれもいい、これもいいと他にもたくさんの写真を撮影しましたが、あまり記事で公開してしまうと実際に現地で見る楽しみが薄れると思うので、写真はこのくらいにしておきます。
実は作品を見ていた何名かの方に話しかけたのですが、その中にはMAGO氏のリアルアートとNFTアートを複数所有しているコレクターや、某百貨店の個展担当の方など、特徴的な方も見にいらしており、それも私たち編集部が今後のMAGO氏のプロジェクトの盛り上がりを感じる一つの要因となっていました。
ちなみに、一部の作品については実際に現地で購入することができます。
NFTアートの展示
美術館の中を進んでいくと、一般の作品に混じってMAGO MintのNFTアート「Waste St. in NYC(ウェイスト ストリート イン ニューヨーク)」が展示されています。
NFTアートが日本を代表する美術館に展示されている、というのは感慨深いものがありますね。
展示されている10点の作品はMAGO氏自身が保有しているものとのこと。
おそらくはMAGO Mintチョコであろうものまでディスプレイされており、細部へのこだわりを感じます。このチョコ、かなり小さいのでどこに展示されているのか、ぜひ探してみてください。
展示はいつまで?
上野の森美術館の展示は2022年11月6日(日)までとなっています。
詳しくは
https://www.mago-exhibit.jp/
にてご確認ください。
NFT原画のパブリックセールについて
もともとはNFTホルダー限定の原画の購入権利でしたが、期限までにNFTホルダーが購入しなかった原画が一般販売(パブリックセール)されます。
NFTアートについては二次流通で入手出来る可能性がありますが、原画については今後手に入りにくくなる可能性が高いため、欲しい方は今がいいチャンスかもしれません。
販売価格
販売価格はコントラクト決済(暗号通貨にて支払い)の場合は0.9ETH、銀行振込にて支払いの場合は200,000円(税込)とのことです。
販売期間
2022年9月10日(土)~2022年9月30日(金)
注意事項
- 作品を選ぶことができない為、原画として販売されている作品の中からランダムに選定され、手元に届きます。
- プリントしたNFT作品ひとつひとつにMAGO氏が「新たな想いや魂を込めて、メッセージと世界を描き出す」ため、購入してから手元に作品が届くまで2ヶ月ほどかかる可能性があるとのことです。
購入方法
具体的な手順は
- 原画購入ページ(https://wastestinnyc.com/originalprint)へアクセス
- 「コントラクト決済」「銀行振込」のいずれかの支払い方法を選択
- 個人情報を入力
- 支払い
- 手元に届く
となっています。
「Waste St. in NYC」がどのようなNFTアートであるのかは、opensea(https://opensea.io/collection/wastestinnyc)から確認できますが、その中のどの原画が既に販売されているのかはわからないため、各々の作品から雰囲気を掴んで購入するか、より鮮明に手元に届くものをイメージしたいときは、上野の森美術館に行って直接アートを確認してみましょう。
MAGO Mint第二弾「SLUM STARS」
また、NFTプロジェクト「MAGO Mint」の第二弾としてMAGO氏がアーティストとしてのポテンシャルを感じた、スラム街に住む人々によって創られるピクセルアート「SLUM STARS」も発表されました。このプロジェクトではNFT売上の手数料50%を彼らに直接還元し、生活と夢の支援を行うプロジェクトです。
こちらも今後MAGO Mintの公式Twitterとdiscordにて随時情報公開されていくようです。
公式Twitter:https://twitter.com/MAGOMint
公式discord:https://discord.gg/magomint
最後に
アーティストとして上野の森美術館で個展を開催するというだけでも素晴らしいことなのですが、それに加えて上野の森美術館「初」のNFTアートの展示というリアルアートとデジタルアートのつなぎ目が滑らかになる、歴史的な展示を見ることが出来たのはNFTに関わる者として大変喜ばしいことでした。
MAGO氏のようにガーナの社会問題解決にNFTを活用するようなプロジェクトがますます増え、現実世界とバーチャル空間が溶け合い、より便利で楽しく自由な世界の実現のために今後もメディアという立場から情報を発信し続けて行こうと気持ちを新たにする機会となりました。
今後のMAGO氏のプロジェクトにも目が離せません!
MAGO Mint関連情報
上野の森美術館 長坂真護展:https://www.mago-exhibit.jp/
公式discord:https://discord.gg/magomint
公式Twitter:https://twitter.com/MAGOMint
公式Instagram:https://www.instagram.com/mago_mint
MAGO CREATION株式会社公式WEBサイト:https://www.magogallery.online
Waste St. in NYC OpenSea:https://opensea.io/collection/wastestinnyc
長坂真護氏について
長坂 真護(NAGASAKA MAGO)
MAGO CREATION株式会社 代表取締役美術家
MAGO Art & Study Institute Founder
1984年生まれ。2017年6月、ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金でこれまでに1,000個以上のガスマスクをガーナに届け、スラム街初の私立学校を設立。2019年8月アグボグブロシー5回目の訪問時には53日間滞在し、スラム街初の文化施設を設立した。この軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を製作。2021年アメリカのNEWPORT BEACH FILM FESTIVALで「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞。現在、公開へ向けて準備中。
経済・文化・環境(社会貢献)の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、抜本的な問題解決に向け、現地にリサイクル工場建設を進めるほか、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開し、スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。
TEAM PROFILE
General Diamond
NFT Producer / Artist
2018年よりブロックチェーン技術に興味を持ちクリプトを手にする。NFT制作、アートコレクションを続けながら海外プロジェクトのモデレーター、マーケティング、シークレットアルファコミュニティの立ち上げに従事。現在は長坂真護の思想から生み出される作品に強く共感しMAGOMintのプロデュース、WEB3企業のコンサルティング等を行っている。
Twitter:https://twitter.com/TainyKingdom
SORA
Community Manager
海外のITベンチャー企業の日本法人を設立し、大手企業や東京2020オリンピックのソーシャル企画・プロダクションなど様々な取り組みを実施。2021年にNFTコレクターとして業界に入り、日本で人気のバーチャルヒューマン「imma」のMODを務めた。Web3のリアルイベントも計画。 アメリカで育ち英語対応が可能なため、海外向けマーケティングやコミュニティの運営管理を中心に活躍中。
Twitter:https://twitter.com/web3queer
参照元:NFT Media