大阪での大型NFT作品展「NFT COLLECTION IN OSAKA」が閉幕。総勢200名以上のクリエイターが参加。
大阪での本格NFT作品展「NFT COLLECTION IN OSAKA」( #Nコレ大阪 )が7月9日(土)〜10日(日)、開催されました。当レポートの執筆者TAKUROMANは、NFT COLLECTION IN OSAKAにクリエイターとして出展しており、現地には。初日の9日(日)12:00から入り、終日会場にいましたので当日の様子をレポートしたいと思います。
■開催概要
イベント名:NFT COLLECTION IN OSAKA
主催:合同会社NFT COLOR(本社:兵庫県宝塚市、代表:竹田陵真氏、Twitter:@Nftcolor22 )
会場:オーガニック南船場ビル201(地下鉄心斎橋駅から徒歩4分)
メタバース展示:日本NFT美術館
期間:2022年7月9日(土)ー10日(日)
営業時間:9日は12:00ー18:00、10日は10:00-16:00
参加クリエイター:200名以上
■会場の様子
まずは会場の様子を写真でご紹介します。
■前回開催の奈良を上回る多くの来場者で賑わう会場
開始直後の12:15頃に会場に着きましたが、既に多くのクリエイターで賑わっており驚きました。他に関係者、一般の来場者の方などが訪れていました。子連れの方もちらほらいました。14時から開始の箕輪厚介氏と尾花龍一氏の講演が近づくにつれて、さらに来場者が増えていきました。
初日の目玉イベント 箕輪厚介氏と尾花龍一氏の講演
14時からは講演が開始しました。
箕輪氏はまだNFTの購入歴はあまりないそうですが、他の事例に例えて表現したりしながらNFTに対する多角的な見方や大局観を披露されました。また、作品を売っていくためのヒントについて貴重なお話をされました。尾花氏はNFTに関する最近のトレンドや人気作品の特徴といった情報について大変詳しく、勉強になるお話でした。
箕輪氏がセミナー内でお話されていた通り早速、参議院議員選挙に当選した東谷義和氏(ガーシー)の本「死なばもろとも」が出版されましたね。ビジネス書でamazon1位とか。なるほど、さすがです。詳細 https://twitter.com/minowanowa/status/1546272225006739456
■上原亜衣氏も来場
タレントの上原亜衣氏も作品を出品されており、なんと来場されていたとか。私は残念ながらお目にかかれませんでしたが、一時騒然となっていたようです。
コラボレーションコーナー
会場内にはいくつか今回のイベントにコラボレーション出展しているコーナーがありました。
展示作品
今回、全部で200点を超える作品が展示されていました。それぞれ個性的で魅力を感じる作品にあふれていましたが、いくつかピックアップして作品をご紹介します。
■東城みな氏の作品「永遠に消えない時を刻む少女」
とても美しい東城みな氏の作品。リンク先のページでは解説が書かれており、細かい設定がなされているのがわかります。「普段は右目を隠しているが、時を刻む能力を使う際は外している少女。(以下略)」物語が浮かんでくるようですね。
なお、会場では同作品をモチーフに作られた衣装も飾られていました。とっても素敵ですね。
■うつつ氏の作品
うつつ氏の迫力ある作品。周りには自身のコレクションで描かれているスカルの作品でしょうか、クリエイターとしての強いエネルギーを感じますね。ホームページも拝見しましたが、ストーリーやロードマップなど細かく設定されていて今後が楽しみに思いました。下記、うつつ氏のコレクションページのリンクとなります。
■ゆかり氏のコレクション「Zetsu-bou」
一度見ると気になって仕方ない。そんな作品です。会場内で横を通るたびに何度もチラ見してしまいました。コレクションの名前は Zetsu-bou。世の中で見過ごしがちな暗い部分にスポットライトをあてているかのような深みのある作品です。
■うねり氏の作品「Rabbelien Planet」
幻想を生きる自我の強いウサギの集団惑星「Rabbilien Planet」(ラビリアンプラネット)というコレクション。独特なウサギの形に、宇宙を連想させるファンタジックな背景が描かれています。コレクションを見ると、コントラストの強めの鮮やかな色合いも使われていて、どことなく海外のファッションブランドのようなセンスを感じる作品です。
うねり氏のコレクション「Rabbilien Planet」
■TAKUROMANの作品「街」"The City"
TAKUROMANの作品は動画作品でした。今回、会場は大阪ということで、実は大阪の写真を背景とした動画作品を作成しました。初めて音楽家の金子幸弘氏にオリジナルで作曲してもらったコラボ作品なのです。とっても素敵な曲に仕上がっていますので、ぜひご覧くださいませ。
■その他、展示作品
■Tシャツ販売も
会場内には、Tシャツ販売コーナーもありました。こちらはJAPAN NFT LABさんが手がけているTシャツのコーナー。クリエイターのイラストがプリントされていて、どれも欲しくなるものばかり。そう思って見ていたら、、、
あっ、かわいい!!
気づいたら、、その場でオンライン注文していました。時刻は17:50。会場内でぽちっとしてしまったのです!!到着が楽しみです。
ちなみにこの販売コーナーは、7月30ー31日に大阪でおこなわれるTシャツ販売イベントの告知をかねた先行予約だったそうです。詳しい情報は下記リンクをご覧ください。
交流会
付近の会場で交流会が開催されました。前回、奈良の時もそうでしたが関西の集まりらしくフランクで明るい雰囲気が特徴です。私も例外ではありませんが、ここにくると誰もが陽キャになれる気がします笑。
運営の皆様、楽しい会をありがとうございました。
■感想
今回、前回の奈良の時と比べて規模も大幅に拡大し、200名を超えるクリエイターが参加していました。また、さまざまなタイアップコーナーやメタバースでの展示など本当に盛りだくさんな内容でした。東京エリアでのNFT関連イベントは多いですが、大阪エリアではそれほど多くはないようで、その意味でも同社の手掛けるイベントは関西の一翼を担っていると言えそうです。着目したいのは「○○の認証アーティストです〜」というように、企業やプロジェクトにゆるやかに属している方も増えてきているように思います。私自身、現在参加している #3600YAKO というプロジェクトには36人のクリエイターが参加していますが、その中で私以外に3名の方が参加していました。( NauGhtEd.ethさん、東雲いづるさん、KINTOKIさん )普段はオンラインでしかやり取りのない方に会える機会であり、多くのクリエイターさんが訪れる理由と思います。来場者もクリエイターだけでなく、企業の方もちらほらと存在していました。クリエイターの持つ力に企業の力が加わると、個人ではできないパフォーマンスになりえます。そのようなマッチングの場になっていくのも面白い気がします。いずれにしても、まだ今年創業したばかりのNFT COLORさんの勢いには驚くばかりです。ぜひ今後もチャレンジを続けていってほしいと思います。
■メタバース展示も
なお、全作品は日本NFT美術館さんのメタバースでも展示されました。このようなフィジカルとメタバースの組み合わせは今後のスタンダードになっていくのでしょう。
PS. 主催者のTwitterで2日目の様子をレポートされています。
参照元:NFT Media